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世界遺産都市レーゲンスブルク・4つのクリスマスマーケット(ドイツ)

2017年12月04日

素敵なお土産がたくさん

それぞれの街に、素敵なクリスマスマーケットはあります。街のマーケットや、田舎にポツンとあるマーケット。様々なものがあるからこそ、訪れるのが面白いですね。ここ、レーゲンスブルクは、ゴシック建築の教会が美しい、長い歴史を持つドナウ河岸辺の古都。世界遺産都市の中の歩いていける距離に、なんと4つものクリスマスマーケットがあるのです。中世の街並みが残る街そのものも、この時期クリスマスのデコレーションで一杯。しっかり着込んで、あなたも街の探検を兼ねて、出かけませんか?

1) 300年の歴史を誇るクリスマスマーケットは、街の中心にあるノイプファー広場にあります

ノイプファー広場は昼間から賑わう

旧市街の中心部、ノイプファー広場にあるのが、レーゲンスブルクで一番歴史のあるクリスマスマーケット。
クリスマスマーケット初心者さんは、ここからスタートしてみましょう。普通にイメージするクリスマスマーケットならここです。

ここで注目してしたいのは、なんと40種類ものグリューワインがあるということ。いくつかあるスタンドがそれぞれ何種類かのグリューワインを提供しているということですが、寒い中、クリスマスマーケットを楽しむためには欠かせないものです。グリューワインとは、赤ワインに香辛料を混ぜて温めた飲み物で、体を芯から温めてくれます。アルコールが苦手な方は、キンダープンチと呼ばれるものを注文してください。ハーブティーとブドウやリンゴのジュースに香辛料を入れて温めたものです。

運が良ければ、ガラス工芸の実演を見ることも出来るかも。

11時から開かれるこのクリスマスマーケットは、夜で歩きにくいお年寄りにも、担任の先生に引率されてくる小学生にも大人気。

小さな子供に人気のメリーゴーランドは、水曜日の14時以降、割引価格で乗れるのだそうです。

また、運が良ければ、水曜日にはニコラウスに会えるかもしれません。ニコラウスとは、サンタクロースのドイツ・バージョンと言えば分かりやすいでしょうか。

ドイツ最古のソーセージ屋さん。

ちょっと小腹が空いたなら、「ドイツ最古のソーセージ屋さん」の屋台をオススメ。2本の焼きソーセージを挟んだ典型的なテイクアウトのパン(2,80ユーロ)を食べずに、レーゲンスブルクを去る事は出来ません。体を温めるためには、ジャガイモのスープ(4ユーロ)も試してみる価値あり。

または、1/2メートルのソーセージを挟んだパン(5ユーロ)もいいですね。屋台と言えば、やはりソーセージです。

2) 職人さん大集合。ルクレツィア・マルクト(2つの広場にまたがるクリスマスマーケット)

オープン前日の様子

こちらの写真は、オープン前日のもの。だから、まだ賑わいは見えませんが、今年は今までなかった小さな子供向けの遊具が用意されているようです。確かに今までは、小さな子供には魅力の薄いクリスマスマーケットだったような気がします。

さて、ドイツのクリスマスマーケットに精通したあなたなら、一味違ったクリスマスマーケット、「ルクレツィア・マルクト」へ行ってみましょう。

二つの隣合う広場(ハイド広場とコーレン広場)で開かれる、ルクレツィア・マルクトは、色々な素材を扱う職人さんたちが集まったマーケット。一つ一つ見始めると時間を忘れてしまいます。

地元にお店を開く職人さん達が、地道に作り続けた作品が一気に並びます。ガラス細工や、木工品、フェルト製品など、ピンと来たものを家族や大切な方へのお土産にいかがですか。

いつも大人気で行列。出来立てフカフカが、とっても美味しい!

ここにあるのは、職人さん気質なお土産だけではありません。

甘いものが好きな方にオススメしたいのは、ハンガリーの焼菓子「バウムシュトリーツェル(クルトシュ)」。いつも行列ができています。これは、イースト生地で作られたバウムクーヘンのようなもの。出来立てのあったかいうちに是非食べてください。できたてふかふかを友達と一緒に食べるのがオススメ。一度食べたら、病みつきになること間違いなし。

3) 中世を感じる、シュピタールのクリスマスマーケット。石橋を渡って、ドナウの対岸シュタットアムホーフまで行ってみましょう

シュピタールのクリスマスマーケット

レーゲンスブルクの旧市街から、ドナウ川にかかる石橋を渡り切ると、シュピタールというビールの醸造所があります。そこで開かれるのが、このシュピタールのクリスマスマーケット。

夏にビアガーデンとして賑わう土地を利用してスタートして、今では欠かせない大切なクリスマスマーケットです。

歴史はまだまだ浅いのですが、地元の人はなぜかここが好き。グリューワインとは異なるものを求めるならば、グリュービア(ビール)はいかが?

チュロスと呼ばれる揚げ菓子。

人力で動く木製のメリーゴーランドや羊などの動物は、小さい子供に人気。
中世ファンには、素敵なコスチュームを買うチャンス。

甘いものが欲しくなったら、チュロス。これだけでも、結構お腹いっぱいになります。これも、表面カリッ、中身しっとりふわふわの出来たてが一番。


子供から大人まで、地元の人が大好きななシュピタールのクリスマスマーケット。平凡なクリスマスマーケットのようだけど、ちょっと違う。夜遅い時間、週末は、身動きするのが難しいくらいぎっしり賑わいます。

月曜日から土曜日は、16時に開くので、観光する際の時間配分に気をつけましょう。逆に夜は22時までだから、夜ゆっくりしたい方にオススメ。

4) ちょっと高級なクリスマスマーケットは、トゥルン・ウント・タクシス城のお庭で

お城の敷地内で開かれるロマンチック・クリスマスマーケット。

年間30万人もの人が訪れるというのは、お城の中庭で開かれるロマンチック・クリスマスマーケット。素敵な光に包まれる、暗くなってからの時間帯が絶対オススメです。お城の見学とクリスマスマーケットを一緒に入場料がかかりますが、それが気になるなら、遅い時間に出かけると割引料金。(一番お得なのは月曜日の夜8時以降。一人2ユーロです)

1日3回5分だけ登場するのは、クリストキント。17時、18時、19時。毎年交代するクリストキント(クリスマスの天使)ですが、レーゲンスブルク市民の16歳から22歳の女性から選ばれた人です。今年のクリストキントは、身長170センチの二十歳の女性。

正直このクリスマスマーケットは、お財布を気にしすぎていたら楽しい気持ちになれません。入場料が高いだけでなく、飲み物を飲んだりすれば、その料金にもびっくりすることもあるかもしれません。でも、ここは現役のお城のお庭。この日だけは、ちょっと割切りましょう。その分、優雅な雰囲気と、警備のしっかりした環境を楽しむことが出来ます。

カイザーシュマーレンのお店

食べ物屋台で魅力的なのは、大きなフライパンで作るカイザーシュマーレンや、パエリアでしょう。視覚的に、どんどん惹きつけられてしまいます。

カイザーシュマーレンというのは、オーストリアに起源がある崩したようなパンケーキです。

寒い日に嬉しいのは、所々に焚き木があり、温まることができること。

お出掛けの際に気をつける事

たくさんの人で賑わうクリスマスマーケット

気をつける事、として私がここで言いたいのは、二つ。

まず、スリなどに気をつけましょう。レーゲンスブルクは治安のいい街ではありますが、たくさんの人が集まりますので、基本中の基本。グリューワインで温まるのは良いですが、アルコールを含む飲み物です。気を抜かないこと。用心するに越したことはありません。

二つ目は、防寒。
その時の気温と、どれだけ長い間そこに居るかにも寄りますが、ドイツの冬は寒いからです。袖と手袋の間、ズボンと靴下の間に隙間風が入れば寒いです。耳もしっかり塞がる帽子で覆いましょう。手袋も勿論です。靴下は二重に履く、靴も暖かいものを用意すると随分違います。カイロがあれば更にいいですね。
風邪をひいたら、せっかくの旅行も台無しですから。

街中もクリスマスムード高まっています

さて、4つのクリスマスマーケットを紹介しましたが、勿論、街の彼方とこちらに散らばっています。そういったクリスマスマーケットをハシゴするには、勿論街の中を通り過ぎるわけです。

その移動も是非楽しんでください。通りも、お店の外やショーウィンドウもすっかりクリスマス一色です。寒いながらも、街を歩く楽しみがそこにはあります。

あなたが、クリスマス前のこのシーズンに、レーゲンスブルクに滞在されるなら、きっと素敵な思い出を作ることができることでしょう。

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