小田原開府500年記念！小田原城周辺のお花見イベントとおすすめフォトスポット

日本100名城として知られる小田原城は、関東屈指の桜の名所として、「日本さくらの名所100選」にも選定されています。桜のシーズンになりますと、小田原城には、国内外を問わず30万人を超える観光客が訪れます。

とりわけ、2018年の今年は、小田原開府500年にあたり、小田原城周辺ではお花見イベントが例年にも増してたくさん開催されます。お花見イベントを楽しみながら至極の桜写真が撮れる、おすすめのフォトスポットを紹介します。

桜の見ごろに合わせて小田原城址公園を中心に、「小田原桜まつり」が開催されます。「小田原桜まつり」の最大の見どころは、小田原城址公園の堀に映る桜の造影でしょう。天守閣へ向かう正規の登城路では、堀の水面に映る、風情のある桜の木々を観ることができます。

また、小田原城址公園の近くにある長興山紹太寺（ちょうこうざんしょうたいじ）のしだれ桜や、沼代（ぬましろ）桜の馬場もおすすめのスポットです。とりわけ、長興山紹太寺のしだれ桜は有名で、樹齢約340年、高さ約13メートル、幹周り約4.7メートルの大木は、満開になると桜の花が滝のように垂れ下がります。

小田原城本丸広場では、2018年3月23日（金）から 4月15日（日）までの期間、「光に染まる夜桜～小田原城さくらのライトアップ」が実施されます。本イベントは、LEDパーライト30台と12台のソーラーライトを駆使した、小田原城の桜のライトアップです。

本イベントの最大の見どころは、地上38.7メートルの天守閣からの光景でしょう。昼とは違った雰囲気のなか、天守閣の展望デッキから桜のライトアップと小田原市街の美しい夜景を一度に楽しむことができます。

小田原城本丸広場では、「光に染まる夜桜～小田原城さくらのライトアップ」の開催にあわせて、「小田原城さくら～花見DE大座敷～」が実施されます。「小田原城さくら～花見DE大座敷～」とは、夜の寒さを和らげる2卓8席のこたつ座敷です。

気温の下がる寒い夜でも、こたつ座敷からは、ゆったりと夜桜を観賞することができます。また、こたつ座敷周辺では、白身魚と自然薯の柔らかな食感が特徴の「じねんじょ棒」、鯖のすり身を香ばしく焼きあげた「さば棒」、さらには桜リキュールを使用した「生桜エール」が販売されます。

お花見イベントの中心会場となる小田原城へ行くには、電車を利用すると便利です。小田原城の最寄りとなる駅は、JR東海道新幹線、小田急小田原線小田原駅です。小田原城は、小田原駅から徒歩圏にあります。

自動車で小田原城へ行くには、西湘バイパス・小田原インターチェンジを利用すると便利です。小田原城には専用駐車場がありませんので、周辺の有料駐車場を利用するようになります。