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チームラボ、御船山楽園で開催中のアート展に、今の季節だけ見られる【秋】の色が登場(佐賀県)

2018年09月09日

チームラボが、御船山楽園(九州・武雄温泉(佐賀県))で開催中の「earth music&ecology チームラボ かみさまがすまう森」で展示しているランプの作品に、今の季節だけ見られる色、秋の「かさねのいろめ」が加わります。

近代以前、日本では「かさねのいろめ」という、表の色と裏の色の組み合わせ(当時の絹は薄かったので裏地が透けたため複雑な色彩となった)や、重なる色彩のグラデーション、織りの縦糸と横糸の組み合わせなど、複雑な色彩に、季節の色の名前がついていました。

 作品「森の中の、呼応するランプの森とスパイラル - ワンストローク、山の紅葉」では、表と裏の色の組み合わせからなる「かさねのいろめ」を、ランプが強く輝いている時と輝きが弱くなった時に当てはめ、秋の「かさねのいろめ」である、初紅葉(はつもみじ)、青紅葉(あおもみじ)、青朽葉(あおくちば)、黄紅葉(きもみじ)、黄朽葉(きくちば)、朽葉(くちば)、赤朽葉(あかくちば)、紅葉(もみじ)の8色でランプは輝きます。

「森の中の、呼応するランプの森とスパイラル - ワンストローク、山の紅葉」が見られるのは、秋の季節のみ、9月1日(土)から10月28日(日)まで。

 昨年は、世界最大のアート・デザイン・建築のデジタルメディアdesignboomで《2017年のアートインスタレーション》世界1位に選ばれた他、CNNなど世界中のメディアに多く取り上げられた「earth music&ecology チームラボ かみさまがすまう森」。4回目を迎える今年は、新たな作品も加わり、「自然が自然のままアートになる」プロジェクトによって、50万平米の大庭園が、人々の存在によって変容するデジタルアート空間になります。御船山楽園は1845年に開園した、国登録記念物の名勝地。会期は10月28日(日)まで。

展覧会詳細: http://mifuneyamarakuen.teamlab.art

森の中の、呼応するランプの森とスパイラル

近代以前、日本では「かさねのいろめ」という、表の色と裏の色の組み合わせ(当時の絹は薄かったので裏地が透けたため複雑な色彩となった)や、重なる色彩のグラデーション、織りの縦糸と横糸の組み合わせなど、複雑な色彩に、季節の色の名前がついていた。
表と裏の色の組み合わせからなる「かさねのいろめ」を、ランプが強く輝いている時と輝きが弱くなった時に当てはめ、秋の「かさねのいろめ」である、初紅葉(はつもみじ)、青紅葉(あおもみじ)、青朽葉(あおくちば)、黄紅葉(きもみじ)、黄朽葉(きくちば)、朽葉(くちば)、赤朽葉(あかくちば)、紅葉(もみじ)の8色でランプは輝きます。

人がランプの近くで立ち止まり、しばらくじっとしていると、最も近いランプが強く輝き音色を響かせる。そしてそのランプの光は、最も近い二つのランプに伝播する。伝播したランプの光は、それぞれ同じように強く輝き音色を響かせながら、最も近いランプに伝播し、同じように連続していく。伝播していく光は、必ず、全てのランプを一度だけ強く輝かせ、必ずはじめのランプに戻ってくる。つまり、人に呼応したランプの光は、二つに分かれ、それぞれ全てのランプを1度だけ通る一本の光のラインとなり、最後に、起点となった最初のランプで出会う。

伝播していく光が、他の人が起点となった光と出会い通り抜ける時、光が出会った場所のランプは、それぞれの光が合わさって輝き、そこに長く残っていく。人々はきっと、同じ空間にいる他の人々の存在を感じるだろう。

一見バラバラに配置されたランプは、それぞれのランプから3次元上で最も距離が近いランプに線を引いたときに、(始点と終点が同じの)一筆書きできる一本のつながった線(unicursal)になるように配置されている。ランプがこのように配置されることによって、人に呼応したランプの光は、最も近いランプに伝播しているだけにも関わらず、一筆書きのように全てのランプを必ず通り、そして必ず一度だけしか通らず、最後に、起点となった最初のランプに戻ってくる。

ランプの配置に関しては、以下のような制約を満たす空間上のランプの配置を数学的に求め、ランプの高さ方向の分布のばらつきと、3次元的な経路(光の軌跡)のなめらかさを定量化し、多数の解に対して評価を行った。

ランプの平面配置は、ランプを吊るために、均一な千鳥配置であり整然としたグリッドになっている。これが1つ目の制約となる。2つ目の制約として床と天井の高さ、人が通ることができる通路の高さと幅という物理的な空間の境界条件を設定する。そして全てのランプから、3次元上で最も近い2つのランプに線を引いたときに、起点と終点がつながったたった1本の線(unicursal)になることが3つ目の制約である。

このようなプロセスによって生まれたランプの配置は、一見ランダムのように見えるために、光の軌跡が予測できず飽きないが、実際は、物理的に一番近いものに光が連続していくため、まるで火が燃え移っているかのように自然に感じる。そして、ランプの光の軌跡は一本線でつながっているため、自分から生まれた光と、他者から生まれた光は、必ず交わる。
これは、空間が固定化されていることを前提とした静的な美しさではなく、人々がこのランプに近づくことによって生まれる動的な美しさとも言える。それは、デジタルテクノロジーによって変化そのものを自由に設計でき、人の存在による空間の変化や動きを受け入れた新しい時代の空間のありようである。

ランプシェードは、ムラーノ・ガラス(ベネチアン・グラス)を使用。

ほか多数の作品を展示。

【開催概要】
earth music&ecology チームラボ かみさまがすまう森
http://mifuneyamarakuen.teamlab.art
#かみさまがすまう森, #teamLab, #earthmusicandecology
会期: 2018年7月19日(木)~10月28日(日)
会場: 御船山楽園(佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100)
協賛: earth music&ecology
入場料: 大人1200円、中高生800円、小学生・未就学児無料
チケット: ローソンチケット(Lコード:82825)、および会場で購入可能
http://l-tike.com/order/?gLcode=82825

時間:
・7月19日(木)〜8月14日(火)
第一入門口 20:00〜22:30、第二入門口 19:00〜22:30
・8月15日(水)〜9月9日(日)
第一入門口 19:30〜22:30、第二入門口 18:30〜22:30
・9月10日(月)〜9月30日(日)
第一入門口 19:00〜22:30、第二入門口 18:00〜22:30
・10月1日(月)〜10月28日(日)
第一入門口 18:30〜22:30、第二入門口 17:30〜22:30
※第二入門口は、第一入門口よりも1時間早く開門します。
※「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」は、第一入門口が開門するまでご覧いただけません。

アクセス:
・JR武雄温泉駅より タクシーで5分
・JRバス 武雄温泉駅 - 嬉野温泉行き 御船山楽園(8分)下車
・JR博多駅より 電車で1時間20分
・長崎空港より 車で40分
・佐賀空港より 車で50分
・福岡空港より 車で1時間10分

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