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ヨーロッパ随一のロココ装飾がスゴイ!ドイツ「ヴィースの巡礼教会」

2017年01月20日

外観は地味なのに内観がゴージャス!

ドイツ南部のフュッセンからバスで約30~40分ほどの所にある「ヴィースの巡礼教会」。大草原の中にぽつんと佇む、赤い屋根が目印の小さな教会です。教会の外観は質素な造りに見えますが、中に入ると豪華絢爛な装飾が施された空間が広がっており、そのギャップに誰もが驚いてしまうはずです…!

キリストの木像が起こした「奇跡」とは?
1700年代のドイツ南部の村にて。ある修道士が修道院のために「鞭打たれるキリスト」の木像を造りました。しかしそのキリストが痛々しい姿だったことから信者たちに非難されてしまい、長い間放置されてしまいました。

ある日、マリアという農婦が修道士からその木像を譲り受けます。マリアが日々熱心に祈りを捧げると、キリストの木像が涙を流すという奇跡が起こったのです…!この話が巡礼者の間に広まり、マリアの家に巡礼者が訪ねるようになりました。

最初はマリアの家に小さな礼拝堂を建てましたが、その後も病気や怪我が治ったという奇跡も起こり巡礼者が次々に増えたため、1746年に寄付を募って教会が建てられました。諸説ありますが、これがヴィースの巡礼教会の成り立ちだと言われています。


「天から降ってきた宝石」と呼ばれる天井画
全体の設計はドイツ・ロココ様式の建築家の巨匠だったドミニクス・ツィンマーマン氏。これまで設計した教会の中でも特に情熱をかけて造ったもので、その結果、ヨーロッパ随一のロココ様式になったとも評されています。彼は晩年ヴィースの巡礼教会の側で暮らして、ずっとこの教会を見守っていたそうです。

主祭壇にある天井のフレスコ画は、兄の宮廷画家ヨハン・バプティスト・ツィンマーマン氏によるもので、その煌びやかな様子から「天から降ってきた宝石」とも呼ばれています。1983年にはユネスコの世界遺産にも登録されました。


ヴィースの巡礼教会に行ってみよう
現在ではドイツ南部の観光名所として、世界各国から観光客が訪れるようになったヴィースの巡礼教会。その成り立ちの由来から、やはり奇跡を祈るために訪れる人々が多いようです。もし大切な願いがあるのなら行ってみたいスポットですね。

フュッセンから直行バスでも行けますが、初めての場合は現地ツアーでノイシュヴァンシュタイン城と一緒に周るのがおすすめです。緑の大草原も良いですが、冬景色もまた一段と美しいのでぜひ行ってみて下さいね!

【データ】
名称 : ヴィースの巡礼教会(wieskirche)
住所 : Wies 14, 86989 Steingaden, Deutschland
URL : http://www.wieskirche.de/


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