【公開記念プレゼント】米に実在する幽霊屋敷、映画『ウィンチェスターハウス』(6/29公開)

公開日 : 2018年05月25日
最終更新 :
38年間、休むことなく増改築が続けられた
38年間、休むことなく増改築が続けられた

夏の足音が近づく初夏、エンタメ界では今年もホラーなイベントや映画が盛り上がろうとしています。アメリカ合衆国カリフォルニア州サンノゼ。facebookやAppleなど、大手IT企業の本社が軒を連ねるシリコンバレーで一躍有名になりましたが、中には18世紀に建てられたイタリア建築の建物が残る歴史地区など、観光スポットとしても注目を集めています。そんなサンノゼに実在する、ミステリーハウス「ウィンチェスターハウス」をテーマにした映画が2018年6月29日(金)に公開されます。

映画『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』

映画『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』
奇怪な構造が溢れた建築物として世界的に知られた

カリフォルニア州サンノゼに今も存在し、人々を恐怖させている幽霊屋敷”ウィンチェスター・ミステリー・ハウス”。ウィンチェスター銃によって死んだ亡霊たちから逃れるため、サラ・ウィンチェスターによって建てられた屋敷は38年間、365日24時間絶えず続いた増改築により、”行き先のない階段”や、”床に向かって開く窓”など奇怪な構造が溢れた建築物として世界的に知られた幽霊屋敷となりました。

監督は『ソウ』最新作のスピエリッグ兄弟

監督は『ソウ』最新作のスピエリッグ兄弟
オスカー女優、ヘレン・ミレン

この奇妙な題材に触発され、本作を手掛けることになったのは『プリデスティネーション』で映画ファンを唸らせ、『ソウ』シリーズの最新作『ジグソウ:ソウ・レガシー』でメガホンを取った気鋭、スピエリッグ兄弟。主人公、サラ・ウィンチェスター役を演じたオスカー女優、ヘレン・ミレンは妄信的に屋敷の増改築を続けた未亡人を見事に演じ切っています。果たしてウィンチェスターハウスに巣くう亡霊の正体とは何なのか、歴史に隠された忌まわしき実話がついに明らかに。

実際のウィンチェスターハウスの場所は?

実際のウィンチェスターハウスの場所は?
昼間に見る分には歴史を感じる豪華な建物

ウィンチェスター銃のビジネスで成功を収めた実業家、ウィリアム・ワート・ウィンチェスターの未亡人、映画の主人公でもあるサラ・ウィンチェスターの個人的な邸宅が舞台となり、現在ではサンノゼのランドマークとも呼ばれるほどの人気観光地です。近くには大型のショッピングモールや、PhotoShopなどで有名なAdobe社の社屋などもありますが、その巨大さと設計の計画がない増改築が創りあげた奇怪なウィンチェスターハウスに、人々の興味や関心が集まったのかもしれません。現在では、カリフォルニア州の史跡868番に指定され、国指定の歴史建造物となっています。

住所は、525 S Winchester Blvd, San Jose, CA 95128 アメリカ合衆国。付近にはウィンチェスターハウスの場所を示す観光用の看板もあります。

実際の撮影は現地と、オーストラリアに復元したセット

実際の撮影は現地と、オーストラリアに復元したセット
復元された折れ階段のセット

一部のシーンは実際にウィンチェスターハウスを使用して撮影されましたが、メルボルン(オーストラリア)のスタジオにウィンチェスターハウスの主要な部屋をいくつか再現され撮影がおこなわれました。玄関ホールや銃展示室、折れ階段や天井に行き着く階段などサラの手によって生まれた必然性のない設計に溢れた屋敷の内部を壁紙の色や細部の装飾まで見事に復元したそうです。

ホラー映像へ掛ける情熱と”13”の符号

ホラー映像へ掛ける情熱と”13”の符号
生涯を黒衣で通したサラ
至るところに使用される不吉な数字
至るところに使用される不吉な数字

本作では、照明やレンズにもこだわり、衣装デザイナーはさまざまな幽霊のためにバラエティに富んだ衣装を誂えたりと、ホラーへのディティールの追求も見どころの一つ。特に実在したサラは生涯を黒衣で通した人物。より際立つよう装飾などで工夫がされていることにも注目。そして、欧米においては忌み嫌われる数字”13”がウィンチェスターハウスには至るところに使用されています。例えば、13個の浴室、13個の掛け鍵、13個の窓枠、13個の排水溝が付いたキッチン、13段の階段、何故、サラは”13”に固執したのか。

この夏を先駆けるアメリカンなホラーストーリー、ぜひご覧ください。

読者プレゼントのお知らせ

読者プレゼントのお知らせ
ウィンチェスターハウスオリジナル3Dカード

今回、『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』2018年6月29日(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国公開を記念して、オリジナル3Dカード をこの記事をご覧いただいた方の中から抽選で3名様にプレゼント!「スパイダーマン」などのイラストも手がけた3Dアーティストの 書き下ろしのオリジナル3Dカードです。

ご応募はこちらから。ふるってご応募ください!
※応募期間:2018年5月25日(金)~6月10日(日)
※ご当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせて頂きます。

ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷
©2018 Winchester Film Holdings Pty Ltd, Eclipse Pictures, Inc., Screen Australia and Screen Queensland Pty Ltd. All Rights Reserved.
2018年6月29日(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国公開

筆者

地球の歩き方ウェブ運営チーム

1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』のメディアサイト『地球の歩き方web』を運営しているチームです。世界約50の国と地域、160人以上の国内外の都市のスペシャリスト・特派員が発信する旅の最新情報をお届けします。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。