VIXX 約1年2ヵ月ぶりの日本単独コンサート開催

公開日 : 2019年11月11日
最終更新 :
VIXX LIVE FANTASIA [PARALLEL] 撮影:宮田浩史
VIXX LIVE FANTASIA [PARALLEL] 撮影:宮田浩史

デビュー7年目を迎えたVIXXが、2019年10月16・17日の2日間、パシフィコ横浜 国立大ホールにて、約1年2ヵ月ぶりとなる日本単独コンサート「VIXX LIVE FANTASIA [PARALLEL] IN JAPAN」を開催しました。リーダーNが3月に軍入隊して以来5人で行う初めてのコンサート。会場は、久しぶりの再会を心待ちにしていた大勢のSTARLIGHT(ファン)で埋め尽くされていました。

この舞台にVIXXで戻るから、絶対待っていて。約束!

この舞台にVIXXで戻るから、絶対待っていて。約束!
息の合ったトークで和ませるVIXXメンバー

グループカラー、ネイビーのペンライトの光で染まった会場にVIXXが登場。大きな歓声のなか、ヒット曲「傷つく準備ができてる」でコンサートがスタートしました。続く「奇跡(Eternity)」で会場はさらにヒートアップ! 大きな掛け声とともに、サビ部分はファンも一緒に歌い、一瞬にして会場が一体化しました。その後、LEOのリードによってメンバー全員が日本語で挨拶。挨拶を終えると、HYUKから、「LEOさんの挨拶、少し弱かった感じがしませんか? 僕たち2日間も会うのに、始まりからテンション高くないといけないですよね?」と愛あるダメ出し。LEOがテンションをアップして挨拶し直すもなかなか揃わず、会場から笑いが^^ MCの冒頭からファンを和ませる5人でした。その後、HONGBINが「Nさんも一緒にコンサートについて悩んでくれました。Nさんは兵役中なので心配しなくてもいいですよ」とコメント。KENからは「いつも会いたい、元気にしている、と伝えてと言われたので、元気な姿でまたすぐに会える日を待ちましょう」とNからファンへのメッセージも披露してくれました。また、9月に網膜剥離の手術を受けたHYUKからは体調について、「元気にしっかり治っているので、そんなに心配しないでください。早くよくなりますね」とファンを安心させてくれました。RAVIからは「僕たちもいつも体調管理をしているので、STARLIGHTのみなさんもいつも健康でいてくださいね。みなさんも体力があってこそ楽しめるのですから。年々変わってきているので……笑」と心遣いも。

実力派グループらしい完成度の高いステージを披露
実力派グループらしい完成度の高いステージを披露

MCのあとは、「Chained up -Japanese ver.-」「Hot Enough」「Circle」を披露。高い歌唱力と魅惑的なパフォーマンスで会場を包み込みました。3曲披露したあとは、そのままLEOのソロステージへ。未発表曲の「All of me」では切ない歌声、「This about to happen」では優しい歌声で会場を魅了していました。次のソロステージはHONGBINのバラード曲「相思花(ナツズイセン)」。韓国時代劇の挿入歌で、HONGBINの衣装も伝統装束を思わせる美しい刺繍が施されたものでした。そして再び5人がステージに戻り「桃源境 (Shangri-La)」のパフォーマンス。扇子を使ったオリエンタルな振り付けは、平昌オリンピックのIOC総会開会式でも披露され、VIXXの代表曲のひとつとなっています。

ロマンティックな歌声を披露するLEO
ロマンティックな歌声を披露するLEO
オリエンタルで幻想的な雰囲気のHONGBIN
オリエンタルで幻想的な雰囲気のHONGBIN
「PARALLEL」の日本語バージョンを初披露
「PARALLEL」の日本語バージョンを初披露

VCR後、衣装チェンジしてステージに戻った1曲目は、12月18日に日本で発売される「PARALLEL」の日本語バージョンを音源・パフォーマンスともに初披露! 韓国バージョンは9月19日のリリース後、韓国内で注目を集めるだけでなく、日本、インド、香港のiTunes K-POPチャートを瞬く間に駆け上がり1位を獲得。欧州やアジアを中心に全15ヵ国 のK-POPチャートを賑わせ大きな話題を呼んだ1曲で、日本語バージョンは日本のファンにとっても待望の1曲でした。さらに、久しぶりに披露する「B.O.D.Y」ではノリノリに会場を沸かせてくれました。次はメンバーが作詞作曲したファンソング「Milky Way」。ここでは、メンバーがステージを降りてファンのすぐ近くに! 会場中を巡るVIXXに会場のあちこちから大きな歓声が上がっていました。

生ギター演奏でさわやかに弾き語りをするHYUK
生ギター演奏でさわやかに弾き語りをするHYUK

次のソロステージはギターを手に現れたHYUK。「みなさん楽しんでますか? 次のステージは僕の曲です」と紹介して「Way to you」を披露。聴く人を癒やしてくれる穏やかな歌声をたっぷりと堪能させてくれました。VCRで雰囲気を一転させたあとにステージに登場したのはKEN。初披露曲「流星雨」を力強く伸びのある確かな歌唱力で歌い上げ、会場全体を圧倒していました。その後、ピンク系のスーツに身を包んだ5人が揃い、「Butterfly Effect」「今 僕たちは」をしっとりと聴かせ、VIXXワールドへと引き込んでいきました。日本公演の思い出を振り返りつつ、ファンへの思いをつづった名曲「Love Letter -Japanese ver.-」を披露。会場を感動的な雰囲気に包んでバラードパートを美しく締めくくってくれました。その後は一転してRAVIのソロステージ。「NIRVANA 2」と「ROCKSTAR」を、鍛え抜かれた腹筋とともに力強く披露して、RAVIらしいカリスマ性を見せつけてくれました。続いて、「Silence」「Trigger」「Love Me Do」と、大人の魅力を放つ幻想的な楽曲を披露。

まるでミュージカルのように曲の世界へ引き込んでいくKEN
まるでミュージカルのように曲の世界へ引き込んでいくKEN
ファンを見つめながら「今 僕たちは」を歌うVIXX
ファンを見つめながら「今 僕たちは」を歌うVIXX
メンバーに世界一セクシーと言われたRAVIのパフォーマンス
メンバーに世界一セクシーと言われたRAVIのパフォーマンス
会場の隅から隅までまわって、ファンとハイタッチするKEN
会場の隅から隅までまわって、ファンとハイタッチするKEN

メンバーからの「エンディングの妖精」というフリに応えて、自称「STARLIGHTの安全帰宅妖精HYUK」の合図で、本編のラスト前の挨拶に。別れの挨拶が湿っぽくならないように、メンバー同士じゃれ合う姿を見せていました。MCをメンバーにイジられたLEOは思わず「難しいですね……。Nさんを尊敬しています」と弱音をもらす場面も。「Fantasy」と「Scentist」を披露してステージをあとにしたVIXX。ファンの「サランヘ」コールを受けて、メンバーが客席から登場。元気いっぱいに「Heaven」で会場を盛り上げました。さらに、ファンソング「Navy & Shinning Gold」へ。客席を巡りながら、間近でファン一人ひとりと目を合わせてディープなペンサをしていました^^ 最後の挨拶でHYUKは「今年はみなさんのもとに来るのがもしかしたら難しいんじゃないのかな、という心配が大きかったんです。でも、こうやって素敵な時間を過ごせるようにベストを尽くして頑張ってくれたメンバーに感謝の気持ちを伝えたいです。関わってくれた多くのみなさん、そして何よりもこの場を輝かせてくれたSTARLIGHTのみなさんに感謝を伝えたいです」とコメント。そしてLEOは一語一語かみしめるように、「僕たちは絶対、必ず、この舞台にVIXXで戻るから、絶対待っていてください。約束!」とコメントし、ファンを喜ばせてくれました。オーラス曲は「今日からキミはボクのもの」。メンバー全員が客席をくまなく駆け巡ってファンと至近距離で交流。そんな様子を時折立ち止まって、とても愛しそうに見つめているLEOの姿も印象的でした。そして、別れを惜しむように、サビ部分を何度も何度も何度も繰り返しているVIXXとファンの固い絆が感じられるエンディングとなりました。

コンサートのラストでファンに別れの挨拶をするVIXX
コンサートのラストでファンに別れの挨拶をするVIXX
スペシャルシングル『PARALLEL』
スペシャルシングル『PARALLEL』

CDリリース情報
発売日:2019年12月18日(水)
タイトル:スペシャルシングル『PARALLEL』 ※初回限定生産スペシャル7inchパッケージ
VICL-37511 / ¥2,727+税
<封入特典>
※未公開写真入りブックレット
※メンバーからのメッセージ動画視聴コード
※「PARALLEL」ジャケット写真絵柄ステッカー
<CD収録内容>
1. PARALLEL (Japanese ver.)
2. 평행우주 (PARALLEL)
3. 평행우주 (Instrumental)

■Official Site
VIXX Official FANCLUB「STARLIGHT JAPAN」
https://lovevixx.com/
■VIXX日本公式Twitter
https://twitter.com/realvixx_japan
■VIXX公式モバイル
https://vixxmobile.com/
■ビクターエンタテインメント VIXXホームページ
http://www.jvcmusic.co.jp/vixx/

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筆者

地球の歩き方書籍編集部

1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』の書籍編集チームです。ガイドブック制作の過程で得た旅の最新情報・お役立ち情報をお届けします。

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