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初恋は何の味?ポーランド発のホラーファンタジー映画『ゆれる人魚』監督インタビューとサイン本プレゼント

2018年01月29日

©2015WFDIF,TELEWIZJA POLSKA S.A, PLATIGE IMAGE

2016年サンダンス映画祭、ワールドシネマコンペティションドラマ部門審査委員特別賞をはじめ世界各国の映画祭で数々の受賞を果たした、独特な映像美と革新的デザインで世界中のファンタスティック映画ファン魅了したポーランド映画『ゆれる人魚』が、いよいよ2018年2月10日(土)より、新宿シネマカリテほか全国ロードショーとなります。この度は、はるばるポーランドから初来日された同作品のアグニェシュカ・スモチンスカ監督へのインタビューをはじめ、地球の歩き方ニュース&レポートの映画好き読者のためのサイン入りプレスをプレゼント!

ポーランド発ホラーファンタジー映画『ゆれる人魚』

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物語は、1980年代風のワルシャワ(ポーランド)。人間を捕食して生きる美しい人魚の姉妹(シルバーとゴールデン)がヒトの姿で陸にあがり、ワルシャワのナイトクラブに雇われる。ホメロスのオデュッセイアに登場する人魚伝説のような美声とダンスで一躍人気者になる二人。そんななか、姉のシルバーがベーシストの青年ミーテクと恋に落ちる。水をかけると再び人魚の姿に戻ってしまう人魚の宿命を背負った、妖艶な姉妹を取り巻く、ショービジネスの世界での生き方とは…。
異国の古いナイトクラブを舞台にした、ホラーファンタジーの傑作『ゆれる人魚』のダークでロマンチック、少しアメージングな世界観をご堪能ください。

アグニェシュカ・スモチンスカ監督インタビュー

人魚っぽい登場シーンを演出するスモチンスカ監督

地球の歩き方ガイドブックA26チェコ/ポーランド/スロヴァキアを手に、人魚っぽく登場するとポーズを取って頂いた、アグニェシュカ・スモチンスカ監督に本作『ゆれる人魚』について色々うかがってみました。

Q.映画の舞台は大半、ナイトクラブですが、撮影に使われた場所は現在一般観光客も入って楽しむことはできますか?

「このクラブは、1920年に建設された伝統的なナイトクラブ『アドリア』といい、とても有名なレストランです。2005~6年に閉鎖されてしまいましたが、当時の家具などは残っている状態です。この映画をキッカケに聖地巡礼的に行ってみたいという方も多かったみたいですが、所有者が許可しなかったため、かなわなかったようです。ちなみに、1ドルで撮影することができました。ワルシャワのシンボリックな場所なのでここで撮影できたことを嬉しく思います。」

監督や、音楽を担当したヴロンスキ姉妹自身が80年代にナイトクラブで育ったという子ども時代の思い出がつまった郷愁的な意味合いも含まれているようです。


Q.なぜ人魚という空想上の生き物を主役にしましたか?

→もともとブロンスキ姉妹の伝記から端を発しているのですが、実在する人物ではノンフィクションとして影響がありそうなので、設定を人魚にしよう、という構想に至りました。尾びれや牙なども後設定でだんだんとつくっていきました。ただし、吸血鬼のようにはしたくなかったので、魚の歯を研究して最終的にピラニアの歯にしました。現代的なモダンなまったく新しい人魚のクリーチャーとしてつくりあげました。

時に、物語に登場する人魚やセイレーンと呼ばれる空想上の生き物は、旅人をその妖艶な容姿や歌で惑わせ、堕落させるような描写があることから、まるで人魚のような姉妹だった、という部分からの着想かもしれませんね。

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主役を演じる二人の姉妹のキャスティングについて

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Q.人魚を演じる二人の姉妹(シルバーとゴールデン)はどのようにキャスティングしましたか?

「自ら1年かけて探しました。最終的に2,000人ぐらいとお会いして、シルバー役のマルタに会った時、脆く野生的なところを感じ、決めました。その後にゴールデン役をミハリーナに決めました。何より大事なのは相性ですね。キャスティング後に、ワークショップも実施しました。たとえば、人魚として演じる上で、脚を閉じてどのような行動をとるか、海から陸に初めて上陸したと仮定して、どんな表情、動きをするか、など本質に迫るような演技をしてもらいました。実際に映像でお楽しみください。」

姉のシルバー役は、マルタ・マズレク。1990年生まれ。2011年頃から女優として活躍中。妹のゴールデン役は、ミハリーナ・オルシャンスカ。1992年生まれ。姉役のマルタとも共演した『私、オルガ・ヘプナロヴァチェコ』(2017年)では主演として、チェコ・アカデミー賞主演女優賞の受賞など、今注目の女優です。
ゆれる人魚をご覧になる方にひそかに教える朗報!シルバーと恋に落ちるミーテク。透き通るようなイケメンです。(画像奥)彼はヤーコブ・ジェルシャルという1988年生まれの俳優で、国内外の映画のほか、アメリカのテレビドラマ『クロッシング・ライン ~ヨーロッパ特別捜査チーム~』の1エピソードに出演するなど、活躍の幅を拡げている若手の人気俳優です。

監督おすすめのポーランド料理「ピエロギ」と観光スポット案内

人気の郷土料理「ポーランド風水餃子」とも呼ばれるピエロギ

Q.ワルシャワで一番好きな場所はどこですか?

「撮影をしたナイトクラブのアドリアです。大好きです。私の母親が似たようなレストランを経営していて、子ども時代を育ったこともあり、かつての共産主義下ポーランド時代のシンボルでもあり、伝説的な場所です。フロアの一部は可動式で、第二次世界大戦の折、政治家の一人が乗馬したまま入場したこともある、何かと話題の絶えない場所です。ワルシャワ蜂起の時は病院だったという話です。その後にナイトクラブになりますが、裕福な階級の紳士は愛人と、週末は妻を連れてくるようなそんな混沌とした雰囲気で、西側諸国のテイストもちょびっと味わえる、小さなハコの中に様々な世界が詰まったような場所でした。」

監督が生まれ育った1970~80年代といえば、日本ではバブル景気の足音が聞こえていて、世間的にも得体の知れない雰囲気に飲まれ、陽気に浮足立っていた頃。あの頃の時代を体験している大人なら、きっと国や文化は違えど通じるものがあるのかもしれませんね。

Q.観光客がポーランドに訪れた時に食べてほしいものは?

「ポーランド風の水餃子『ピエロギ』が断然おすすめです。そして、チキンスープのルッソなども味わってほしいです」

ピエロギ (pierogi)はポーランドの伝統料理のひとつで、ポーランド料理を提供するお店のメニューには必ずあるぐらい有名な郷土料理です。現地にはピエロギ専門店もあるほどに古くから親しまれています。通常は茹でか焼きでソースで食べますが、近年ではオーブン焼きの新しいピエロギも登場しているそうです。

と、ここでスモチンスカ監督とともに来日していた、日本は2度目という本作の振り付けをご担当されたカヤさん(KAYA KOtODZIEJCZYK)が、ワルシャワを訪れる旅行客の方にぜひ訪れてほしいレストランがあるとのことで、特別な情報を教えて頂きました。

「マコトフスカ通り(mokotowska street.)にあるレストラン”Przegryź”の主人の料理は絶品!寒い時期ならボルシチをぜひ味わってください!」


店名:Przegryź
住所:Mokotowska 52, 02-770 Warszawa, ポーランド(MAP)
営業時間:9:00~22:00


Q.監督おすすめのワルシャワ観光スポットを教えてください。

「ワルシャワ蜂起美術館、ポーランド歴史博物館、アウシュビッツで有名なクラカウにはぜひ足を運んでください。また、ユダヤ博物館に行くと、ユダヤ系の食事も食べられますのでおすすめです。」

監督サイン入り『ゆれる人魚』プレスをプレゼント!

プレスにサインをもらいました!

いかがでしたか?80年代風のポーランドナイトクラブにおける夜の甘美な世界を少しホラーテイストもあるファンタジーな作品に仕上げた映画『ゆれる人魚』。これからポーランド旅行をお考えの方は、観光計画の参考にしてください。今回は、映画『ゆれる人魚』の日本公開を記念して、特別にアグニェシュカ・スモチンスカ監督のサイン入りプレスを3名様にプレゼントします!
※応募者多数の場合、抽選になります。

ご応募はこちらから。ふるってご応募ください!
※応募期間:2018年1月29日(月)~2月12日(日)
※ご当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせて頂きます。

ゆれる人魚
公式サイトはこちら
2018年2月10日(土)新宿シネマカリテほか全国ロードショー
©2015WFDIF,TELEWIZJA POLSKA S.A, PLATIGE IMAGE
提供:ハピネット/配給:コピアポア・フィルム
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