中華が食べたくて仕方がない人に贈る、今注目の中華料理店3選（中国・上海）

「国泰小亭（グォタイシャオティン）」は、淮海路国泰电影馆のそばにある、古き良き時代の上海のムードが漂う建物の中にあります。日々、たくさんの地元住民が訪れるこの店では、総料理長の朱建平氏をはじめ、上海の人々が子供のころに食べた、昔懐かしい思い出の料理の味を再現してくれます。

たとえば、豚の角煮の老上海红烧肉（88元）や、海老の唐揚げである老上海油爆虾（128元）は、甘辛く味付けがなされ、上海料理の伝統的な味付けを楽しむことができます。料理をひとくち頬張ると、地元住民が足しげく通う理由がわかります。

「恒悦点心（ヘンユエディエンシン）」は、高級広東料理店「恒悦軒」で人気の点心がリーズナブルに楽しめると評判の店です。広東料理らしく、油や塩が少なく、素材を生かしあっさりとした点心は、リーズナブルな価格にも関わらずボリューム満点で、食事としても満足できます。

定番の小籠包、鲜肉小笼包は32元、海老が入った小籠包の水晶虾饺皇は38元と、出費のかさむ観光客にとってはうれしい価格です。いろいろと頼んで、高級店の点心の味を満喫しましょう。

「70後飯吧・人民広場店（チーリンホウファンバー）」は、地下鉄人民广场駅の近くの新世界城内にあります。この店の特徴は、店内のインテリアから料理を提供する食器に至るまで、レトロな雰囲気を感じさせる店づくりです。店名にもあるように、70年代の中国を再現した店内や食器類は、見どころが満載です。

なお、レトロな雰囲気は店づくりだけではありません。中国の茶碗蒸し妈妈蛋蒸肉（22.8元）や塩焼きにされた太刀魚の椒盐带鱼（39.8元）など、提供される料理も70年代を彷彿さる素朴な味付けで、目でも舌でも70年代の中国を楽しむことができます。

いかがでしたか。グルメサーチ界の草分け的存在「ぐるなび」がおすすめする、現地の人気中華料理店を紹介しました。今度の上海旅行の参考にしてみてはいかがでしょうか。