海外旅行・観光情報の「地球の歩き方」TOP >ニュース&レポート >グルメ >ヨーロッパ >イギリス >ロンドン >イギリス・ロンドン滞在中に一度は行きたいパブ!おすすめはこんな店(厳選5店)

イギリス・ロンドン滞在中に一度は行きたいパブ!おすすめはこんな店(厳選5店)

2018年06月20日

花や植物に覆われたユニークな外観「ザ・チャーチル・アームズ」

イギリス・ロンドンのことが知りたいなら、パブへ行こう! ロンドン観光中には、カフェやレストランだけでなく、ぜひパブにも立ち寄ってみてください。パブと言うと、飲み屋のイメージが優先していて、「お酒は飲まないから……」と敬遠しているとしたらもったいないです。ロンドンのパブでは、ソフトドリンクやコーヒー、紅茶も頼めますし、何よりここにはロンドンの生活文化が凝縮されているのです。今回は、パブ初心者にもおすすめできるロンドン屈指のパブを5店紹介します。

ザ・チャーチル・アームズ(The Churchill Arms)

その名の通り、看板にも故チャーチル首相が

最初に紹介するのは、ノッティング・ヒルとケンジントンの中間にある「ザ・チャーチル・アームズ(The Churchill Arms)」。イギリスのパブは、ハンギング・バスケットをはじめ、各種プランターで花を飾る店が多いなか、ここは特にその量が凄いことでも有名です。来店するのは、できれば花盛りのピークとなる夏が壮観でおすすめですが、ほかの季節でも充分フォトジェニックなお店です。

12月はクリスマス・ツリーの森のよう?

例年、12月になると花枯れの季節でもあるためか、替わりにたくさんのクリスマス・ツリーがパブを覆い尽くします。これはこれで見ものです。ツリーの数は、その年によって多少違うようですが、上の画像は75本のツリーが飾られていた時のもの。ちょっと遠くから見ると森みたいでした。

ロイヤル・ウェディングがあった頃は、こんな旗で祝賀ムード満点

店内は、屋号に冠した故チャーチル首相やその時代の文化人、また世界大戦で活躍した軍用機の絵や写真などでいっぱい。とは言え、堅苦しい雰囲気ではなく、カジュアルでアットホームな感じです。また、タイ料理がおいしいと評判で、飲み物だけでなくランチやディナーに利用するのもおすすめです。

■ザ・チャーチル・アームズ(The Churchill Arms)
・住所:119 Kensington Church St, Kensington, London W8 7LN U.K.
・営業時間:月~水11:00~23:00、木~土11:00~24:00、日12:00~22:30
・休業日:無休
・URL:http://www.churchillarmskensington.co.uk/

ザ・シャーロック・ホームズ(The Sherlock Holmes)

往年の名探偵ファンなら飲むべし!?「シャーロック」ビール

チャーチル首相が実在したイギリスの英雄的人物である一方、架空の人物の名を冠したパブもあります。その名は「ザ・シャーロック・ホームズ(The Sherlock Holmes)」です。

窓にはホームズやワトソン、そして著者コナン・ドイルの肖像

実はこのパブ、昔は「ザ・ノーザンバランド・アームズ(The Northumberland Arms)」という屋号でした。

しかし、1951年に開催された「フェスティバル・オブ・ブリテン」というイギリス国内の博覧会の一環として、シャーロック・ホームズの部屋を再現したら大好評! あまりにも人気だったので、世界ツアーも敢行されたほどです。その後、英国に戻ってきたそれらの展示品を、このパブを所有する会社が丸ごと買い取ったというわけです。

店内にはホームズやワトソンの部屋を再現(?)したコーナーも

そのような経緯で、店名が「ザ・シャーロック・ホームズ」へと改められたのです。2階には、ホームズやワトソンの部屋をイメージした一角があります。まさにファンの垂涎の的に!?

彼らが活躍したとされるベイカー・ストリートにはホームズ博物館がありますが、あちらは有料。こちらは、タダでちょっぴり雰囲気を味わうのにちょうどいいパブです。

1階にあるカウンターで飲み物を買ったり、食事の注文を

「ホームズ」や「ワトソン」という銘柄のビールもありますので、お酒を飲める方ならぜひトライしてみましょう。イギリス主流のエール・タイプのビールです。

ところで、イギリスのパブは、基本、セルフサービス。ことさら飲み物に関しては特にそうです。そのため、空いてるテーブルに着席しているだけでは、いつまで経ってもお店の人が注文を取りに来ないという事態になりかねません

飲み物だけならカウンターで買って、自分で席まで持って行ったり、そのままカウンターで飲んだりしましょう。食事は、カウンターで支払いを済ませてから自分の席に座り、料理が運ばれてくるのを待ちましょう。

■ザ・シャーロック・ホームズ(The Sherlock Holmes)
・住所:10 Northumberland St, London WC2N 5DB U.K.
・営業時間:日~木10:00~23:00、金・土10:00~24:00
・休業日:無休
・URL:https://www.greeneking-pubs.co.uk/pubs/greater-london/sherlock-holmes/

窓に描かれたホームズ達の肖像画もステキです

ジ・オールド・バンク・オブ・イングランド(The Old Bank of England)

ストレートな店名「ジ・オールド・バンク・オヴ・イングランド」

次に紹介するのは、元イングランド銀行の支店だった建物を改装したパブ。今もその由来が明瞭な「ジ・オールド・バンク・オブ・イングランド(The Old Bank of England)」というパブです。

壮麗な店内は、さすが元イングランド銀行の支店という趣

「ジ・オールド・バンク・オブ・イングランド」は、そんな出自だけでなく、もっとダークな伝説がある場所です。実は、このパブは、ジョニー・デップ主演の映画『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』で、伝説上の猟奇殺人鬼が暗躍していたとされる場所なのです。

2階席から階下のカウンター付近を見下ろした光景

スウィーニーの理髪店と愛人ミセス・ラヴェットのパイ屋は、このパブの両隣りにあったことになっています。このパブの地下の下水管に殺害した死体を保管し、その人肉をパイの具にしてラヴェット夫人が売っていたという、あくまでも伝説、噂です。とは言いつつも、怖い話です。

イギリス的ブラックジョーク?!当店おすすめのパイ料理です(笑)

そんなダークな語り伝えもあるパブですから、自慢料理もお肉のパイ。でも、中のお肉は当然のことながら普通のビーフやチキンなどですから、安心してください。

■ジ・オールド・バンク・オブ・イングランド(The Old Bank of England)
・住所:194 Fleet Street, London EC4A 2LT U.K.
・営業時間:月~金11:00~23:00、土12:00~21:00
・休業日:日曜
・URL:http://www.oldbankofengland.co.uk/

ビールとエール(ビールの一種)煮込みが具のパイ、美味♪

ザ・ナイツ・テンプラー(The Knights Templar)

「ザ・ナイツ・テンプラー(テンプル騎士団)」の入口

実はロンドンには、前述したイングランド銀行だった所以外にも、元は銀行だった建物がパブになっている所がいくつかあるのです。こちらは、店名こそ「ザ・ナイツ・テンプラー(テンプル騎士団)(The Knights Templar)」と変更されていますが、正面玄関に刻印されているのは、「ザ・ユニオン・バンク・オブ・ロンドン」という銀行名です。

小ぶりな銀行だった頃が偲ばれる店内

「ザ・ナイツ・テンプラー(テンプル騎士団)」を経営するのは、庶民派パブ・チェーンのウェザースプーン社。だから素敵な見た目に反して、とても良心的な値段で飲んだり食べたりできるのでおすすめです。

コーヒーはイタリアの人気ブランド「ラヴァッツァ」を使用

「ザ・ナイツ・テンプラー(テンプル騎士団)」では、コーヒー1杯から注文可能です。コーヒーも種類によって料金が多少違うものの、2ポンドちょっとで飲むことができます。コーヒー1杯でも気兼ねなく長居できるカジュアルさが、このパブの魅力です。

■ザ・ナイツ・テンプラー(The Knights Templar)
・住所:95 Chancery Ln, London WC2A 1DT U.K.
・営業時間:日~木7:00~24:00、金・土7:00~翌1:00
・休業日:日曜
・URL:https://www.jdwetherspoon.com/pubs/all-pubs/england/london/the-knights-templar-near-fleet-street

典型的な英国パブのカウンター

ザ・ブラックフライア-(The Blackfriar)

あちこちに黒装束の僧侶、その理由は?

ロンドンには、まだまだたくさんユニークなパブがあります。それら全部を案内できないのが残念なのですが、今回最後に紹介するのは、「ザ・ブラックフライア-(The Blackfriar)」です。黒衣の僧侶なんて、奇妙な店名ではありませんか。

ブラックフライアーズ駅から徒歩10秒、不思議な形の建物です

「ザ・ブラックフライア-」という店名の由来は、13世紀、この場所にドミニコ修道会の僧院があったからです。彼らは黒い僧衣をまとっていたため、ブラックフライアー(黒衣の僧侶)と呼ばれていたそうです。このような歴史がある場所ですから、この一帯はブラックフライアーの名前で埋め尽くされています。最寄りの地下鉄駅の名前もブラックフライアーズ駅、そこからテムズ川に架かる橋の名前もブラックフライアーズ・ブリッジ。

ステンドグラスにも黒装束のお坊さん

約100年前にできたこのパブも、その由緒ある名前を冠したばかりか、店内の至る所に黒衣の僧侶のモチーフがいくつもあしらわれています。

間口は狭そうだけど中はけっこう奥行きのある店内

夕方から夜にかけて混みあう日が多いのですが、午後は静かに食事ができます。ウォータールーやサウスバンクからも遠くありませんので、散歩がてらの1杯、またはランチにちょうどよい感じのパブです。

■ザ・ブラックフライア-(The Blackfriar)
・住所:174 Queen Victoria St, London EC4V 4EG U.K.
・営業時間:月~土10:00~23:00、日12:00~22:00/フード12:00~21:00
・休業日:無休
・URL:https://www.nicholsonspubs.co.uk/restaurants/london/theblackfriarblackfriarslondon

チーズバーガーはチップス(ポテト)とコールスロー付き

いかがでしたか。パブ初心者にもおすすめできるロンドン屈指のパブを5店紹介しました。今度のロンドン旅行の際は、ぜひ立ち寄ってみてください。

お気に入り

※この記事が気に入った方はクリック

このニュースに関連する他のニュース

アメリカの現地ツアー

おすすめの記事