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灯りが織りなす優雅な夏のひと時を「岡山後楽園・夏の幻想庭園」で

2018年08月15日

池に映る中の島の亭舎

日本三名園のひとつ岡山後楽園では、毎年8月1日から8月31日まで、毎晩「幻想庭園」が開催されます。優美な大名庭園に燈る幻想的な灯りと、ライトアップされ川面に映える美しい岡山城は夏の風物詩です。フォトジェニックなエリアも数多く、浴衣を着て足の赴くままそぞろ歩きが楽しめます。今回は岡山を代表する観光地、後楽園の夜の姿とその周辺で開催されるイベントを紹介します。

夏の「幻想庭園」をそぞろ歩き

白桃ミラーボールアート

後楽園を訪れると、その正門前に、巨大な白桃のミラーボールアートが現れます。これらは、フルーツをテーマにした観光キャンペーン「おかやま果物時間」の一環として造られたアート作品です。人気の撮影スポットとして知られ、いつも写真を撮る人でにぎわっています。

「沢の池」で涼む人々

後楽園の中に入って最初に目にするのは「沢の池」です。ここでは、岡山市街地にあるとは思えないほどの涼風が吹き抜けていきます。写真を撮る人、そぞろ歩きを楽しむ人、中に入れる芝生の上でお弁当を広げる人など、それぞれの人が思いおもいに過ごしています。

風鈴オブジェ「涼の小径」

小路を歩くと、およそ100個の風鈴のトンネルをくぐります。ここは、風鈴オブジェ「涼の小径」と呼ばれています。トンネルには、地元の小学生のイラストとともに「自分の街おかやま」や「願い事」を書いた風鈴がぶら下がり、涼しさを演出しています。

素焼きの風鈴の音は、カラカラと乾いた音色で、風が吹くと一斉にクルクル回って鳴りだします。ここも撮影スポットとして、写真家の人達に人気のエリアです。

幽玄な雰囲気の「唯心山」の灯り

この(上の写真)築山は、「唯心山」と呼ばれています。「唯心山」からは園内全体が見渡せますので、絶えず観光客が登っていきます。ちなみに、「唯心山」からの眺めは『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で2つ星に選ばれ、世界的にも有名な絶景スポットになっています。

「唯心山」から眺める「沢の池」

こちら(上の写真)は、「唯心山」から見た「中の島」のライトアップの様子です。

岡山自慢のグルメスポット

夕暮れ時のビアガーデンを楽しむ人々

「庭園ビアガーデン」2018は、このビアガーデンを目当てに幻想庭園を訪れるほど、人気のあるビアガーデンです。星空を仰ぎながら、ビールなどのアルコールが飲めるのが特徴です。緑に囲まれた贅沢な空間で、黄昏時の刻々と変わっていく空を見上げながら、ゆっくりと過ごせます。

「庭園ビアガーデン」2018では、生ビールやカクテルのほか、岡山自慢のグルメやスイーツもそろっています。ちなみにテーブルは年数を経て、お世辞にも綺麗とはいえませんので、雰囲気を大切にする人は、白いテーブルクロスで飾られた予約席がおすすめです。

なお、今年は「インスタ割」なるものが登場しています。これは全店舗のメニューどれでもインスタグラムにアップして、受付で確認してもらうと、10%OFF割引チケットがプレゼントされるというものです。数量限定ですが、インスタグラムをしている方はお忘れなく!

ずらっと並んだ屋台

ここでは、のぼりを立てた屋台が一面に並んでいます。何よりも、まず味わってほしいのが、岡山ならではのメニューです。千屋牛の串焼き、県内産の野菜をふんだんに使ったピッツァ、連島産のれんこんのチップス、瀬戸内マッシュルームの天ぷらなどがあります。

アルコール類も地ビールの「独歩」や「吉備土手下麦酒」、清酒「夢二」などがあり、個人的には「吉備土手下麦酒」の「香りの麦」が爽やかで、ビール独特の苦みが苦手な方にも飲みやすいのでおすすめです。

後楽園名物「桃のかき氷」

もうひとつのおすすめは、後楽園の正門前のみやげ物屋の「残夢軒」で食べられる「桃のかき氷」です。桃の種類によって値段が違いますが、この日食べたのは、清水白桃のかき氷で1,100円でした。

桃ひとつを八等分にしたものが上にどっさり、食べ進めると中からサイコロ状の桃も出てきます。氷も柔らかく掻いてあり、食べて満足のかき氷です。

そのほかにも、2018年8月10日(金)~8月17日(金)には、「鶴鳴館」という風格ある武家屋敷の中で、ゆったりとカクテルやソフトドリンクを楽しめる「BAR幻想」が登場します。

後楽園のイベントスケジュール

影絵アートを楽しむ人々

この時期の後楽園では、毎日、日替わりで、多彩なイベントをやっていますので、イベント目当てに出かけるのもよいでしょう。

●影絵アートプロジェクト
正門を入り右手側に「延養亭」と呼ばれ、藩主が後楽園を訪れた時の居間として使われた建物があります。ここでは障子に幻想的な影絵を映し出し、琴の音など雅やかな音とともに楽しむことができます。上の写真は、竹林の影絵が映っているところです。
・開催日:2018年8月1日(水)~8月15日(水)
・上映時間:19:30~、19:50~、20:10~、20:30~、20:45~、21:00~(5分程度)

夏の夜風に揺れるバルーンと光

●アートバルーン「光の雫」
正門で先着100名にバルーンがプレゼントされます。「唯心山」の西側の芝生エリアへ置いて、幻想的に揺らめく光の風船を撮影したり、持ち歩いて園内を散歩したりすることができます。
・開催日:2018年18日(土)、19日(日)、25日(土)、26日(日)、31日(金)

●金曜日は「ゆかたDay」
毎週金曜日は、「ゆかたDay」です。18:00以降に浴衣や甚平などで来園するだけで、なんと入園が無料となります! また、会社帰りなど、着付けの時間や場所がない人は、500円にて「博物館講堂」で着付けサービスをしています。浴衣と小道具を持参すれば、あっという間に浴衣姿で「幻想庭園」めぐりが楽しめます。

●撫川(なつかわ)うちわ作り
岡山が誇る伝統的工芸品「撫川うちわ」の歴史や技術を学ぶ講座と、オリジナルうちわを制作できるワークショップイベントです。「撫川うちわ」の特徴は、「歌継ぎ」と優雅で精巧な「透かし」の技法で作られます。買うと1万円を超すうちわです。
・開催日:2018年8月23日(木)
・時間:1)18:00~18:30座学講座、2)18:30~20:30体験ワークショップ
・参加費:1)無料、2)2,000円

●スターライトステージ
毎週金曜日に人気アーティストが登場します。
2018年8月17日(金)ましのみ
2018年8月24日(金)伊藤歌詞太郎
2018年8月31日(金)杏子、浜端ヨウヘイ、松室政哉

後楽園周辺でも多彩なイベントが

「烏城」を包むやわらかな灯り

後楽園の周辺でも、多彩なイベントが催されます。

●夏の烏城灯源郷
戦国大名・宇喜多秀家によって築かれた岡山城は、黒漆塗りの板が取り付けられた外観から「烏城(うじょう)」と呼ばれています。「烏城灯源郷」は、「烏城を包むやわらかな灯り」をテーマに、旭川の川面に映る岡山城天守閣とその周辺をライトアップします。

「烏城灯源郷」では、岡山藩主・池田家の家紋揚羽蝶をあしらった行灯、提灯が配置され、幽玄な雰囲気のなかを上に登って行くと、ライトアップされた天守閣に到着します。
・場所:岡山城・烏城公園(岡山市北区丸の内2-3-1)
・開催日:2018年8月1日(水)~8月31日〔金〕
・時間:18:00~21:30(入園は21:00まで)
・入場料:大人300円、小中学生120円(岡山城・岡山後楽園共通券大人のみ560円)

ライトアップされた天守閣と桃のオブジェ

●宵待こみち
岡山後楽園と夢二郷土美術館をつなぐ「蓬莱橋上」を、岡山県出身の挿絵画家・竹久夢二の大正ロマンを感じる作品で装飾し、ライトアップしています。

●出石灯(いずしともし)
こちらは、岡山後楽園から鶴見橋を渡ったエリアです。古い家並みが残る界隈をろうそくの灯りが浮かび上がらせます。
・日時:2018年8月18日(土)、25日(土)、26日(日)※雨天・強風時中止

岡山後楽園に広がる絶景

岡山後楽園へのアクセスは、公共交通機関を利用すると便利です。
◎JR各線岡山駅から徒歩約25分
◎JR各線岡山駅から路線バス約10分
 ・後楽園ノンストップバス(岡電バス)
 ・岡山後楽園バス(宇野バス) 
◎JR各線岡山駅から市内電車約10分(東山行き、城下下車)
◎JR各線岡山駅からタクシーで約10分(約1.8キロメートル)

■岡山後楽園
・住所:〒703-8257 岡山県岡山市北区後楽園1-5
・入場料:大人400円、シニア(65才以上)140円、高校生以下無料
・URL:http://www.okayama-korakuen.jp/

いかがでしたか。岡山を代表する観光地、後楽園の夜の姿とその周辺のイベントを紹介しました。この夏はぜひ、幻想的で幽玄な後楽園で、のんびり過ごしてみてはいかがでしょうか。

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