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ハリウッドの完全会員制クラブ『マジック・キャッスル』を徹底解説 & 観光客が唯一行ける方法とは?

2017年11月19日

(写真:マジック・キャッスル提供)

ハリウッドと聞いて思い浮かべるのは「映画の都」。ロサンゼルスのダウンタウンから地下鉄に乗れば30分足らずで、映画の都に到着しますが、みなさん、ハリウッドにあるマジック(奇術)専門の会員制クラブ『マジック・キャッスル』(The Magic Castle)をご存知でしょうか?本記事では、エンターテインメント都市で見ることができるイリュージョンの世界をご案内します。

ハリウッドには、映画スター達の名前が路上に掘られたモニュメント「ウォーク・オブ・フェイム」や、実際の俳優さんたちの手形が所せましと並んでいる「チャイニーズ・シアター」といった有名な観光スポットが目抜き通り沿いに並んでいます。マジックの館『マジック・キャッスル』はそんなスポットのすぐ付近にあります。

外観から、すでに不思議な空気が漂っていませんか?

日本のテレビでも紹介され、ご存知の方がいらっしゃるかもしれませんが、一言でいえば、ここはマジックを一晩中楽しめる大人のエンターテイメント&社交の場です。

キャッスルでは毎晩(週末は昼も)時間差で複数のマジックショーが開かれていますし、この建物自体にもいろいろなマジックの「仕掛け」があって、訪問者を驚かせます。

また、レストランやバーもあるので、カクテルを片手にショーを回りながら一晩中遊べるというわけです。


ハリウッドでイリュージョン!会員制「マジック・キャッスル」

(写真:マジック・キャッスル提供)

館内は入館以降の写真撮影が一切禁止で、内部の様子はほとんど公開されていません。プライベートクラブであるための規則ということ以外でも、カジノなどでも同じように撮影禁止の場所が多いですが、マジックに関しては、現代のネット事情としても、”マジシャンの技”を公開される訳にはいかない、ということかもしれません。また、アメリカのプライベートクラブも、そうそう覗く機会はありませんよね。

だからこそ、実際に行くしかないんです!!
マジックを「見る」のではなく「体感」する大人のマジック・ランド。(週末のブランチを除き21歳以上)さあ、イリュージョンの世界に飛び込んでみましょう!

著名人も多く会員として名を連ねる伝統のクラブ

マジック・キャッスルとは

創立の歴史は古く、グランド・キャニオンが国定公園に指定された年と同じ1908年。ミルト・ラーセンにより、1963年にキャッスルがオープンしました。世界中のマジック愛好家で構成される「アカデミー・オブ・マジカル・アーツ」というクラブが運営していて、会員がマジックを披露したり、楽しんだりするプライベートクラブです。

このアカデミーは、世界的に有名なマジシャンを数多く輩出し、日本で活躍するマジシャンもここに籍を置いている人が多いとか。また、マジックを習いたい一般の人も会員になってクラスをとることができますし、ハリウッドセレブもよく訪れるそうです。ショーを見に来る観客の中には、同僚のマジシャンの技を研究するマジシャン会員もいます。

男性はタイ必須!入館からショーまでの”お作法”

ウサギは蝶ネクタイをして入館!?

完全会員&予約制ですので、入館するには会員同伴か、会員からの招待状が必要です。
(観光客が利用するケースは最後にご紹介します。)

入館料金 : 月~木曜日 1人20ドル、 金~日曜日 1人30ドル
駐車料金 : バレーのみで 13ドル
(2018年1月改定予定)

ここで注意しなければならないのが服装。マジック・キャッスルには厳しいドレスコードがあり、男性はジャケットとネクタイ、女性はドレスなど細かく決まっています。そぐわない場合は入場を断られることがありますので、事前にウェブサイトでのチェックが必要です。

また、周りのゲストから浮いてしまわないように、アメリカでよく使われる情報ポータルサイト『Yelp』などのウェブサイトで他の人の服装を研究するのも手かもしれません。みなさん、かなり気合を入れてフォーマルにドレスアップして、男性はスーツ、女性はロングドレスというエレガントな装いの人が多いようです。

館内の様子:

受付を済ませたら館の入り口に進み、小さなフクロウの像に向かって(フクロウはこのキャッスルのマスコット、いたるところに隠れています)「開けゴマ(Open Sesami)!」と呪文を唱えると、壁の本棚が動き、マジック・キャッスルの扉が開きます。ハリウッドらしい演出とも言えますが、最初から楽しい仕掛けでテンションが上がりますね。

この関門をクリアしてビクトリア朝のロビーに出たら、ショーが始まるまで、ゆっくりと館を探検してみましょう。階段を上がったり下がったり、迷路のような廊下には仕掛け絵や、歴代の有名マジシャンの写真が飾ってあります。

またグランドピアノのある部屋では、どんな曲でも知っている「アーマ」というゴーストが、クラシックでもロックでもあなたのリクエストにこたえて演奏してくれます。
そして、バーの上にとまっているフクロウの燻製にも、話しかけてみて。
Yes, Noで答えられる質問には「ホーホー」と首を振って答えてくれますよ。

ショーついて:

館内には大、中、小の劇場があり、それぞれで違うマジシャンのショーを見ることができます。夜の部の一番早いショーは19:00から、最後のショーは夜中の0:30からです。

ここで一つ注意点は、それぞれの劇場は席に限りがあるため、開演15分から45分前には並ばないといけないということです。受付でもらったプログラムを参考に、食事の時間や、並ぶ時間を考えて効率よく見ていきましょう。

参考までに筆者の場合。

18:00 到着 バーで軽食&館内見学
18:45 クロースアップショー(26人収容の小劇場)の席取りに並ぶ
19:00 クロースアップショー鑑賞。終了後すぐに大劇場へ移動、並ぶ
20:00 パレス・オブ・ミステリー(大劇場)でメインショー鑑賞。

といった具合でした。

さて肝心のショーについて、小劇場では目の前で手品がみられます。私が行った日は、マジシャンがゲストにひいてもらったトランプを当てたり、カップの中の小道具を移動させたり、コインを消したり。瞬きをしないで目を凝らしても、分からないものですね。「よ~~く見ててね」と大げさなスローモーションでコインを移動しても、どこへいったのかさっぱりわかりません。目の前の小さな赤いボールが大きなライムになってテーブルを転げ落ちた時は、口が開いてしまいました。

このような手品は英語が分からなくても楽しめると思います! ただし、前の方に座るとマジシャンにいろいろ話しかけられて強制的に参加させられることもあるので、ちょっと緊張するかも??

メインのショーでは、マジシャンと数人のアシスタントが大きな仕掛けのマジックを披露。人が入っている箱に剣を刺したり、箱を二つに割ったり、縛られた女性が生きて脱出したり。テレビで見たことのあるマジックですが、やっぱり生で見ると迫力が違いますし、周りのアメリカ人は大はしゃぎ。盛り上がっていました。

観光客が「マジック・キャッスル」に入るには!?

宿泊施設も兼ねた「マジック・キャッスル」

食事について:

館内にはメインダイニングと複数のバーがあります。メインダイニングは予約が必要で、時間は入れ替え制の18:00、20:00、21:45。週末の夜は数週間前から埋まってしまうということなので、予約はお早めに!

メインダイニングは普通にステーキなどのフルコースがいただけますし、バーではハンバーガーやタコスなどといった軽食もあります。

さて、ここまで読んで「会員の知り合いがいないから行けない」とあきらめないでください。観光客でも入れる方法があるんです!!

それはマジック・キャッスルの隣の「マジック・キャッスル・ホテルに泊まる」という方法です。キャッスルとホテルの経営は別なのだそうですが、宿泊客へのサービスとして、ホテルからキャッスルに予約を入れてくれます。但し、その日のキャッスルの混み具合によって行けるかどうかは分からないので、宿泊予約の際にキャッスルに行きたい旨を伝えて確認する必要があります。(3~4週間前にはコンタクトをとったほうが良いとのこと。)

マジック・キャッスル・ホテルの詳しい情報はホテルに直接お問い合わせください。

ロケーション的には、ハリウッドの中心地、ユニバーサルスタジオにも近いので、ロサンゼルスでどこかに泊まらなければならないのであれば、選択肢の一つとしていいかもしれませんね。

マジックに興味のある方は、一回は行く価値ありです!ハリウッドで一味違ったエンターテイメントを体験してみては?


マジック・キャッスル
公式サイト
7001 Franklin Avenue, Hollywood, CA
(323)-851-3313
マジック・キャッスルホテル
公式サイト
7025 Franklin Avenue, Hollywood, CA 90028
(323)-851-0800


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