秋ならではの楽しみ方! チェコ・プラハのおすすめスポット3選

公開日 : 2018年09月13日
最終更新 :
ライトアップされた「プラハ城」
ライトアップされた「プラハ城」

チェコ共和国の首都であるプラハは、歴史的な建造物が数多く残る人気の観光都市です。また、ベルリン(ドイツ)やウィーン(オーストリア)、ブダペスト(ハンガリー)など、他国の主要都市からもアクセスがよく、ヨーロッパ旅行の際にあわせて立ち寄れる都市としても人気です。日本のように四季がはっきりしており、秋になると草木の移ろいとともに、風情ある景観が広がります。この秋、チェコ・プラハを訪れる方におすすめのスポットを3つ紹介します。

日没後のロマンチックな「プラハ城」へ

日没後のロマンチックな「プラハ城」へ
日没を待つ「プラハ城」

チェコ・プラハの象徴といえば、なんと言っても「プラハ城」でしょう。世界でもっとも古くて大きい城として『ギネス世界記録(TM)』にも登録されており、見応えたっぷりです。

燦然と輝く「プラハ城」の夜景
燦然と輝く「プラハ城」の夜景

「プラハ城」は、小高い丘の上に立っているため、城の入り口からプラハの街並みが一望できます。なかでも夜のライトアップされた街並みや城は絶景です。日の入りが早くなる秋頃は、夜景が長く楽しめる絶好の時期となります。

「プラハ城」の衛兵交代式
「プラハ城」の衛兵交代式

「プラハ城」では、毎日正午、盛大な衛兵交代式が行われます。衛兵交代式の時間になると、建物の窓ごしに音楽隊の演奏が始まり、城の中庭には列を組んだたくさんの衛兵が行進してきます。入城料は無料ですが、聖ヴィート大聖堂、黄金小道、王宮美術館などへの入場は一部有料です。お得なコースチケット(250コルナ〜)がおすすめです。

肌寒い夜を逃れて「国立マリオネット劇場」へ

肌寒い夜を逃れて「国立マリオネット劇場」へ
「国立マリオネット劇場」の看板

肌寒くなってきた秋におすすめしたいのが、心をほっこりさせるマリオネットたちです。人形劇は、チェコの伝統芸能のひとつです。18〜19世紀、ドイツ語の使用を強いられていたチェコですが、人形劇だけはチェコ語の使用が許されていました。そのような歴史的背景から、「国立マリオネット劇場」はチェコ国民にとってとても大切な場所です。

「国立マリオネット劇場」では、モーツァルトのオペラ『ドン・ジョバンニ』をほぼ毎晩上演しています。劇場は冷暖房が完備されていますので、肌寒い秋の夜長も安心して鑑賞することができます。

上演されるオペラには、字幕や音声ガイドなどはありません。しかし、言葉がわからなくても、おもしろいと思える工夫がたくさん散りばめられています。マリオネットたちのコミカルな動きに思わず笑ってしまうはず!

コミカルな動きをするマリオネットにほっこり
コミカルな動きをするマリオネットにほっこり

物語の主人公である『ドン・ジョバンニ』の人形が、劇場の入り口に飾ってあります。また、おみやげ品として、物語に出てくるキャラクターのマリオネットを購入することができます。劇場のカウンターでは、実際にマリオネットの操り体験もさせてもらえます。

チェコの文豪も通った「カフェ・ルーブル」へ

チェコの文豪も通った「カフェ・ルーブル」へ
「カフェ・ルーブル」でひと休み

プラハ観光の休憩や、ちょっとぜいたくな朝食におすすめなのが、「カフェ・ルーブル」です。チェコの文豪、フランツ・カフカやカレル・チャペックも、ここで作品の執筆をしていたといわれています。

彼らが通っていた頃のように、今でもテーブルの上にはメモ用紙と鉛筆が用意してあり、ちょっとしたアイデアをメモすることができます。100年以上の歴史あるカフェで、内装も雰囲気たっぷりです。地元の人々に愛される素敵なカフェで、ひと休みしてみてはいかがでしょう。

いかがでしたか。紹介した3つのスポット以外にも、チェコ・プラハには見どころがいっぱいです。秋の行楽シーズンは、情景豊かなプラハ旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか。

筆者

プラハ特派員

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