映画『そらのレストラン』に見る#ロハスのすすめ!本作を見ればあなたもロハスマスター!

公開日 : 2019年02月04日
最終更新 :
『そらのレストラン』が2019年1月25日(金)に全国公開
『そらのレストラン』が2019年1月25日(金)に全国公開

洞爺湖を舞台に2012年1月に公開された『しあわせのパン』、空知を舞台に2014年10月に公開された『ぶどうのなみだ』に続く、北海道映画シリーズ第三弾となる映画『そらのレストラン』が2019年1月25日(金)に全国公開致します。本作の公開を記念して、特別企画、映画『そらのレストラン』に見るロハスな生活記事をお届けします。

『そらのレストラン』ストーリー

『そらのレストラン』ストーリー
『そらのレストラン』ストーリー

【ストーリー】
北海道せたなで暮らす亘理(わたる)と妻のこと絵と一人娘の潮莉(しおり)。彼は父親から引き継いだ海が見える牧場で牛を育てながらチーズ工房を営んでいる。しかしチーズ作りはまだまだで、厳しい師匠に怒られてばかり。そんな亘理には気の会う仲間たちがいて日々助け合いながらも楽しく過ごしていた。

そこに東京からやって来た牧羊を営む若者 神戸も加わり、それぞれの生産する食材を持ち寄り「おいしい」を共にしていた。そんなある日、彼らの食材を目当てに札幌からやって来た、有名レストランのシェフによって自分たちの食材がさらにおいしくなることに感動し、この感動をもっと多くの人たちに届けたいと、仲間たちみんなで一日限りのレストランを開くことを目指す。

というストーリーです。

【関連記事】▷北海道映画シリーズ第三弾『そらのレストラン』大泉洋、ギャルソン姿で登場!監督トークも

本作は北海道道南にある“せたな町”が舞台となり、海が見える牧場で作り出されると様々な食材が仲間と家族の心を繋ぎ、絆を強めていく様を丹念に描いています。海の見える牧場で酪農とチーズ工房を営む亘理(大泉洋)は、妻のこと絵、幼い娘の潮莉と幸せな三人暮らし。朝食には、自分の牧場で採れた牛乳やチーズ、庭で育てたスパイスを使うなど、自然と寄り添った生活をしています。

海が見える牧場で作り出される<チーズ>
海が見える牧場で作り出される<チーズ>

亘理のまわりに集う、身体にいい食べ物を作ることで病気にかからない人を増やしたいという思いから有機農法の米と大豆にこだわる石村(マキタスポーツ)、畑を耕さず雑草も生やしたまま無農薬栽培にこだわる野菜農家の富永(高橋努)たちも、消費者や自分の健康を重視した生活を送っています。また、一日の仕事が終わるとそれぞれが新鮮な野菜や魚介、チーズを持ち寄って、BBQパーティーをする彼らのライフスタイルには憧れを抱いてしまうほど充実した一日を過ごしています。

#ロハスな生活

#ロハスな生活
ロハスな生活を求めてやってきた神戸くん

そんな劇中のライフスタイルのような、身体や心に優しいことは地球にも優しいロハスな生活が、近年幅広い年齢層から支持されています。本作に登場する、東京での仕事に追われる日々に疲弊し余裕のある生活をするためせたなの叔父が営む羊牧場へと移住してきた岡田将生演じる若者・神戸のように、都会のせわしさから逃れるため、子育てのためなど、地方に移住する、また移住を希望している人たちが増えています。

劇中にも登場するファーマーズマーケット
劇中にも登場するファーマーズマーケット

また、安さや利便性ではなくこだわりをもって生活することで心も身体も豊かになるロハスな生活は、採れたての野菜やそれらを使った商品を販売するなど劇中にも登場するファーマーズマーケットや、“おしゃれに楽しく身近なことからエコを実践しよう”というコンセプトのもと10年連続で開催されているロハスフェスタなど、今や都市部に住みながらでも実現できるようになっています。

映画を見て、ロハスな生活への第一歩を!
映画を見て、ロハスな生活への第一歩を!

映画『そらのレストラン』では、亘理やその仲間たちの自然と寄り添いゆとりのあるライフスタイルや、マーケットで自分たちがこだわりを持ち丹精込めて作った食材を食べてくれる人との交流をする姿は幸せで溢れています。

ロハスな生活に憧れを抱きつつ中々実現できていない皆さん、まずは『そらのレストラン』を見てその生活への第一歩を踏み出しましょう!


©2019『そらのレストラン』製作委員会
2019年1月25日(金)全国ロードショー
公式サイト:http://sorares-movie.jp/

【続報】東京上映記念舞台挨拶@渋谷

【続報】東京上映記念舞台挨拶@渋谷
2月2日、都内某所でおこなわれた公開記念舞台挨拶

2019年2月2日(土)、本作の東京公開記念舞台挨拶を開催しました。主演の大泉洋さん、本庄まなみさん、岡田将生さん、そして、深川栄洋監督が登壇しました。MCからの、俳優もバラエティもこなす北海道の大スター大泉洋さんから挨拶を、というフリに「もうそろそろ、北海道の大スターって呼ぶのやめてもらっていいですか(笑)」と大泉さん。観客席からの「洋ちゃーん」の歓声に応えつつ、岡田さんの名前が聞こえると、「誰だ今岡田くんっていったの!(笑)」とつっこみを入れるシーンも。

「ほんとに余韻の長い映画でございますが、これからその余韻をすべてぶちこわす
舞台挨拶とさせていただきます(笑)」とユニークな挨拶をおこないました。

設楽こと絵役の本上まなみさん
設楽こと絵役の本上まなみさん

本作で、北海道の地に牧場の仕事がしたくてやってくる設楽こと絵役の本上まなみさんからは、「北海道の大スターの妻の役を演じさせてもらって光栄でした。撮影した、せたな町は素晴らしい人々が住むステキな場所でした。みんなでつくった映画が東京で公開になったことを嬉しくおもってます」とコメント。

神戸陽太郎役の岡田将生さん
神戸陽太郎役の岡田将生さん

大泉さんいわく、”凄く高い絵画を売ってる詐欺師みたいな恰好”の岡田将生さん「北海道の大スターの友達(神戸陽太郎)を演じました。スターの隣にいると、自分も輝きたいなって気持ちになります」という挨拶に大泉さんが「大丈夫ですよ、岡田くんは輝いていますよ」とフォローすると、岡田さん「スターは黙ってても輝いているんで、今ボクのターンなんでしゃべらないでください」とすかさずツッコミを入れるシーンも。

岡田さん「今回僕が演じさせていただいた、カンベちゃんは東京から北海道に行っていて、僕自身もこの仕事に対して嫌気がさして逃げたくなる時があって、そうか、北海道に行けばよかったんだって思って」と打ち明けると、すかさず「悩んでるのかぁ!?嫌気がさすようなことあんの?」と心配する大泉さんが微笑ましいシーンもありました。

本作のメガホンをとった、深川監督
本作のメガホンをとった、深川監督

本作のメガホンをとった、深川監督からは、「北海道が生んだ大スターと4作目の映画をつくりました。」と、大スターいじりが続く流れで、「今回はじめて大泉さんのホームグラウンド北海道を舞台にしました。いつもより(大泉さんが)生き生きしていたと思ってます。主演俳優以外の役回りがとても多くて、この映画の撮影クルーを迎えてくれるホスト役のような感覚でした。俳優陣とても仲が良く、セリフなのかセリフじゃないのかよくわからない空気のまま進んでおりました。それが今回の映画の特徴かなと思います」と、作品からも伝わる、和やかな雰囲気を紹介。

大泉さん「好感度をあげたい」
大泉さん「好感度をあげたい」

好感度をあげたいから最初にコメントするのは嫌だ、という大泉さんのリクエストで、白羽の矢がたった本庄まなみさんから、この作品について「ほんとに多くの出会いがあった作品。実在する”山の会”の皆さんと出会うことができて、私が演じた役もモデルがいたり、実際のエピソードがいっぱいあるんですが、牧場での暮らし方、生き方にも魅力を感じました」とコメントしました。

肝心の大泉さんからは、「食べ物がおいしかったですかね、共演者のみなさんも楽しくて、深川さんが見事に撮影してくれるので夜に時間が結構ありましたね。なのでみんなでご飯を食べる時間が楽しかったかな」と食べ物について語り始め、「”山の会”のみなさんからの差し入れなんかも、その食材に感謝して美味しいものをつくるというのがあって、作品の中でも家族揃って『いただきます』というシーンが印象的なんですが、物を食べることに感謝するのは大事だなと」と
主に食べ物にフォーカスしたコメントを寄せ、大泉さんが心配していた好感度も、高まりそうな
エピソードを披露しました。

サプライズに大泉さんの愛娘からの手紙が披露
サプライズに大泉さんの愛娘からの手紙が披露

最後に、本作は親子でも楽しめる作品として、イベント中のサプライズに大泉さんの愛娘からの手紙が披露されました。”パパヘ、最近いいことが起きないって言ってたけど、大丈夫だよ、わたしがいるからね”という出だしに、崩れ落ちる大泉さん。

”大人になったら、パパみたいに上手に泣ける女優さんになりたいです”という締めくくりに、会場は和やかなムードに包まれた一方で、手紙を受け取った側の大泉さんは「天才ですね、うちの子(笑)僕が人前でボヤくのはいいけど、娘から、”最近いいことがない”って(笑)ものすごい暗く聞こえる」と、照れ隠しをしつつも嬉しそうな素振りがまた、好感度UPに繋がった大泉さんでした。

「普通子どもの手紙は涙を誘うものなんですけどね…随分笑ってくれたなあんたがた(笑)」
と、終始、北海道の大スターによって盛り上がった舞台挨拶でした。

筆者

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