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ロケ地で振り返るアベンジャーズの歩き方

2019年05月24日

『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のロケ地となった北イタリアのアオスタ渓谷

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の衝撃のラストから1年。待ちに待ったマーベル・スタジオ最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』が絶賛公開中。封切られて日も浅いが、すでに世界歴代興収2位となる勢いです。今回は壮大な世界観のなか、印象に残ったロケ地を『アベンジャーズ』シリーズからセレクトしました。

『アベンジャーズ』の激戦地はマンハッタン

アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ハルク、ソー、ブラック・ウィドウ、ホークアイが一堂に会する印象的なシーン

まずは、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)第1フェーズのクライマックスを飾った『アベンジャーズ』(2012)。印象に残るロケ地としては、なんといってもワームホールから出現したチタウリ軍団との戦闘が行なわれたニューヨーク、マンハッタン。グランド・セントラル駅とその周辺です。

チタウリの生物兵器リヴァイアサンの背後に建設中のスターク・タワー
グランド・セントラル駅の背後に建つメットライフビル


スクリーンの上では、グランド・セントラル駅の北側には、スターク・タワー(後のアベンジャーズ・タワー)が聳えていますが、実際には地上59階建てのメットライフビルが建っています。メットライフビルは、パンナム(パン・アメリカン航空)の本社ビルとして建てられ、1963年にオープンしました。「バウハウス」の創立者ヴァルター・グロピウスとピエトロ・ベルスキらの共同設計。『GODZILLA/ゴジラ』 (1998)では、ゴジラによって大きな穴を空けられたあのビルです。

グランド・セントラル駅の東に建つクライスラー・ビルとアイアンマン
アール・デコ建築の傑作クライスラー・ビル


クライスラー・ビルは、自動車メーカークライスラーの本社ビルとしてウィリアム・ヴァン・アレンが設計しました。1930年の完成当時、320メートルの高さは世界一を誇りましたが、翌年、エンパイアステートビル(443.2メートル)に抜かれています。映画に登場する摩天楼としては、キングコングが登るエンパイア・ステート・ビルが思い出されますが、クライスラービルも『アルマゲドン』では、隕石が直撃し破壊されるシーンで、『スパーダーマン』(2002)では、ベン伯父さんを失ったピーターが、ビルの61階にある鷲の像のところで涙するシーンで登場しています。この鷲の像は、『メン・イン・ブラック3』(2012)にも登場、ウィル・スミス演じるエージェントJが、過去へのタイムトラベルするために、ここからタイブしています。

ロキはスターク・タワーの上空にワームホールを開き、チタウリ軍団を呼び寄せる
たくさんの映画、ドラマ、そして小説の舞台になってきたグランドセントラル駅


グランドセントラル駅は1871年に開業したマンハッタンのターミナル駅。出会いと別れに満ちた場所だけに、数多くの作品のロケ地となっています。ロバート・デ・ニーロとメリル・ストリープ主演の『恋におちて』(1984)、宇宙人がコインロッカーに住んでいた『メン・イン・ブラック2』(2002)、降り注ぐ隕石のひとつが駅の建物を破壊する『アルマゲドン』(1998)、そして『インデペンデンス・デイ』(1996)では、宇宙人の攻撃対象となり破壊されています。

■『アベンジャーズ』
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発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2017 MARVEL


『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』 ソウルで大規模ロケを敢行

ソコヴィアにあるヒドラの研究施設の襲撃に向かうアベンジャーズ

『アベンジャーズ』の続編となるのは、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)。MUCシリーズとしては第11作品目の映画です。オープニングから展開した東欧ソコヴィアにあるヒドラの研究施設へのアベンジャーズの襲撃シーン、ハルク対「ハルクバスター」を身につけたアイアンマンのヨハネスブルクでの闘いなど、世界各地での戦闘シーン撮影のほか、韓国・ソウルでの大規模なロケが話題になりました。

人体実験で双子のワンダとピエトロが特殊能力を得たヒドラの研究施設
ヒドラの研究施設となったバールの要塞の偉容


ヒドラの研究施設のロケ地となったのは、北イタリアにのアオスタ渓谷あるバールの要塞(Forte di Bard)です。周辺の町も架空の東欧のソコヴィアの町のロケ地となりました。岩山の上に築かれた要塞は、1800年のナポレオン軍の第2回イタリア遠征の際に破壊された後、サルデーニャ王国の第7代国王カルロ・アルベルトの命で1830年から1838年にかけて強固な要塞に再建されたものです。1990年代の終わりに大規模な修繕を行い、2006年にアルプスのミュージアムとして開館しています。

ウルトロンは最強の肉体を得るためソウルのヘレン・チョ博士の遺伝子研究所を訪れる
ヘレン・チョ博士の遺伝子研究所となった漢江(ハンガン)のセビッ島


セビッ島は4つの人工島で構成され、文化とレジャーが楽しめる複合文化スペースです。ソウルの夜景スポットとして人気が高く、ドラマや映画のロケ地として注目を集めています。『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のロケは、先端都市ソウルを印象付けるセビッ島やデジタルメディアシティ(DMC)、江南大路などのほか、町工場が集中する下町エリアの文来洞などでも行なわれています。

人工衛星「ヴェロニカ」から呼び寄せた対ハルク用アーマーMk.44「ハルクバスター」
南アフリカのヨハネスブルク・シティ・ホール


暴走したハルクとそれを止めるために「ハルクバスター」を装備したアイアンマンとの激しいバトルのロケは、南アフリカ最大の都市ヨハネスブルクのシティ・ホール前で行なわれています。

アベンジャーズの新本部の外観はイギリスのセンズベリー視覚芸術センターが使用された


アベンジャーズの新しい本部は、ニューヨーク州の北部の設定になっていますが、使用されたのはイギリスのノーフォーク州の州都ノリッチのイーストアングリア大学の敷地に建った「センズベリー視覚芸術センター」の外観です。建築家ノーマン・フォスターらによって設計され、1978年に完成しています。

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『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』 スコットランドがロケ地に

ワンダ、ヴィジョンの窮地に、キャプテンアメリカ登場!

MCUの第19作目『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でも、ニューヨークをはじめさまざまな場所で撮影が行なわれましたが、特筆すべきロケ地は、作品に奥行きを与えているイギリス、エディンバラの歴史ある街並みと建造物です。ワンダとヴィションがサノスの最強の部下ブラックオーダーたちの襲撃を受けてから、キャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウ、ファルコンが登場し、応戦するまでのシークエンスでは、エディンバラの実際の街並みや歴史的建造物を使用してロケが行なわれました。また、スパイダーマンの登場シーンでは、ニューヨークのクイーンズボロ・ブリッジが強い印象を残しています。

戦いの場は聖ジャイルズ大聖堂からエディンバラ・ウェイバリー駅へ
ワンダ、ヴィジョンがブラックオーダーと戦った聖ジャイルズ大聖堂

エディンバラにあるスコットランド国教会の聖ジャイルズ大聖堂では、ヴィジョンがコーヴァス・グレイヴと屋根の上で戦うシーンや大聖堂の前メルカト・クロスの広場でワンダとプロキシマ・ミッドナイトが抗戦するシーンが撮影されています。

ワンダ、ヴィジョン逃げ切れずにエディンバラ・ウェイバリー駅に落下
エディンバラ・ウェイバリー駅


聖ジャイルズ大聖堂での戦いの場から、隙を突いて逃れようとしたワンダとヴィジョンでしたが、プロキシマ・ミッドナイトの攻撃を受け、ガラス張りの天井をもつ広大な駅に落下してしまいます。この駅がスコットランド最大のターミナル、エディンバラ・ウェイバリー駅です。追いつめられたワンダの前に現われたのは、キャプテン・アメリカでした。

スクールバスが走り抜けたクイーンズボロ・ブリッジ
スパイダーマンの登場シーンに、クイーンズボロ・ブリッジ


クイーンズボロ・ブリッジはイースト川に架かる橋で、開通は1909年。クイーンズ区のロングアイランド・シティと、ルーズベルト島を経由して、マンハッタンを結んでいます。2009年には米国土木学会によって、歴史的国家土木建造物に指定されています。本作では、サノス軍の急襲を察知したピーター・パーカーが、(スタン・リーが運転する)スクールバスの中から抜け出すシーンで使用されています。なお、トビー・マグワイア版の『スパイダーマン』(2002)でも、この橋が背景として登場していました。

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そして『アベンジャーズ/エンドゲーム』

アイアンマンたち最強チーム “アベンジャーズ”の最後にして最大の逆襲が始まる!

『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、マーベル・スタジオ製作のスーパーヒーローが登場するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品の第22作目。本作に続き6月公開予定の『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』で、MCUの第3フェーズが終了します。
シリーズ全作が世界興行収入ランキングTOP10にランクインするという、空前絶後の“奇跡”を成し遂げた「アベンジャーズ」シリーズが、ついに完結します。劇場では、今回のロケ地となっている場所のチェックもぜひ!

再び集結した者たちに残されたのは、最強の絆だけ──。

最強を超える敵“サノス”によって、アベンジャーズのメンバーを含む全宇宙の生命は、半分に消し去られてしまった…。大切な家族や友人を目の前で失い、絶望とともに地球にとり残された35億の人々の中には、この悲劇を乗り越えて前に進もうとする者もいた。だが、“彼ら”は決して諦めなかった──地球での壮絶な戦いから生き残った、キャプテン・アメリカ、ソー、ブラック・ウィドウ、ハルク、ホークアイ、そして宇宙を当てもなく彷徨いながら、新たなスーツを開発し続けるアイアンマン。ヒーローたちは、大逆転へのわずかな希望を信じて再び集結する。はたして失った者たちを取り戻す方法はあるのか? 35億人の未来のために、そして“今はここにいない”仲間たちのために、最後にして史上最大の逆襲<アベンジ>に挑む。最強チーム“アベンジャーズ”の名にかけて──。

日本らしき場所だが、残念ながらセットでの撮影
北イングランドのダラムにある大聖堂の内部でロケが行なわれた


本作のロケ地として紹介したいのが、イギリス、北イングランドのダラム大聖堂と南西部コーン ウォール地方にある海辺の町セント・アイブスです。 ネタバレにならないように詳細は控えますが、いずれもソーに関連した場所として登場します。ダラムの大聖堂はダラム城とあわせ世界遺産に登録されています。また映画『ハリー・ポッター』のロケ地としても知られている場所です。

陽光にあふれ、芸術家たちにも愛された保養地セント・アイブスでもロケが行なわれた


■原題: Avengers: Endgame
■監督:: アンソニー&ジョー・ルッソ   
■製作: ケヴィン・ファィギ 
■出演: ロバート・ダウニーJr./クリス・ヘムズワース/マーク・ラファロ/クリス・エヴァンス/スカーレット・ヨハンソン/ジェレミー・レナー/ポール・ラッド/ブリー・ラーソン
■配給: ウォルト・ディズニー・ジャパン
■公式サイト: https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-endgame

©Marvel Studios 2019 All rights reserved
4月26日(金)全国公開


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地球の歩き方 ガイドブック B06 ニューヨーク マンハッタン&ブルックリン 2019年~2020年版

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地球の歩き方編集室
定価:本体1,750円+税
発行年月: 2019年05月
判型/造本:A5変並製
頁数:564
ISBN:978-4-478-82346-0

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