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秩父・長瀞「宝登山ロウバイ園」 黄色く、小さな、甘い香りの花に誘われて 長瀞観光ガイド!

2020年01月17日

宝登山ロウバイ園は1月下旬から2月中旬頃が見頃!

埼玉県・秩父の有名観光地、長瀞にある「宝登山臘梅(ロウバイ)園」を紹介します。ロウバイは半透明で黄色く、甘い香りのする可憐な花です。にぶいツヤのある花びらが、まるで「ロウ細工」のようなのでロウバイと呼ばれます。標高497mの宝登山(ほどさん)山頂に位置する宝登山ロウバイ園では、例年1月下旬から2月中旬の見頃時期になると、山頂一帯の約15,000平方メートルの敷地に3,000本のロウバイが咲きほこります。山頂へは、ロープウエイで簡単にアクセスできるので、甘い香りのするロウバイを見に出かけてみませんか。

長瀞「宝登山ロウバイ園」へは、ロープウエイで

ロープウエイの山頂駅を降りるとロウバイ園は、すぐそば
ロープウエイで手軽に登山が可能です

秩父鉄道の長瀞駅から徒歩で約20分。フランスの世界的なガイドブックでも紹介された宝登山神社方面へ駅から歩いていくと、ロープウエイの駅があります。標高497mの宝登山山頂へは、ハイキングがてら徒歩で登ってもいいですが、ロープウエイなら山頂までひとっ飛びです。

山頂の駅前すぐのところにロウバイの林が広がっているのですが、もしかしたら「どこ?」と迷ってしまうかもしれません。正直、紅白の梅や桜に比べるとパッと見は地味だからです。遠くから見ると、「枯れ木?」と思うかも知れません。でも、このロウバイ、侮ってはいけません。

甘い香り漂う可憐な花、ロウバイ

近寄ってみるとかわいらしい花々がいっぱい!

ロウバイ園に入っていくと小さな黄色い花が咲いていて、甘く、良い香りを漂わせています。その名の通りロウ細工でできたような可憐で小さな花が何とも儚げで美しいのです。紅白の梅や春に咲く桜のような華やかさはないのですが、この香りとかわいらしい花に、すっかり魅了されてしまいました。

また、よく見るとロウバイにもいくつかの種類があるようです。宝登山ロウバイ園に咲くのは、素心臘梅、和臘梅、満月臘梅の3種類です。

花芯部が紅紫色の和臘梅
満月(まんげつ)臘梅
素心(そしん)臘梅は花芯部も黄色で、香りが良いのが特徴

陽当たりの良い「西ロウバイ園」の早咲きのロウバイは、例年12月上旬から咲き始めますが、全体が見頃になるのは2月上旬頃です。

なお、宝登山ロープウエイは、おおよそ00・30発の30分間隔で運行されています。また、西武鉄道が発行する「秩父フリーきっぷ」を提示すると乗車券が割引になります(大人・往復:830円→750円 / 子供・往復:420円→380円)。

■長瀞・宝登山ロウバイ園
・最寄り駅: 秩父鉄道長瀞駅
・URL: http://hodosan-ropeway.co.jp/

宝登山神社に参拝しよう!

フランス発の世界的なガイドブックでも紹介

せっかく長瀞まで来たのなら、宝登山神社に参拝していきましょう。

宝登山神社は、秩父神社や三峯神社とともに秩父三社と呼ばれ、開運厄よけ火防の信仰で関東一帯から毎年100万人の参拝者が訪れます。自然豊かな場所にある境内と美しい彫刻が施された本殿が必見です。また、フランスの世界的なガイドブックに、埼玉県で初めて掲載されたところでもあります。

■宝登山神社
・最寄り駅: 秩父鉄道長瀞駅
・URL: http://www.hodosan-jinja.or.jp/

長瀞といえば、岩畳!

長瀞ラインくだりも体験したい

長瀞の観光名物といえば、荒川の激流を下る「長瀞ラインくだり」でしょう。冬は川の水量が少なく、夏場の迫力には叶わないかもしれませんが、落ち着いた風情での川下りというのもおすすめです。また、冬季限定で「ぽかぽか こたつ舟」が運航されます。これなら、寒さを緩和してくれますね。1月1日~2月末まで、約20分で岩畳周辺の瀞場(流れのおだやかな場所)を周遊します。

こちらも西武鉄道の「秩父フリーきっぷ」の提示で、乗船料が割引になります(大人:1,000円→950円 / 子供:600円→500円)。

■長瀞ラインくだり
・最寄り駅: 秩父鉄道長瀞駅
・URL: http://www.chichibu-railway.co.jp/nagatoro/

長瀞へのアクセスは?

「関東の駅百選」の第1回選定駅の長瀞駅

宝登山山頂のロウバイ園や宝登山神社のある長瀞駅の最寄り駅は、秩父鉄道長瀞駅です。東京方面からの鉄道によるアクセスは、おもに以下の3とおりがあります。

【1】西武鉄道 + 秩父鉄道
池袋駅と西武秩父駅を結ぶ西武池袋・秩父線を利用。特急列車なら約80分。西武秩父駅を下車し、徒歩10分程度の秩父鉄道御花畑駅へ。熊谷駅方面行き列車で長瀞駅まで約25分。

【2】東武鉄道 + 秩父鉄道
池袋駅と寄居駅(秩父鉄道との接続駅)を結ぶ(約90分)東武東上線を利用。池袋駅から寄居駅まで直通する列車はないため、途中の小川町駅での乗換えが必要となる。寄居駅から秩父鉄道三峰口駅方面行き列車で長瀞駅までは約20分。

【3】秩父鉄道 + JR線
JR上越・北陸新幹線、JR高崎線の熊谷駅で、秩父鉄道に乗換え。熊谷駅から秩父鉄道三峰口駅方面行き列車で長瀞駅までは約50分。

さらに、池袋駅から乗換えなしで長瀞駅へアクセスできる方法もあります。西武池袋線の池袋駅を土・日・祝日の朝7:05、8:05に発車する2本の列車(快速急行長瀞・三峰口行)は、秩父鉄道の長瀞駅まで直通するのです。通常は、西武池袋・秩父線の西武秩父駅で下車し、秩父鉄道の御花畑駅(西武秩父駅に隣接、徒歩10分程度)での乗換えが必要です。また、同じく土・日・祝日は、長瀞駅から西武池袋線の池袋駅まで1本で行ける直通列車が15:22、16:25(ともに長瀞駅始発)であります。西武池袋線の池袋駅と長瀞駅を直通する列車は、2席ずつ対面で座れるクロスシートがメインで、車内には和式トイレもありますので観光気分に浸れます。特急券が不要で、乗車券だけで利用できるので、おトクで便利な列車といえます。

なお、西武鉄道で長瀞へ旅行する場合は、西武鉄道が発行する「秩父フリーきっぷ」がおすすめです。2日間有効で、往復の乗車券が割引になるだけではなく、秩父鉄道の三峰口駅と野上・長瀞駅間が乗り放題になったり、「宝登山ロープウエイ」「長瀞ラインくだり」が割引になるなど優待特典満載です。

冬の秩父・長瀞へ出かけてみませんか。

■西武鉄道「秩父フリーきっぷ」
・URL: https://www.seiburailway.jp/ticket/otoku/chichibu-free-kippu/


※初回掲載: 2018年01月11日

ちなみに、冬の時期の秩父といえば、「秩父路三大氷柱」が有名です。長瀞散策とあわせて訪問してもよいでしょう。「秩父路三大氷柱」の各地の様子、アクセス方法などは、「地球の歩き方ニュース&レポート(オリジナルサイト)」上でこの記事をご覧になっている方は、以下の各「詳細記事はこちら」ボタンから、外部メディアでこの記事をご覧の方は、オリジナルサイトの記事内に設けられた黄色い各ボタン「詳細記事はこちら」で詳細記事を確認してください。
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「秩父路三大氷柱」の最新情報を確認してください(2020年1月17日加筆)

「あしがくぼの氷柱」などは、暖冬の影響で凍った氷柱がほとんど溶けてしまっています。このため、「あしがくぼの氷柱」「三十槌の氷柱」は、一時閉園となっています。「尾ノ内百景氷柱」はうっすら氷柱がある程度とのこと。

今後の冷え込みにより、氷柱が「成長」するなどの情勢が変わった場合には、イベントが再開される可能性があります。氷柱の状態などの最新情報を確認してください。
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天然の氷柱「三十槌(みそつち)の氷柱」
あしがくぼの氷柱を走り抜ける西武特急「レッドアロー」号
小鹿野・尾ノ内百景(冷っけぇ~)氷柱
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