「コロナ後の旅行計画に役立てよう!ディープなオーストラリア旅知識を楽しく学ぶ -プロに聞こう!食材の宝庫オーストラリア、魅惑のグルメ事情に迫る編-」第14回 地球の歩き方大学 開催レポート

公開日 : 2021年12月18日
最終更新 :
オープニング画面
オープニング画面

2021年12月1日(水曜日)20時~、オーストラリア政府観光局と地球の歩き方大学との共同企画『コロナ後の旅行計画に役立てよう!ディープなオーストラリア旅知識を楽しく学ぶ -プロに聞こう!食材の宝庫オーストラリア、魅惑のグルメ事情に迫る編-』を開催いたしました。ご覧いただけなかった方、また再度雰囲気を想い出したい!という方、当日のアーカイブをぜひご覧ください(記事最後にリンクをご案内)。ここでは、当日の内容の一部をご紹介いたします。

全3回シリーズ「コロナ後の旅行計画に役立てよう!〜ディープなオーストラリア旅知識を楽しく学ぶ」の第2回目

全3回シリーズ「コロナ後の旅行計画に役立てよう!〜ディープなオーストラリア旅知識を楽しく学ぶ」の第2回目
右上 デレックさん、左下 敦子さん、右下 ジョンさん、左上 伊藤さん 宮田編集長

オーストラリア政府観光局と地球の歩き方大学との共同企画で開催する全3回シリーズ「コロナ後の旅行計画に役立てよう!〜ディープなオーストラリア旅知識を楽しく学ぶ」、先月に続き今回はその第2回目。
案内人には、オーストラリア政府観光局からデレック ベインズさん、ニューサウスウェールズ州ハンターバレーで日本人女性初めてのワイナリー「スモールフォレスト」を運営しているラドクリフ敦子さん、さらに、メルボルンで食や観光の人気現地ツアー「Mr.ジョンツアー」を運営している、ジョン・R・ミラニーズさんをお招きし、地球の歩き方オーストラリア編担当編集者の伊藤伸平さん、地球の歩き方編集長 宮田崇の5名でオーストラリアのワイン、ワイナリー見学、モダンオーストラリア料理、カフェ、そして好きなオーストラリア料理までトークセッションで語り合いました。

クリスマス飾りに包まれたオーストラリアの最新情報

クリスマス飾りに包まれたオーストラリアの最新情報
デレックさん撮影のシドニーの様子

今回も1時限目はデレックさんからオーストラリアのホットな最新情報をご案内。
本日デレックさんはシドニーからの参加。シンガポールの観光客受け入れも再開し、徐々に活気が高まっていることやクリスマスに向けて、街も華やかになってきている、などご自身が市内で撮影されたホヤホヤの画像とともに伝えていただきました。

オーストラリアの広大な自然環境でのワイン作りを学ぶ

オーストラリアの広大な自然環境でのワイン作りを学ぶ
ラベルは敦子さんの実家の家紋(藤の花)をデザイン

2時限目からは現地とつないでのトークセッション。まずはスモールフォレストのラドクリフ敦子さん(以下、敦子さん)がご登場。
アッパーハンターバレーで2013年にワイナリーを立ち上げられた敦子さん。
広大なオーストラリアでは地形や土壌、気候の違いによってブドウ品種のさまざまあり、さらにワインメーカーによって異なるワイン作りの哲学から、さまざまなワインを楽しむことができるオーストラリアワインの魅力、を動画や画像や見ながら、ご紹介をいただきました。
豊かな自然を肌で感じながらワイン作りにかける敦子さんの情熱が伝わった時間です。

スクリューキャップにより、コルクによる不良品発生が大幅に低下
スクリューキャップにより、コルクによる不良品発生が大幅に低下

ワインのスクリューキャップ、実はオーストラリアで最初に取り入れられたとのこと。これにより、コルクによる不良品の発生を低くすることができ、ワインメーカーも自信をもってワインを届けることが可能になり、今や全世界で活用されている、とのご説明。また、セラードア(ワイナリー併設の試飲や販売施設)巡りの楽しさや試飲を楽しむ際のヒントなども披露いただきました。

デレックさんからはオーストラリアの土壌や自然はワイン作りに適しているので、ぜひ現地で楽しんでほしい、とのコメントもいただきました。
■スモールフォレスト
・URL:https://smallforest.com.au/

メルボルン近郊のワイナリー、食、カフェ文化を学ぶ

メルボルン近郊のワイナリー、食、カフェ文化を学ぶ
ドメイン・シャンドンでの様子

続いてメルボルンからMr.ジョンツアーのジョンさんがご登場。
ガイド歴27年のジョンさんのツアーではヤラバレーのなかで評判の良いワイナリーを巡り、試飲や食事を楽しむツアーがとても人気。ドメイン・シャンドンのワイナリーではきれいな景色を見ながら試飲プラス屋外での食事も楽しめ、どの画像にもお客様も笑顔が溢れています。オリーブや生ハム、チーズなどのワインに合う盛り合わせ料理も提供されたり、チョコレート工場なども訪れるグルメツアーを皆さん楽しんでいらっしゃいます。
ジョンさんがツアー参加者におすすめしているメルボルン市内のレストランが紹介され、伊藤さんからはこの地域での宿泊施設や早朝に熱気球に乗り、大空からブドウ畑を眺めるなどのアクティビティ体験をお話しいただきました。

ジョンさんおススメのイタリア料理店も紹介
ジョンさんおススメのイタリア料理店も紹介

メルボルンはカフェ文化が評判の街。市内に数多くあるカフェの中でもジョンさんがおすすめのカフェ、そこでの楽しみ方、そしてジョンさんお気に入りのコーヒーについてもご紹介をいただきました。

■Mr.ジョンツアー
・URL:https://www.mrjohntours.com/

オーストラリアでぜひ食べて欲しい料理とは!

オーストラリアでぜひ食べて欲しい料理とは!
ベジマイト・トースト

ここから、デレックさんを皮切りにそれぞれの好きな料理を披露。デレックさんのベジマイトトーストに視聴者のチャットも大きく反応。伊藤さん曰く、オーストラリア好きの中でも踏み絵的食べ物では?(笑)。ジョンさんはご飯やマッシュルームなどいろんなものに付けて食べていることや敦子さんからは美味しいベジマイトトーストの作り方などもご紹介いただき、一同納得。
ジョンさんはオージービーフの豪快なTボーンステーキ、そしてお肉とシーフードが一緒にお皿に乗る、オーストラリアらしいサーフ&ターフなどをレコメンド。
敦子さんは一年中食べられるオイスターの美味しさ、多民族国家なので各国料理が楽しめることやご自身で作られている料理などをご紹介。
さらに伊藤さんにラム肉、シーフードの盛り合わせ、ジョンさんには今朝シーフードマーケットで食べてきたオイスターとエビの画像もシェアいただき、デレックさんからは新鮮な食材を美しい海や広大な大地でぜひ味わってほしい、とのコメントをいただきました。

オージービーフのステーキ
オージービーフのステーキ

第3時限の質疑応答コーナーでは「最も大きなオーストラリアのワイン産地はどこ?」、「オーストラリアワインに合う日本の食材は?」、「今年のワインのコンディションは?」などの質問も寄せられ、案内人の方々に詳しく回答をしていただきました。

最後にオーストラリア政府観光局からのプレゼント、そして最終回の案内も発表され、今回も立体音響を使用したオーストラリアの美しい風景動画「8Dエスケープ」の映像をご覧いただき、閉講しました。

終了後のアンケートにも多くのご回答をいただきましたので、2つほど紹介します。
・ワインに食べ物で、とても楽しく明るいオーストラリアを感じられました。
・オーストラリアの広大な土地と豊かな自然が生み出す美味しいものが沢山知れて、是非現地で堪能したいと思いました。
など多くの方々から今回も温かいメッセージをいただきました。

ご視聴いただいた皆さま、オーストラリア政府観光局の皆さま、スモールフォレストの敦子さん、Mr.ジョンツアーのジョンさん、ありがとうございました。

■当日のアーカイブはこちらからご覧いただけます。
URL:https://youtu.be/IZ4gSmic4zc

最終回の第3回は「オーストラリアの先住民文化や物語を学んで旅をする」をテーマに2022年2月9日(水)開催決定

最終回の第3回は「オーストラリアの先住民文化や物語を学んで旅をする」をテーマに2022年2月9日(水)開催決定
第3回もぜひご参加ください

オーストラリア政府観光局x地球の歩き方大学の全3回シリーズもいよいよ最終回へ。
第3回を2022年2月9日(水)に開催いたします。次回は「オーストラリアの先住民文化や物語を学んで旅をする」と題し、現地からの案内人にもご登壇いただいてお送りいたします。ぜひご参加ください。
開催日程など詳細はこちら。
・URL:http://pu.arukikata.co.jp/australia2021/

これからも地球の歩き方大学ではまだ見ぬ未知の旅先や再び訪れたい旅先の旬な情報を今後もより多くの旅を愛する人々にお届けしてまいります。

■オーストラリアの最新情報
2021年12月15日より、新型コロナワクチン接種完了者を対象に観光目的のオーストラリアへの渡航が再開いたします。詳細はオーストラリア政府観光局やオーストラリア大使館のウェブサイトをご確認ください。
・URL: http://www.australia.jp/
・URL: https://japan.embassy.gov.au/tkyojapanese/pr2021_tk21.html
・URL: https://japan.embassy.gov.au/tkyojapanese/visa_main.html

■地球の歩き方大学の開催情報はこちら。
・URL:https://arukikatadaigaku.peatix.com/ 
※当記事は、2021年12月18日現在のものです。

〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
2021年12月18日現在、国によってはいまだ観光目的の海外渡航は難しい状況です。『地球の歩き方 ニュース&レポート』では、近い将来に旅したい場所として世界の観光記事を発信しています。渡航についての最新情報は下記などを参考に必ず各自でご確認ください。
◎外務省海外安全ホームページ
・URL: https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
◎厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
・URL:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

旅したい場所の情報を入手して準備をととのえ、新型コロナウイルス収束後はぜひお出かけください。安心して旅に出られる日が一日も早く来ることを心より願っています。

筆者

地球の歩き方書籍編集部

1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』の書籍編集チームです。ガイドブック制作の過程で得た旅の最新情報・お役立ち情報をお届けします。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。