1人の青年と1匹の猫”ナナ”との忘れられない旅物語。映画『旅猫リポート』(10/26公開)

公開日 : 2018年09月01日
最終更新 :

元野良猫のナナ(声:高畑充希)は、交通事故にあったところを心優しい猫好きの青年・悟(福士蒼汰)に助けられ、5年間、飼い猫として幸せに暮らしてきた。しかし、とある事情で悟はナナを手放さなくてはならなくなり、ナナと一緒に、新しい飼い主を探す旅に出る。

「さあ、行こう。これは僕らの最後の旅だ。」

銀色のワゴンに乗った悟とナナは、悟の小学校時代の親友、高校時代の友人夫婦m幼少の頃からお世話になっている叔母など、悟がこれまでの人生で出会った大切な人たちを、順に訪ねていく。それは図らずも悟の人生を振り返る旅となるが…。

原作は有川浩氏「一生に一本しか書けない物語」

原作は有川浩氏「一生に一本しか書けない物語」
悟にじゃれつくナナ

原作は、『図書館戦争』(2006年)の図書館シリーズや『三匹のおっさん』(2009年)などを代表とするライトノベル作家、有川浩による長編小説。絵本や朗読劇など幅広いメディアで展開された同作が今回、俳優の福士蒼汰主演で実写映画化されました。「お芝居で猫と共演するのは初めてなので、最初は猫との距離感に少しドキドキ、猫見知り(?)しました」と語る。愛猫のナナ役には、女優の高畑充希が声をあてる。「俳優猫ちゃんの可愛げのない可愛らしさに夢中になっているうちに、気づいたら終わっていました」とコメントしています。悟とナナの息がピッタリあった演技や、ナナの気持ちをダイレクトに感じながらの1人と1匹の旅の行方、そしてその理由とは。彼らの旅が終わる時、あなたはきっと幸せに包まれます。

美しいロケ地にも注目

美しいロケ地にも注目
富士山と茶畑が美しい大淵笹場

同作では、ナナを引き取ってもらうために各地の友人宅を訪ねるロードムービー的な要素もあります。実家の写真館を継いだ少年時代の街、青春の1ページをめくるような思いの高校時代の河原などどこか郷愁の思いを感じる印象的なシーンもある『旅猫リポート』。悟がふと車をとめてナナと一緒に見入った静岡県富士市の茶畑など、ナナの気持ちになって一緒に楽しんでください。

キャスト情報

キャスト情報
悟の人生で出会った大切な人たち

悟(サトル) – 福士蒼汰
交通事故にあったナナを救う。
5年間、一緒に暮らしてきたナナを手放さすことになり、引き取り手を探す旅に出る。子供の時に転居が多かったために全国に友人がいる。

ナナ(猫) – 高畑充希(声)
サトルに拾われた猫でオス。
しっぽが数字の7に似ているためナナと名付けられた。

法子 – 竹内結子
悟を幼少期から見守る叔母。
サトルとナナの旅の最後に立ち会う。

千佳子 – 広瀬アリス
悟の高校時代の同級生で初恋の人。

杉 修介 – 大野拓朗
悟の高校時代の同級生で千佳子の夫。

澤田 幸介 – 山本涼介
悟が猫と一緒に暮らすきっかけを作り、実家の写真館で働いている友人。

吉峯 大吾 – 前野朋哉
悟の中学生時代の友人で2番目の飼い主候補。

第22回ファンタジア国際映画祭で"Bronze Award for Best Asian Film"を受賞

第22回ファンタジア国際映画祭で"Bronze Award for Best Asian Film"を受賞
第22回ファンタジア国際映画祭で受賞

2018年8月13日(月)、カナダのモントリオールで開催された第22回ファンタジア国際映画祭で、観客の人気投票による"Bronze Award for Best Asian Film"を受賞しました。映画祭での観客数は500人を超え「ナナ(猫)の可愛さに前半には笑いが起こり、最後にはナナに心を奪われた」、「ストーリーの最後に衝撃を受け、会場が感動に包まれた」、「こんなに泣いた映画は初めてだ」と感動のコメントが多い。有川浩氏の原作は世界16か国で翻訳・発売されており、国内外を問わずに世界中の人たちから関心を集めている同作、日本公開は2018年10月26日(金)です。


2018年10月26日(金)全国ロードショー
公式サイト:http://tabineko-movie.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/tabineko_movie
公式Instagram:https://www.instagram.com/nana_tabineko/
©2018「旅猫リポート」製作委員会 ©有川浩/講談社

筆者

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