Newオープンの行列スイーツから夏にぴったり塩系アイスまで、おしゃれでおいしいパリグルメ

公開日 : 2018年07月27日
最終更新 :
並んででも食べたいセドリック・グロレの宝石スイーツ
並んででも食べたいセドリック・グロレの宝石スイーツ

『arucoパリ19〜20』最新版が発売になりました! エッフェル塔の“映える”おすすめ撮影スポットや、ルーヴル美術館、オルセー美術館のとっておき鑑賞法など、定番スポットをよりおもしろく観光するための情報から、100年前の遊具でオトナも楽しめちゃうアンティークな移動遊園地博物館や、フランスの老舗陶器ブランドGIEN(ジアン)の絵付けなど、ちょっぴりディープな体験プランまで、パリをとことん楽しみ尽くす情報が満載です!
今回は『arucoパリ19〜20』のなかから、美食の都パリに行ったらぜひ食べてほしい、編集部おすすめのスイーツ&パンをご紹介します。

まるで食べる芸術!スターシェフが手がけるフルーツの彫刻

まるで食べる芸術!スターシェフが手がけるフルーツの彫刻
手前が人気シェフパティシエ、セドリック・グロレ氏

今パリで最も注目されているシェフ・パティシエといえば、有名老舗ホテル「ムーリス」の主任パティシエ、セドリック・グロレ氏。1985年生まれの33歳ながら、2017年にはレ・グラン・ターブル・デュ・モンドによる世界一のシェフパティシエ賞など、多くの賞を獲得している若きスターシェフです。彼の生み出すスイーツは、美しさと独創的なアイデアにあふれていて、「宝石のよう」とも、「芸術作品」とも称されています。そのスイーツはこれまでホテル「ムーリス」内のレストランでしか味わうことができなかったのですが、2018年3月に念願のテイクアウト店「ラ・パティスリー・デュ・ムーリス・セドリック・グロレ」がオープンしました。

本物のフルーツに見立てた、その名も「フルーツの彫刻」
本物のフルーツに見立てた、その名も「フルーツの彫刻」

高いものだとひとつ2000円を超えるものもありますが、aruco取材スタッフが訪れた際には入店するまで1時間以上の行列ができるほどの人気ぶりでした。この艶めくリンゴそのもののようなケーキは、中にリンゴとジュレやクリームなどが詰まっていて、見ても食べても感動の絶品! ケーキ類は計5種類で、内容は3週間おきに変わるので、訪れる季節によってどんな芸術作品に出合えるのか、お楽しみです。

■セドリック・グロレのInstagram
URL:https://www.instagram.com/cedricgrolet/?hl=fr

塩系も人気!いまどきアイスクリームにトライして

塩系も人気!いまどきアイスクリームにトライして
チーズや生ハムにも合うマスタードアイス!

夏のスイーツといえば外せないのがアイスクリーム。パリにももちろんアイスクリーム屋さんはたくさんありますが、一番有名なお店といえばサン・ルイ島の「ベルティヨン」。1954年創業の老舗で、世界中から観光客が訪れる人気店です。昔ながらのフレーバーも人気ですが、最近はヘルシーブームの影響か、100%植物性のヴィーガンアイスも登場しています。
もう一軒おすすめは塩系フレーバーが注目の「イル・ジェラート・デル・マルケーゼ」。イタリア人オーナーのお店で、添加物を一切使用していないナチュラルなジェラートが人気ですが、ここではチーズやマスタードなど、ちょっと変わった塩系フレーバーが充実していています。ジェラートを前菜に合わせるおしゃれなパリジェンヌも増えているとか。優雅なサロン・ド・テを併設しているので、散策の休憩に立ち寄ってみて。

イル・ジェラート・デル・マルケーゼのおしゃれな外観
イル・ジェラート・デル・マルケーゼのおしゃれな外観

■ベルティヨン Berthillon
URL:http://www.berthillon.fr

■イル・ジェラート・デル・マルケーゼ Il Gerato del Marchese
URL:http://www.ilgelatodelmarchese.com

元パティシエが生み出す絶品パン

元パティシエが生み出す絶品パン
左下の真っ黒なパンがロール・セサミ。右上がショソン・オ・ポム

パリではパン屋巡りが楽しみのひとつ、という人も多いはず。鮮度が命のパンは、現地で食べてこそのごちそうです。おいしいパン屋さんは星の数ほどあるのですが、ぜひ一度訪れてほしいのが「ユトピー」。フランスの人気テレビ番組で、2016年にフランス最高のパン屋さんに選ばれたブーランジュリーで、朝7時のオープンから行列ができる人気店です。
arucoパリ19〜20』では、このお店のバゲットとショソン・オ・ポム(リンゴのコンポートを包んだパイ生地パン)を紹介していますが、種類豊富なパンはどれもおいしくて、滞在中何度も通ってしまいました。なかでも変わり種として個人的にハマったのが、真っ黒な「ロール・セサミ」。ゴマがたっぷり練りこまれた生地の、ロールされた内側にもゴマクリームが塗られていて、これでもかというゴマ感なのですが、くどすぎない絶妙なバランス。こんなにゴマが主役としておいしさを放っているパンは初めてでした。

真ん中の青いケーキがブルーベリーのケーキ
真ん中の青いケーキがブルーベリーのケーキ

パンはもちろんですが、「ユトピー」は元パティシエのふたりが手がけるお店だけにケーキ類も充実しています。インスタなどで話題なのが、宇宙空間を思わせる深い青が特徴的なブルーベリーのケーキ。青いドームの中には、ほどよい酸味のブルーベリームースが詰まっています。ロール・セサミとブルーベリーのケーキについては、arucoシリーズから新登場した旅先選び情報誌『aruco magazine』で紹介していますので、あわせてチェックしてみてください。

■ユトピー Utopie
URL:http://passiondupain.com

おしゃれなカフェや雑貨ショップなど最旬のパリ情報が満載
おしゃれなカフェや雑貨ショップなど最旬のパリ情報が満載

arucoパリ19〜20』では、このほかマカロンの人気店「ラデュレ」の魅力を大解剖したり、おみやげにぴったりなスーパーで買える国民的スイーツ「ボンヌ・ママン」の日本未上陸菓子を実食調査したり、パンについては前年度版よりページを増やして、おすすめ店をたくさん紹介しています。新しいお店も続々登場し、一度の旅では食べたいものが食べきれない美食の都パリ。ぜひ何度でも訪れて、お気に入りの味を見つけてみてくださいね。

aruco編集部 上田暁世

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