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日本とカンボジアの架け橋、アンコール・ワット遺跡修復のためクラウドファンディングを開始(上智大学)

2018年02月05日

上智大学のアジア人材養成研究センターは2018年1月22日(月)より、国内最大のクラウドファンディングサービスである「READYFOR」において、総額1,000万円を目標金額としたカンボジアにある世界遺産でもあり、近年、危機遺産としても登録されている、日本人観光客にも人気の高いアンコール・ワット西参道の修復プロジェクトの資金調達を開始しました。

上智大学石澤良昭 アンコール・ワット西参道完全修復への挑戦!

上智大学のクラウドファンディングを募集するサイトページ

上智大学では、「カンボジア人による、カンボジアのための、アンコール・ワット遺跡保存修復」を国際協力の哲学として掲げ、1996年カンボジア王国シェムリアップ市に「アジア人材養成研究センター」を開設しました。以来20年にわたり、遺跡の保存・修復に携るカンボジア人の石工や遺跡保存官などの人材育成に取り組むほか、同遺跡を管理するアプサラ機構と共同で西参道の修復工事を行っています。また、同センター長の石澤良昭教授は、同遺跡の保存修復および人材育成への貢献が認められ、2017年にアジアのノーベル賞と呼ばれる「ラモンマグサイサイ賞」を受賞しました。

同賞は、毎年アジア地域で社会貢献などに傑出した功績をあげた個人や団体に対し、ラモン・マグサイサイ賞財団から贈られています。石澤教授は、長年に亘るアンコール・ワット遺跡群の保存修復および同遺跡を守るカンボジア人専門家の人材養成に尽力したこと、そしてその貢献によってカンボジア人が自国の固有文化遺産に対する誇りを取り戻すきっかけを与えたことなどが高く評価されました。

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全長200メートルの西参道の修復プロジェクト

2020年の完成を目指すプロジェクト

アンコール・ワットの西参道は、同遺跡を観光したことがある方なら必ず通る、アンコール・ワットへと続く両脇に堀のある参道です。全長200メートルの西参道の修復は、2007年に第1工区が完成、2015年より第2工区の修復準備に着手し、2020年の完成を目指しています。現代の建築材料や大きな機材を使用せず、約900年前の建設当時の石材を石切場から切り出して使用するなど、当時の技術を用いながら保存・修復作業を実施しています。

これまでは、主に経済界からの法人募金やODA『一般文化無償資金協力』などを中心に費用を賄ってきましたが、クラウドファンディングという新たな外部資金調達の方法を通じ、個人からの募金協力を得られる体制も整えていくことを目指すことになります。同大学では、一人でも多くの人に同プロジェクトを知ってもらう機会とするとともに、同センターにおける教育研究活動の経過と成果を広く社会に発信していく方針です。

クラウドファンディング概要

かつての美しいアンコール・ワットの姿を取り戻しましょう

以下はクラウドファンディングの概要です。



【実施概要】
プロジェクト名:「上智大学石澤良昭 アンコール・ワット西参道完全修復への挑戦!」
URL:https://readyfor.jp/projects/sophia-angkor
募集期間:2018年1月22日~4月20日
目標金額:1,000万円

■クラウドファンディング挑戦について 石澤教授のコメント

アンコール・ワット遺跡群はカンボジアを象徴する遺跡であり、その保存・修復は現地の人々自身の手によって守り、誇れるようにしていかなければなりません。西参道の修復事業においても、「By Cambodian's for Cambodians」で国際協力をすすめていくという原点を忘れずに取り組んでいきます。本遺跡のような文化遺産を、国際社会が人類の至宝として保存していく重要性を広く世界に訴求していく所存です。ご支援のほどよろしくお願いいたします。

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