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イルカと並走しながらオマーンの絶景を楽しもう!

2016年01月20日

早朝にドバイを出発!

みなさま、ムサンダム(Musandam)という地名をご存知でしょうか。私はドバイに住み、初めて知りました。ムサンダムはアラビア半島最北端に位置し、ホルムズ海峡に向かって飛び出した地形をしています。ここの港から出航する船に乗り、リアス式となっている海岸沿いをクルージングやシュノーケリングをするのがムサンダムでの遊び方です。ここで、アラビア半島の地図がパッと思い浮かんだ方は、「アラビア半島の北東はアラブ首長国連邦なのでは?」とお思いかもしれません。実は、アラビア半島の北東はムサンダムなのです!ムサンダムという地域はオマーンの飛び地として存在しているのです。オマーン本土とムサンダムの間にはアラブ首長国連邦のフジャイラ首長国が挟まっています。ですので、どちらの国に滞在していても、ムサンダムまでの小旅行をする際はパスポートが必要となります。

オマーンとの国境間近のラスアルハイマ首長国
ドバイ中心地からムサンダムまでは、北東に車を走らせること200km強(おおよそ3時間)のドライブです。途中、国境での審査がありますから、4時間ほどは見ておくといいでしょう。ドバイからラスアルハイマまでの道のりは整備された道路で、市街地や砂漠を横目に走っていくのですが、オマーンとの国境付近に近づくとゴツゴツした岩山が出迎えてくれるのが印象的です。緑の無い岩山ですが、ドバイには岩山さえもないので、久しぶりに見る「自然の山」に興奮してしまいます。


いよいよ国境

いよいよ国境です

いよいよ国境に近づきました。国境には立派な出入国管理局の建物がありますので、駐車して館内に入ります。中では、アラブ首長国連邦の出国手続きとオマーン国の入国手続きを行います。館内に用意されている用紙を記入し、窓口でパスポートを渡し、国籍によって異なる入国税を支払います。時間帯によってはとても混みますが、空いていると約30分で完了します。

ムサンダムに続く一本道

ムサンダムまでの道のりは決して難しくありません。延々と、岩山沿いの海岸ロードを進みます。この写真の左手には青々としたホルムズ海峡がひろがっています。途中通り過ぎる民家やビーチで日常を過ごすムサンダムの人々を見ると、時計が止まったかのような時間の穏やかさを感じます。

船乗り場ハサブポート(Khasab Port)

長閑な港ハサブポート

目的地である船乗り場ハサブポート(Khasab Port)に到着しました。申し込むツアー会社により船乗り場が異なるかもしれませんが、大方、ここから出発するそうです。

ダウ船内はカーペットが敷いてあり快適です

申し込み人数の点呼を行い、いざ、出航です!この日は、アメリカからやってきたパイロットのファミリーご一行さまと私を含む日本人6名で、合計20名ほどです。

この船はダウ船といい、ドバイでもよく見かける伝統的な木造船です。ダウ船内は写真のように、問題の無い清潔度ですが、なかにはとても汚い船もあると聞きます。かなり簡易ではありますが、お手洗いもついていますので数時間に及ぶ船旅も安心です。船内では、アラビックコーヒー、紅茶、デーツ、水、フルーツがふるまわれます。船員の方々は、もてなし好きのアラブ人らしくとてもフレンドリーです。

リアス式海岸をかけぬけます
連なる岩山とリアス式海岸の美しい景色に「中東にもこんな景色があったんだ…」と感動してしまいます。


波は穏やかです

真夏は日差しがとてもきつくなりますので、オススメ時期は10月〜4月くらいです。12,1月は寒く感じるかもしれません。

ムサンダムの岩山

岩山の中に生活感が…

岩山の中には、人が暮らしていたのかなと垣間みれる跡が見られます。ムサンダムには、本土と離島をあわせ3万人ほどが暮らしていますが、リアス式海岸沿いにある離島にも依然数百人が独自の文化を重んじて暮らしているそうです。(そのような離島に立ち寄り現地の方と交流するツアーもあります)

リアス式海岸を駆け抜ける最中、船員の方が口笛を鳴らします。そして「いた!いた!カモン!」という合図を受けて海の中を覗くと、たくさんのイルカが!

イルカと遭遇

ダウ船に付いて泳いでいます
親子と思しきイルカも

一匹も見れない日もあるそうですが、私が行った3月末は飽きるほど(?)イルカを見ることができました。参加していた子ども達も大喜びでした!

澄んだ海の色が綺麗です

シュノーケリングスポットとしても有名なムサンダム

ムサンダムはシュノーケリングスポットとしても有名です

1時間半ほどクルージングをした後、「テレグラフ島」という島の付近に30分ほど停泊しました。私はツアー参加前、「停泊中はパラソルを立てて海辺でリラックス♪」と想像していましたが、島はゴツゴツしているのでとてもじゃないけど立てません。島の周りにはウニがたくさん生息していましたので、ダウ船から飛び込んで(梯子もありますよ)シュノーケリングをして楽しみましょう。フィンはツアーによってその場で借りることがれきるので、船員さんに聞いてみてくださいね。私が行った3月末の海水温はとても冷たかったです…

エメラルドグリーンの海水が美しい

私は半日コースに参加しました。ハサブポートを出航して合計、約3時間の船旅。波は終始穏やかで、風がとても心地よく、ハサブポートまでの帰路はついつい寝入ってしまうほど快適な船旅でした。ドバイ中心地まで送迎してくれるツアー会社もありますので、日本からの観光客の方でも参加することができます。

【データ】
ツアー会社:ムサンダム シーアドベンチャー トラベル&ツーリズム(MUSANDAM ADVENTURE TRAVEL & TOURISM)
ツアー代金:半日コース(午前発/午後発)OMR15(約4600円)/1日コース(午前発)OMR20(約6134円)
※2015年3月末現在
※子ども料金は別途有り。
※ドバイからの送迎費用、入国税は含まれません。
URL:http://www.msaoman.com

他にも、ムサンダムツアー会社は多数あります。ハサブポートのホテルに宿泊される場合はホテルに予約を依頼することも可能です。


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