ゆらめく姿に癒される~~ 鴨川シーワールドで「アンドンクラゲ」を展示(千葉県鴨川市)
千葉県鴨川市の鴨川シーワールドにあるクラゲ展示施設「Kurage Life(クラゲライフ)」を紹介します。「Kurage Life(クラゲライフ)」では、夏季限定で、プリンカップのような姿が愛らしい「アンドンクラゲ」を展示中です。猛暑日が続く炎天下、水槽の中をゆらめく「アンドンクラゲ」を眺めながら、のんびりと癒されてみませんか。
夏の危険なクラゲ「アンドンクラゲ」を展示
千葉県鴨川市にある鴨川シーワールドでは、夏の海で危険なクラゲとして知られる「アンドンクラゲ」を、当館内にあるクラゲ展示施設「Kurage Life(クラゲライフ)」にて、夏季限定で展示しています(展示終了日未定)。
夏の海水浴では厄介者の「アンドンクラゲ」ですが、30センチメートル以上にも伸びる4本の触手が水槽の中でゆらめく姿は、優雅でとても涼しげです。「アンドンクラゲ」の展示は夏季限定となりますので、この機会に厄介者「アンドンクラゲ」の美しい姿を目に刻んでおきましょう。
「Kurage Life(クラゲライフ)」とは!?
「Kurage Life(クラゲライフ)」は、より楽しく、わかりやすく学ぶことができる、参加体験型の展示施設です。通常、約10種類のクラゲが展示されており、クラゲの魅力あふれる生態や多様性が紹介されています。また、最新のデジタル映像技術を用いて、クラゲの不思議な生活史を再現する特設コーナーを設けています。
厄介者? それとも神の癒し?「アンドンクラゲ」とは!?
「アンドンクラゲ」は、初夏から秋にかけて房総半島に出現します。特に、お盆の頃には、海水浴場にも多く出現し、海水浴客が刺されるといった被害も発生しています。
「アンドンクラゲ」は、強い毒を持った小型のクラゲで、四角い形をしたカサと長い触手が特徴です。江戸時代に普及した照明器具の行灯(あんどん)を連想させることが名前の由来といわれています。厄介者と言われつつも、水の中でゆらめく姿は、暑い夏に涼を与えてくれます。
「アンドンクラゲ」を採集する際は、光に集まる習性を利用します。夜間、堤防などで投光器をつけて、その光に集まってきたクラゲを傷つけないように柄杓(ひしゃく)を使って水ごとすくい取ります。鴨川シーワールドは、2018年7月14日(土)に東京湾に面した保田漁港で、80個体を採集したそうです。
海の動物園、鴨川シーワールドとは!?
鴨川シーワールドでは、約800種、約11,000点の海の動物を展示しています。また、さまざまな展示以外にも、海の王者シャチをはじめ、イルカ、アシカ、ベルーガの4つの動物パフォーマンスが人気です。家族や友人と共に、海の仲間たちとの楽しい癒しのひと時を過ごすことができます。
鴨川シーワールドでは、2018年の夏のテーマとして「感動をシェアしよう!」を掲げ、さまざまなイベントを開催中です。シャチのパフォーマンスでは、客席に向け、豪快に水しぶきを浴びせる“サマースプラッシュ”を実施しています。また、「サメとエイのタッチングプール」がオープンし、サメやエイなどに直接ふれることができます。
いかがでしたか。「アンドンクラゲ」が展示されている鴨川シーワールドのクラゲ展示施設「Kurage Life(クラゲライフ)」を紹介しました。涼しげな「アンドンクラゲ」を眺めながら、のんびりと癒されてみませんか。
筆者
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