日本最大級のおでんの祭典「静岡おでん祭2019」開催(静岡県静岡市)

公開日 : 2019年02月11日
最終更新 :
ゆげがたち昇るあたたかいおでん
ゆげがたち昇るあたたかいおでん

静岡県静岡市で開催される「静岡おでん祭2019」を紹介します。一年のうちで一番冷え込むこの時期に食べたくなるあたたかくておいしい食べ物といえば、おでん。「静岡おでん祭2019」は、静岡おでんを中心に、全国各地のおでんが食べられる食のイベントです。真っ黒なだし汁に浸った具材にダシ粉をかけて食べるのが特長的な静岡おでんを食べに、「静岡おでん祭2019」へ出かけてみてはいかがでしょうか。

「静岡おでん祭2019」とは!?

「静岡おでん祭2019」とは!?
会場の様子

日本最大級のおでんの祭典「静岡おでん祭2019」が、2019年3月8日(金)から3月10日(日)の3日間、静岡県静岡市役所前の青葉シンボルロードにて開催されます。「静岡おでん祭2019」は、ご当地おでんをきっかけに、地域の食文化に関心を抱いて欲しいという目的で始まった食のイベントです。

現在では、全国のおでん処から数多くの出店があり、約200,000人(2018年実績)が来場するまでに成長した日本最大級のおでんの祭典です。「静岡おでん祭2019」の期間中は、静岡おでんをはじめ、全国10地域からご当地おでんが登場します。合計30以上の屋台が、JR静岡駅から徒歩約10分の場所に軒を連ねます。

「おでんのまち」静岡市の名店が一堂に出店

「おでんのまち」静岡市の名店が一堂に出店
ダシ粉をかけて食べる静岡おでん

真っ黒なだし汁に、黒はんぺんが入り、ダシ粉をかけて食べる静岡おでん。そのルーツは、大正時代にまでさかのぼり、当時廃棄処分されていた牛すじや豚モツを煮込み料理の材料としたことにはじまるといわれています。

また、由比や焼津などの日本有数の漁港が近くにあり、練り製品の産地でもあることから、黒はんぺんなどの練り製品がおでんの具に使われるようになり、日本随一の「おでんのまち」が育まれました。その「おでんのまち」静岡市に、30以上ものおでん店が一堂に会します。

ご当地おでん一覧(10地域から30以上の屋台が出店)

ご当地おでん一覧(10地域から30以上の屋台が出店)
ねぎが絶妙なアクセントの「飯田 ねぎだおれおでん」

●静岡おでん(静岡市)
黒いだし汁に、黒はんぺんと牛すじ。すべての具材が串に刺さっているのも特長です。味の決め手は青のりとダシ粉。桜えび巾着、餃子、生わかめなど各店オリジナルもあります。

●青森生姜味噌おでん(青森県)
冬の厳しい寒さで冷える体をあたためるため、味噌に生姜をすりおろして入れたおでん。

●陸前高田 漁師のおでん(岩手県)
陸前高田の漁師オリジナルのホタテ巾着が看板メニューです。三陸海岸の海の幸がつまったおでん。

●石巻 絆おでん(宮城県)
牛タンつくね、石巻発祥のぼたん焼ちくわ、サメ肉入りフカフカ団子など、地元の味が楽しめるおでん。

●東京・北区おでん(東京都)
東京下町のソウルフードちくわぶや地元業者の手作り練り物が入った下町の味が楽しめるおでん。

●飯田ねぎだれおでん(長野県)
昔から熱々おでんに醤油ベースのねぎだれをたっぷりかけるのが飯田のおでん。

●豊橋おでん(愛知県)
創業190年以上の老舗ヤマサちくわがつくる個性派おでん。

●若狭おばま鯖おでん(福井県)
ダシは鯖しょうゆを使い、鯖きんちゃくと2品以上の地元食材を入れたおでん。

●舞鶴おでん(京都府)
具材の練り物や大根などすべて舞鶴産です。じゃこ(煮干)ダシが味の決め手。

●姫路おでん(兵庫県)
しょうが醤油をたっぷりとつけて食べるおでん。

ご当地おでんとともに味わう地酒と会話

ご当地おでんとともに味わう地酒と会話
牛タンつくねが人気の「石巻 絆おでん」

「静岡おでん祭2019」では、しょうが醤油が特長の「姫路おでん」、鯖きんちゃくが入った「若狭おばま鯖おでん」、牛タンつくねが味わえる「石巻 絆おでん」など、ご当地の魅力がつまった個性的なおでんが一挙に味わえます。あわせて、おでん出店の各地域の地酒も堪能できます。また、個性あふれるおでんを一挙に楽しむのはもちろんのこと、カウンターに座って、お店の人や隣に座った見知らぬ人とも会話も楽しめます。

いかがでしたか。静岡県静岡市で開催される「静岡おでん祭2019」を紹介しました。黒いだし汁とダシ粉が特長的な静岡おでんを食べに、「静岡おでん祭2019」へ出かけてみてはいかがでしょうか。

筆者

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