NYグリニッジ・ヴィレッジに実在する伝説のギターショップのドキュメンタリー映画『カーマイン・ストリート・ギター』
伝説のギタリストたちを虜にする職人は、 建物のヴィンテージ廃材から、 世界でひとつのギターを生み出す!ニューヨーク、グリニッジ・ヴィレッジに実在するギターショップを舞台にしたドキュメンタリー映画『カーマイン・ストリート・ギター』が、2019年8月10日(土)、新宿シネマカリテ、 シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショーとなります。
『カーマイン・ストリート・ギター』イントロダクション
【イントロダクション】
グリニッジ・ヴィレッジに位置する「カーマイン・ストリート・ギター」。 店員は、パソコンも携帯も持たないギター職人のリック・ケリーと、パ ンキッシュな装いの見習いシンディ、そしてリックの母親の3人のみ。 世界中のギタリストを魅了する、 この店だけの“ルール”―それは、 ニューヨークの建物の廃材を使ってギターを作ること。
チェルシー・ ホテル、街で最古のバー・マクソリーズ……、それらは長年愛されてき た街のシンボル。 工事の知らせを聞きつけるたび現場からヴィンテー ジ廃材を持ち帰るリックは、傷も染みもそのままにギターへ形を変えるのだった。
足早に表情を変えゆくニューヨークと、変わらずにあり 続けるギターショップの愛に満ちたドキュメンタリー。 ルー・リードやボブ・ディランも来店! そのギターを手にすれば、誰もが笑顔溢れ出す。 ルー・リード、ボブ・ディラン、パティ・スミスら大御所がリックのギタ ーを愛用。
劇中ではビル・フリゼール、マーク・リーボウ、チャーリー・ セクストンなど、人気ギタリストたちが次々と来店。彼らがリックのギ ターを手にし、幸せそうに演奏する姿が贅沢に収められている。 さら には、ニューヨーク・カルチャーを牽引する映画監督、ジム・ジャーム ッシュの姿も。ギタリストたちを魅了し続ける、ユニークなギターショ ップの1週間が映し出される。
ショップを訪れる豪華ギタリストたち
■カーク・ダグラス (Kirk Douglas )
ヒップホップ・グループのザ・ルーツではキャプテン・カークの ステージ・ネームで参加。
■エレノア・フリードバーガー (Eleanor Friedberger )
フランツ・フェルディナンドがファンであることを公言する、ブルックリンの兄妹ポップ・デュオ、ザ・ファイアリー・ファーナセスで活動中。劇中では、自身のソロ・アルバム『Personal Record』(13)より “I Am the Past” を演奏。
■ビル・フリゼール( Bill Frisell)
6月8~10日にビル・フリゼール・トリオで来日。現代ミュージ ック・シーンの重鎮ギタリスト。5月にビル・フリゼール、トー マス・モーガンのデュオによる『エピストロフィー』が発売。 劇中ではアルバム『ギター・イン・ザ・スペース・エイジ』(14)に収録しているビーチボーイズ“サーファーガール”を弾く。
■チャーリー・セクストン (Charlie Sexton)
85年に17歳でデビューした元祖“アイドル”ギタリスト。当時 「ジミヘンの再来」とも。現在はボブ・ディラン・バンド所属。 18年〈フジロック〉来日。 『テルマ&ルイーズ』 (91/リドリー・ スコット)では酒場のシーンで演奏し、 『6才のボクが大人にな るまで。』 (14/リチャード・リンクレイター)にはバンドマン役 で出演。イーサン・ホークの監督作「Blaze」 (18)にも出演、ふ たりでレーベルを立ち上げるなど仲の良さがうかがえる。
他にも、「カーマイン・ストリート・ギター」のギターを愛するミュージシャンがたくさん訪れます。
「カーマイン・ストリート・ギター」
グリニッジ・ヴィレッジは、かつてニューヨークのボヘミアンの中心だった地域。 最近は、高級レストラン、コンドミニアム、そして一流デザイナーの店舗が一帯を埋め尽くしています。 古き良きニューヨーク文化が速いスピードで消えていく中で、ヴィレッジの真ん中にあり、その流れに逆らっている店。それが「カーマイン・ストリート・ギター」。
■Carmine Street Guitars
住所:42 Carmine St, New York, NY 10014 アメリカ合衆国
公開情報
■『カーマイン・ストリート・ギター』
2019年8月10日(土)、新宿シネマカリテ、 シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー
URL:http://www.bitters.co.jp/carminestreetguitars/
監督・製作:ロン・マン(『ロバート・アルトマン/ハリウッドに最も嫌われ、そして愛された男』)
出演:リック・ケリー、ジム・ジャームッシュ(スクワール)、ネルス・クライン(ウィルコ)、カーク・ダグラス(ザ・ルーツ)、ビル・フリゼール、マーク・リーボウ、チャーリー・セクストン(ボブ・ディラン・バンド)他
音楽:ザ・セイディーズ
配給:ビターズ・エンド
©MMXVⅢ Sphinx Productions.
筆者
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