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琵琶湖の冬の風物詩「ヒウオ」の漁獲が好調!湖魚を味わえるシーズンの到来

2021年01月17日

光が反射してキラキラ光るヒウオ

琵琶湖の冬の味覚として愛されている「ヒウオ(氷魚)」や「ホンモロコ」の漁が最盛期を迎えています。2020年12月7日から始まったヒウオ漁では1週間で2トン余りが漁獲され、好調な滑り出しとなりました。ホンモロコは一年を通して漁がおこなわれていますが、産卵前の子持ちホンモロコは冬しか食べることができません。琵琶湖の冬の風物詩と琵琶湖特有の漁法を紹介します。

ヒウオ

生のヒウオ

生の状態で体が透けて氷のように見えることから漢字で「氷魚」と表記されるヒウオ。その正体はアユの稚魚。琵琶湖には昔から多くのアユが生息しており、古くからヒウオも漁獲されてきました。体調は4cmほどで、ほんのりさわやかなアユの風味と心地よい苦みが口の中で広がります。
たっぷりのお湯で湯がいて釜揚げにしたものはヒウオ料理の定番。しょうゆや砂糖で佃煮にする調理方法や、ハーブを効かせたオリーブオイルでアヒージョにして食べるなど、さまざまな調理法で食べられています。

ヒウオの釜揚げ

ホンモロコ

琵琶湖固有のホンモロコ

ホンモロコは体長10cmほどで鯉の仲間。臭みは一切なく、琵琶湖にいるさまざまな魚の中でも特においしいといわれる魚です。一年を通して漁獲されますが、12月から3月にかけて産卵前の子持ちのホンモロコは特に人気で、冬の琵琶湖を代表する味覚のひとつです。
ホンモロコの調理方法はシンプルな素焼きがおすすめ。網に頭から刺すと、ホンモロコの身から出た脂で頭がカリッと香ばしく焼きあがります。

ホンモロコは素焼きがおすすめ

ニゴロブナ

滋賀県の郷土料理「鮒ずし」

滋賀県の郷土料理として有名な鮒ずしの材料となるニゴロブナ。
鮒ずしは、ニゴロブナを乳酸発酵させたもので、特に子持ちのメスから作られる鮒ずしは、卵の部分がチーズのような風味と食感になりファンも多いのだそう。

琵琶湖周辺では、新鮮なニゴロブナを刺身で食べることもできます。琵琶湖の沖合で育ったニゴロブナは淡水魚特有の臭みがなく、うまみが凝縮されています。

ニゴロブナの刺身

琵琶湖の漁法2選

琵琶湖のエリ

●エリ漁

琵琶湖漁業特有の定置網「エリ」を使用した漁法。湖岸から沖合に向けて矢印型に網を張り、“障害物があると沖合へ泳ぐ”という魚の習性を利用し、湖岸に寄ってきた魚を「ツボ」と呼ばれる矢印型の先端部分に誘導して魚をとらえます。ヒウオ漁でも使用され、アユを中心にフナやホンモロコ、ビワマスなどを漁獲します。

●沖びき網漁

沖びき網漁は漁船を使って行う底引き網漁の一種です。魚の移動に合わせて船を移動させるため、エリ漁のように“待ち”の姿勢が多い琵琶湖漁業では珍しく、魚を積極的にとりに行く“攻め”の漁法です。

沖びき網漁の様子

海や川で捕れる魚とは異なる琵琶湖の湖魚。ぜひ一度食べてみてはいかがでしょうか。

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