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「12 歳の少年が 両親を 告訴する 」過酷な現実を懸命に生きる少年の姿が胸を打つ。レバノン発の映画『存在のない子供たち』

2019年04月27日

映画『存在のない子供たち』

カンヌ国際映画祭を震わせ、コンペティション部門〈審査員賞〉〈エキュメニカル審査員賞〉を受賞。その後も本年度ゴールデン・グローブ賞ならびにアカデミー賞®〈外国語映画賞〉にノミネートされた映画『カペナウム』(原題)が、邦題『存在のない子供たち』として2019年7月、シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国公開します。

『存在のない子供たち』ストーリー

『存在のない子供たち』ストーリー

わずか12歳で、裁判を起こしたゼイン。訴えた相手は、自分の両親だ。裁判長から、「何の罪で?」と聞かれたゼインは、まっすぐ前を見つめて「僕を産んだ罪」と答えた。中東の貧民窟に生まれたゼインは、両親が出生届を出さなかったために、自分の誕生日も知らないし、法的には社会に存在すらしていない。学校へ通うこともなく、兄妹たちと路上で物を売るなど、朝から晩まで両親に働かされている。唯一の支えだった大切な妹が11歳で強制結婚させられ、怒りと悲しみから家を飛び出したゼインを待っていたのは、大人たちが作ったさらに過酷な“現実”だった──。

というストーリー。

シリア難民の少年、カンヌ国際映画祭のスターに

法廷に立つ映画のワンシーン

本作はカンヌでの公開と同時に話題を集め、国連UNHCR協会からは「シリア難民の少年、カンヌ国際映画祭のスターに」と銘打たれた動画がYoutubeに公開されています。ゼイン少年は6年前に家族とともにシリアを逃れ、学校にも通えず、働いていました。

そんな彼を抜擢した映画『Capharnaum(カペナウム/原題)』。バックグラウンドと役柄がリアルに重なる少年が訴える、中東の貧困や移民の社会問題をテーマにした本作、邦題『存在のない子供たち』として2019年7月、シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国公開します。

■『存在のない子供たち』
監督・脚本・出演:ナディーン・ラバキー 『キャラメル』
出演:ゼイン・アル・ハッジ、ヨルダノス・シフェラウ、ボルワティフ・トレジャー・バンコレ
配給:キノフィルムズ/木下グループ
©2018MoozFilms

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