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欧州を代表する刃物の町「ティエール」でフランスの職人魂を体感!

2015年11月02日

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ティエールの町並み

ヨーロッパの刃物というとドイツ「ヘンケルス」社を連想する人が多いと思います。同社があるゾーリンゲンも刃物の産地として有名ですが、その双璧と言っていい町が仏中部にあるティエールです。同地はミネラルウォーターで有名な保養地ヴィシーの南に位置しています。ヴィシー駅前から出ているバスに乗り込み、45分ほど揺られたら到着です。ティエールには鉄道駅もありますが、アクセスはほぼバスです。

ティエールと刃物産業

ティエール駅前
ティエールは山間を流れる川の水力と、周囲の豊富な木材資源を燃料に、刃物産業が発達しました。今は機械化が進んだ同生産ですが、かつての工房は川に沿うように立ち並んでいます。町全体は高低差があるため立体的で、高台から全体を望むと、美しい景色を楽しめます。旧市街には木組みの中世からの町並みも残っています。


工房群

町には至るところに刃物の店が立ち並んでいますが、店内に入るのは少し我慢して、まずは刃物博物館へ行きましょう。ここではティエールの刃物の歴史と、その製造方法、仕組みなどを実演付きで学べます。刃物を見る目も変わりますよ!

かつてナイフの仕上げは、水力の利用して滑車を回し、それを使って研磨していました。一日中うつ伏せになって刃物を研ぐ仕事は、当時かなりの重労働でした。

かつての研磨の様子を再現
一通りティエールの刃物について学べたら、お目当の買い物へ! テーブルナイフやソムリエナイフ、包丁など、様々な刃物を購入することができます。日本で有名なソムリエナイフのブランド「シャトー・ラギオール」も「ラギオール」というフランスの村名が付いていますが(こちらも刃物の街で有名)、じつはティエールにあるSCIP社が生産しています。ちなみにSCIP社の直営店は役場のすぐ近くです。


川沿いは散策できる
渓谷の深い緑と川の流れる音、中世から息づく刃物職人の魂。ここティエールは、フランスの豊かな地方色を体験出来る、とっておきの場所の1つです。


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