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フォイヤーツァンゲンヴォーレで盛り上がるウルムのヴァイナハツマルクト

2017年12月26日

ウルム最大のおススメは、このフォイヤーツァンゲンボーレ

世界で一番高い尖塔を持つウルム大聖堂の前に繰り広げられるヴァイナハツマルクト、ウルムと言う町の魅力に加えて、とても魅力的なウルムのヴァイナハツマルクトについてレポートします。

断然夜が盛り上がるウルムのヴァイナハツマルクト

ウルム大聖堂下に繰り広げられるヴァイナハツマルクト

あまり知られていませんが、実は、世界一高い教会、ウルム大聖堂“Ulmer Münster(ウルマー・ミュンスター)”を持つ町ウルムは、とてもステキな魅力的な町です。
尖塔の上から望む景色は、緑色のドナウ川とオレンジ色の屋根の家のコントラストがとても美しく、ドナウ川沿いに設けられた城壁沿いや漁師地区と呼ばれる旧市街を歩くのも楽しいウルムの町。
そんなウルムのヴァイナハツマルクトは、ウルム大聖堂前広場、“Münsterplatz(ミュンスタープラッツ)”に繰り広げられます。

私たちは夜派ではないため、あまり夜のヴァイナハツマルクトへ出かけることはないのですが、ヴァイナハツマルクトは断然夜が盛り上がります。 日が暮れはじめると人が続々とマルクトへ集まってきます。
とは言え、遅くとも9時には閉まってしまうマルクト、ウルムで言えば、8時半が終了時間、夜派と言ってもたかが知れています。
ドイツは、冬であればもう16時を過ぎる頃から空は暗くなり始め17時ともなれば真っ暗です。
イルミネーションを楽しむべく、暗くなったマルクトに集まる人たち。 ウルムのヴァイナハツマルクトもかなりの人でごった返していました。

ウルムのヴァイナハツマルクトでソーセージ“Wurst(ヴルスト)”を食べるなら、是非、スペシャルバージョン“Spezial(スペツィアール)”を頼みましょう。
ヴルストは、フランクフルト地方のものよりも長めのヴルストがメイン。
白系、赤系とありますが、赤くて細めのヴルストは、チリの効いたかなりピリ辛なソーセージになります。 スペツィアールを選ぶと何が特別なのかと言いますと、バンズ(バゲット風)にヴルスト以外にコールスローとタマネギのスライスが添えられることです。
これが、とってもソーセージに合います。 長いヴルストに合わせて比較的大きめのバンズなのでこのお野菜がとっても嬉しい。 また、コールスローのお味が絶妙です。 是非トライしてみましょう。

大聖堂前に設えられた“Krippe(クリッペ)”は、本物のロバや羊が…
本物のロバさんや羊さんが草を食む光景は、私たち日本人にはとても新鮮で、独特の雰囲気です。
子供が柵越しにロバや羊に食い入るように見つめている姿も微笑ましい…

大聖堂北側では、子供が楽しむミニチュアの世界

大聖堂北側は、子供のためのミニチュアの世界。
ドイツでは鉄道模型のミニチュアワールドが人気です。 そのミニチュアの世界はもう精巧でビックリします。
ここウルムのマルクトでは、大聖堂北側に子供のためのミニ機関車ワールドが設けられていました。 各マルクトでもそれなりの規模のマルクトなら必ずと言って良い程、ミニ機関車体験ができます。
機関車自体は良くあるのですが、ウルムの様にミニ機関車の鉄道模型(写真上)までディスプレイされているところは珍しいです。

11歳になるにもかかわらず、この機関車に乗りたいと言って、友達と共に乗り込む娘。 ドイツに住んでいると、とてもメジャーな乗り物なのでそれも納得。
ミニチュアと言えでも、上の写真をご覧になって頂いてお分かりの通りかなり本格的な蒸気機関車です。 ちゃんと炭をくべています。

吹きガラスのパフォーマンスと美しいガラス細工

ウルムのヴァイナハツマルクトの見どころの1つに、吹きガラス作りの工程を見せてくれるパフォーマンスが挙げられます。 このパフォーマンスは、 “Weltheim am Main(ヴェルトハイム・アム・マイン)”のガラス細工師“Hans-Joachim Ittig”氏とそのチームが毎年行う恒例のステージとなっていて見ごたえあります。

色とりどりの美しいガラス製品、見ているだけでウットリです。
写真右側は、ウルムのシンボル、鳩、通称“Ulmer Spatz(ウルマー・シュパッツ)”のオブジェ。
ステージ脇には、この工房で制作されたガラス製品を扱う出店が併設されています。

ウルムのマルクト断トツイチ押しは、フォイヤーツアンゲンボーレ!

皆さんは、“Feuerzangenbowle(フォイヤーツァンゲンボーレ)”と言う言葉を耳にしたことがありますか?
マルクトの花形、グリューワイン“Glühwein(グリューヴァイン)”は、かなり認知されてきたのでご存知の方も多いでしょう。
実は、マルクトにはグリューワインだけでなく、身体を心から温めてくれるフォイヤーツァンゲンボーレというホットワインもあるんですよ。

これはどこがグリューワインと違うかと申しますと、写真で分かりますか?
青い炎が出ているのが…
クローズアップしてみれば、ホラこの通り、青い炎がチラチラというよりボォーっと出ています。

フォイヤーツァンゲンボーレとは、ホットワインもしくはグリューワインの上に、“Zange(ツァンゲ)”と呼ばれる穴の空いた鉄板を渡し、その上に砂糖を乗せラム酒などのアルコール度数の高い酒をふりかけて火を灯し、溶けた甘いお酒がポタポタト落ちたホットワインのことです。

ここ、ウルムのフォイヤーツァンゲンボーレが特別なのは、その可愛らしいツァンゲと心からのホスピタリティー溢れるパフォーマンス。

まずは、すでに大なべで作られたフォイヤーツァンゲボーレをカップへ。
そのカップに愛らしい穴の空いたスプーンを乗せ、その上に砂糖を置きラム酒をたっぷり注ぎます。 こちらの屋台の凄いところはそのラム酒の多さ。 そのおかげで、火を点けた時の勢いがスゴイんですね。 そして体の中にも火が灯るぅ~!
お店の方のホスピタリティーもとてもすばらしく、ライターを貸してくれて自分で好きな時に火を点けられる様に取り計らってくれます。
ウルムのヴァイナハツマルクトのフォイヤーツァンゲンボーレ、その味とパフォーマンスを是非体験下さい。

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