日本の大人気漫画原作が韓国で映画化!映画『リトル・フォレスト 春夏秋冬』(2019年初夏)

公開日 : 2018年09月18日
最終更新 :
『リトル・フォレスト 春夏秋冬』
『リトル・フォレスト 春夏秋冬』

大自然に囲まれた小さな集落で暮らす一人の女性の姿を描いた“読んで美味しい”と話題の大人気漫画・五十嵐大介の「リトル・フォレスト」がついに海を越え韓国で映画化!この度、『リトル・フォレスト 春夏秋冬』 (配給:クロックワークス)という邦題で、2019年初夏、シネマート新宿ほか、全国ロードショーとなります。

本作は、恋愛、就職と何一つ思い通りにいかない主人公ヘウォン(キム・テリ)が、何もかもを後にして故郷に帰り、幼馴染のジェハ(リュ・ジュンヨル)、ウンスク(チン・ギジュ)と共に、春夏秋冬・特別な四季を送り、新たな自分の生き方を探していくストーリー。厳しい現実に疲れ、イライラする都会の生活をしばらく離れて故郷に戻り、幼馴染と再会し、四季の美しい風景の中で旬の食材を使って料理を作り、農業をするなど丁寧な暮らしを心から楽しむ主人公の姿は、同じく日常に疲れているであろう観客たちにとって活力と癒しを与えてくれる。

主演は、パク・チャヌク監督『お嬢さん』のオーディションで1500分の1の競争率を勝ち抜き、センセーションを巻き起こしたキム・テリ。本作では、都会の生活に疲れ、故郷に戻るヒロインを瑞々しく演じており、 『お嬢さん』や、現在絶賛公開中の『1987、ある闘いの真実』では見られなかった20代の明るく初々しい姿を捉えている。また共演には日本でも大ヒット公開中『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』他、韓国映画界に欠かせない若手俳優No.1のリュ・ジュンヨル。そして、そんな韓国映画の注目若手俳優を指揮するのは『グローリーデイ』、『提報者〜ES細胞捏造事件〜』など、社会の中心からはみ出された人間の弱さも抱擁するような演出で話題のイム・スルレ監督がメガフォンを取り、田舎で過ごす特別な四季を優しく映し出し、心を和ませる感動で包み込みます。

“冬”雪に包まれた故郷に帰ってきた主人公ヘウォンの姿とともに「帰ってきた、故郷に」という台詞から始まる。“春”には新緑の野菜とチーズにエディブルフラワー(食用花)を添えた爽やかなパスタを食べ、“夏”は水撒きをしながら犬を追いかけ、“秋”は夜長と共に友人とお酒を楽しむという、都会の忙しい暮らしから抜け出してきたヘウォンが、悩みながらも田舎ならではの四季を生き生きと暮らす姿が映し出される。

また併せて解禁されたビジュアルでは、ヘウォン、幼馴染のジェハとウンスクが韓国の田舎の家屋で優しい光に包まれながら縁側に座っている姿が。「あなたはどんな季節を生きていますか?」のキャッチが添えれられている。また、新鮮な野草の天ぷらや、卵のサンドウィッチ、ハーブティーなど本作に登場する季節に合わせたロハスな料理と共に、へウォンが食事を楽しむ姿を収めている。

ちょっと休んでも、少し違っても、不器用でも大丈夫――。四季折々の風景美と旬の料理と共に綴る、ストレス社会に疲れたすべての人へ送るヒーリングムービーを是非ご期待くださいませ。

■『リトル・フォレスト 春夏秋冬』 
■監督:イム・スルレ
■出演:キム・テリ(『お嬢さん』『1987、ある闘いの真実』)、リュ・ジュンヨル(『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』)、 チン・ギジュ(「麗<レイ> ~花萌ゆる8人の皇子たち~」)
■ 原作:五十嵐大介「リトル・フォレスト」(講談社「アフタヌーン」所載)
2018年/韓国/103分/カラー/5.1ch/原題:리틀 포레스트 / 配給:クロックワークス
【公式HP】 klockworx-asia.com/little-forest/

© 2018 Daisuke Igarashi /Kodansha All Rights Reserved.

筆者

地球の歩き方ウェブ運営チーム

1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』のメディアサイト『地球の歩き方web』を運営しているチームです。世界約50の国と地域、160人以上の国内外の都市のスペシャリスト・特派員が発信する旅の最新情報をお届けします。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。