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ハーレムに行こう!アフリカン・アメリカンのカルチャーを肌で感じる

2015年08月11日

NY旅行の定番といえば、タイムズスクエアや自由の女神、五番街でのショッピングなどが定番ですが、今回は少し目先を変えて、「ハーレム地区」をご紹介します。ハーレムは、マンハッタン島北部に位置する、アフリカ系アメリカ人が多く住む地域の総称です。また、この地域には、中南米からの移民やドミニカからの移民がまとまって暮らしている地域もあり、そちらはスパニッシュ・ハーレムと呼ばれ、スペイン語が飛び交っています。様々な人種と文化が混ざり合い、まさに、人種のサラダボールと呼ばれているアメリカを象徴するような地域です。ハーレムと聞くと危険なイメージがありますが、日中は人通りも多く、また、ブラック・カルチャーやソウル、ジャズなどの音楽好きな人々の間では、ある意味聖地にもなっているため、観光客も多いです。NYの他の地域同様、夜間や人通りの少ない場所には行かないなど、気を付けることは必要だと思いますが、その他、特別な危険を感じることはありませんでした。 

街中にはさりげなくブラック・カルチャーにちなんだアートが
住宅街の外壁にも、こんなに素敵なグラフィックが描かれている
ご覧のように、普通に街を歩いているだけで、遊び心溢れる質の高いストリート・アートに遭遇できます。そして、ブラック・ミュージックの殿堂である「アポロ・シアター」もここハーレムにあります。


APOLLOというロゴを見るだけでテンションが上がります

ハーレム観光のおすすめは、日曜日。朝、地区内の教会では、ゴスペルを聞くことができます。教会の外にいても、その歌声が響いてくる位の声量でした。
アメリカに住むアフリカ系アメリカ人の祖先の多くは、遠くアフリカ大陸から奴隷として連れてこられた人々です。あらゆる自由を奪われ、重労働に身を費やしていた彼らが、白人である主人から聖書を教わり、やがて主人の目を盗んで奴隷同士が集まり、みんなで聖書の内容を歌い始めたのが、ゴスペルの起源だと言われています。

今でこそ、そんな悲壮感はありませんが、こうした背景を踏まえてゴスペルを聞くと、なんだか胸にグッと込み上げるものがあります。 

ハーレム地区の教会
こう見えて銀行です
ハーレムには、ソウル・フードのレストランもあります。
ソウル・フードとは、先ほどのゴスペル同様アフリカン・アメリカンの祖先が奴隷だった時代に、主人たちの食さない、豚の耳や腸、牛の舌など本来捨てられていた部位を使った、伝統的な料理です。私がレストランで食べた時は、ナマズのフライなんていうのもありました。地元民に混ざって食事を楽しむ観光客の姿も見かけましたし、味付けも食べやすくアレンジされているので、一度体験してみてはいかがでしょうか。 


バイキング形式のソウル・フードレストラン
いかがでしたか。ポップながらも、文化的な要素に溢れているハーレム。私ももう一度行ってみたいと思う位、魅力的な地域です。

【データ】
ハーレムへの行き方:ニューヨーク地下鉄 ハドソン線、ハーレム線、ニューヘイブン線 「ハーレム125丁目」下車


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