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現地在住者が紹介!2018年スペイン・バレンシアの火祭り徹底ガイド Vol.1

2018年02月28日

火祭り人形とイルミネーション

バレンシアで開催される「サン・ホセの火祭り(Las Fallas)」は、スペイン三大祭りのひとつです。イエス・キリストの養父で大工の守護聖人であるサン・ホセ(聖ジョセフ)を祭る日に、大工が要らない木材などを燃やしたのが「サン・ホセの火祭り」の起源といわれています。火祭り期間中は、人口80万人弱の町に、国内外から100万人もの観光客が訪れ、バレンシアの町が1年で一番活気づきます。この記事では、『2018年スペイン・バレンシアの火祭り徹底ガイド』と題し、火祭りの楽しみ方を2回にわたって紹介します。Vol.1では、火祭り期間中に行われる主なイベントや見どころなどを紹介します。

火祭りの主役、巨大張りぼて人形の見学

大きな人形は、ビルの3階や4階まで届きそうなほど

スペイン三大祭りのひとつ「サン・ホセの火祭り(Las Fallas)」が、2018年3月15日(木)から3月19日(月)のまでの期間、火祭り博物館や市庁舎広場、ビルヘン広場など、バレンシア市内およびその近郊に設けられた各会場にて開催されます。

火祭り期間中は、たくさんのイベントや見どころがありますが、やはり主役はファジャ(Falla)と呼ばれる火祭り人形です。

3月16日(金)の朝には、すべての人形がバレンシア市内に設置され、その数は800にもおよぶといわれています。バレンシア市内を歩けば、火祭り人形をいくらでも見ることができると言っても過言ではありません。

これらの火祭り人形の出来ばえは、スペシャル、1等、2等、3等...というようにセクション(カテゴリー)分けされます。スペシャル・セクションの人形の出来ばえは圧巻です。人形のクオリティが高く、大きさも段違いなのはもちろんのこと、正面からだけでなく360度どこから見ても美しく、全体のバランスやストーリー性にも余念がありません。

かわいらしい印象の小さな人形

大きな人形、ファジャ・マジョール(Falla Mayor)の横には、ファジャ・インファンティル(Falla Infantil)と呼ばれる小さな人形がペアで設置されています。大きさではファジャ・マジョール(Falla Mayor)にはかなわないものの、ファンタジーあふれるかわいらしいファジャ・インファンティル(Falla Infantil)もお見逃しなく。

必見はスペシャル・セクションの火祭り人形!

ガラリと変わる印象!気に入った人形は昼と夜の両方をチェック

効率よく見学するのであれば、スペシャル・セクション(Sección Especial セクシオン・エスペシアル)を中心にまわるとよいでしょう。

下記は、スペシャル・セクション(Sección Especial)の火祭り人形が設置されるファジャ(Falla)のリストです。ファジャ(Falla)は火祭り人形のほか、各地区の火祭り実行委員会/集会所または組合を表します。

最後の「Falla l’Antiga de Campanar」以外は、ほとんどバレンシア市内中心部にあるので歩いて観てまわることが可能です。

- Falla Na Jordana
- Falla Convent Jerusalem
- Falla Exposició-Misser Mascó
- Falla Almirant Cadarso-Comte d’Altea
- Falla Cuba-Literat Azorín
- Falla Plaça del Pilar
- Falla Sueca-Literat Azorín
- Falla Regne de València-Duc de Calabria
- Falla l’Antiga de Campanar

3月15日(木)まで火祭り人形コンクールを開催

投票で1位となった人形は火祭り博物館に展示されます

火祭りの最終日まではいられないけれど、2月から3月15日(木)までバレンシアに滞在するというのであれば、火祭り人形コンクール(Exposición del Ninot エクスポジシオン・デル・ニノッ)を観てまわるのがおすすめです。

火祭り人形を間近に見ることができ、気に入った人形に投票することもできます。投票で1位だった人形は火祭り博物館に展示、保管されます。

ド迫力の爆竹ショー、マスクレタ(Mascletà)

市庁舎広場が爆音と煙に包まれます

バレンシア人が愛して止まないのが、マスクレタ(Mascletà)と呼ばれる爆竹ショーです。3月1日(木)~3月19日(月)までの期間、毎日14:00から市庁舎広場(Plaza del Ayuntamiento)で開催されます。

週末や火祭りの終盤ともなると、13:00に広場に到着しても身動きが取れないほどの混雑ぶりです。体全体で爆音、煙、火薬の匂いなどを楽しみたい方は、早めにお出かけください。なお、3月3日(土)と10日(土)は、真夜中にもマスクレタ(Mascletà)があります。

火祭り期間限定のイルミネーションと花火大会

イルミネーションの下にはたくさんの屋台があります

火祭り期間中、バレンシアの町は美しいイルミネーションに彩られますが、見学すべきは、下記のルサファ(Ruzafa)と呼ばれるバレンシア中心部に隣接した地区にあるファジャ(Falla)のイルミネーションです。

- Falla Sueca-Literato Azorín
- Falla Cuba-Puerto Rico
- Falla Cuba-Literato Azorín

Sueca(スエカ)、Literato Azorín(リテラト・アソリン)、Cuba(クバ)、Puerto Rico(プエルト・リコ)は通りの名前で、毎年、イルミネーション・コンクールで優勝する常連です。

これらのイルミネーションは3月9日(金)20:00から点灯開始です。

また、夜の楽しみはイルミネーションだけではなく、3月16日(金)から18日(日)の期間は、毎夜花火が打ち上げられます。花火の始まりは深夜0:00から1:00あたりと、日本よりかなり遅い時間になりますのでご注意ください。シエスタ(お昼寝)などで体力温存し、夜も火祭りを堪能しましょう。

美しいバレンシアの民族衣装にうっとり!聖母マリアへの献花

バレンシアの女性の豪華な伝統衣装
真夜中まで続く聖母マリアへの献火

火祭り実行委員会/組合のファジャ(Falla)のメンバーが、ビルヘン広場(Plaza de la Virgen)に設置された巨大な聖母マリア像に献火するための行進も見どころのひとつです。

バレンシアの女性の伝統衣装は、スペインの伝統衣装のなかでもとりわけ豪華といわれています。その美しい衣装で着飾った女性や、同じく伝統衣装を身に着けたファジャの男性メンバーやかわいらしい子供たちを見ることができるのが、聖母マリアへの献火(Ofrenda de Flores オフレンダ・デ・フローレス)です。

ビルヘン広場への献火ルートはふたつあり、ひとつはパス通り(Calle de la Paz)、もうひとつはサン・ビセンテ・マルティル通り(Calle San Vicente Mártir)です。

この行進は、3月17日(土)と18日(日)の15:30からスタートして、真夜中まで続きます。

献花で飾られた巨大な聖母マリア像の完成形

火祭り最終日の翌日3月20日(火)は、ビルヘン広場(Plaza de la Virgen)へ行きましょう。献花で飾られた巨大な聖母マリア像の完成形を見ることができます。

青い空に生える聖母マリア像がとても素敵です。19日(月)深夜から20日(火)の明け方にかけて、バレンシア市内は徹底的に火祭りの後片付けがされ、この聖母マリア像と広場の花だけが火祭りの名残となります。

■ サン・ホセの火祭り(Las Fallas)
・開催期間: 2018年3月15日(木)~3月19日(月)
・開催会場: バレンシア市内各所
・URL: http://www.fallas.com/index.php

いかがでしたか。スペイン三大祭りのひとつ「サン・ホセの火祭り(Las Fallas)」の楽しみ方を2回にわたって紹介しています。Vol.2では、火祭り期間中に楽しみたい名物スイーツ、交通機関、街歩きのコツや治安などを紹介します。

【関連記事】現地在住者が紹介!2018年スペイン・バレンシアの火祭り徹底ガイド Vol.2 ('18/2/28公開)も要チェック!

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