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こども食堂で食材学ぶ 茨城・取手市 レストランと農家協力

2019年03月16日

こども食堂の会場で配膳をする長塚文洋さん(左)=茨城県取手市内で

 茨城県取手市野々井のレストラン「菜食ダイニングLEAF」代表の長塚文洋さん(34)が、市内の農家の協力を得て、食育プログラム「こども食堂」を実施しています。共働き家庭の増加や少子化で一人で食事をする子どもが増えたり、食材や食べ方などを学ぶ機会が減ったりしていることを心配したからで、参加者を募って、農業体験なども盛り込んだ無料のイベントを開催しています。

 LEAFは自家農園で栽培した野菜、同市内産の豚肉や豆腐の料理も提供します。長塚さんは、箸の持ち方などの食事マナーや素材の知識などを知らない子どもたちを目の当たりにして「このままではいけない」と、農家のサポートを得ながらプログラムを始めました。

 第1回は2018年9月に実施した親子での農業体験。市内の親子20組が参加し、サツマイモと里芋の収穫を体験し、食材の知識や調理法などを学びました。第2回は、高校生たちが参加して食育について学んでもらいました。第1回で収穫したサツマイモでキッシュを作り、里芋の煮物など一汁三菜を食べながら学んだ高校生は「小さな子どもが取ってきたと聞いたら、残せませんでした。改めて、食べ物のありがたみが分かりました」と感想を述べました。

 長塚さんは「『こども食堂』は、貧困で十分に食べられない子どもたちに食事を提供するというイメージがありますが、自分たちの食堂は駄菓子屋のイメージ。子どもたちが勝手に集まり、食べながらマナーや食材の知識を自然に身につけてもらいたい」と語りました。今後については「参加者に、野菜の苗植えから収穫までを体験してもらいたいし、収穫した野菜を市内の飲食店で使ってもらいたい」と意欲を燃やしています。

■LEAF
・住所: 〒302-0004 茨城県取手市取手2-9-17
・電話: 0297-85-5573
・営業: 17:00~26:00(月曜休み)
・URL: https://www.comfy-llc.style/

 この記事は、全国商工会連合会が地域活性化のキーマンとなる若手経営者育成のため開催した「次世代地域リーダー塾」プログラムの中で、毎日新聞記者の指導を受けて作成されたもので、「地球の歩き方ニュース&レポート」でも掲載しました。
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■全国商工会連合会
・URL: http://www.shokokai.or.jp/

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