「第39回 上野東照宮 春のぼたん祭」 「ジパング」や「赤銅の輝」など新品種も(東京都台東区)
東京都台東区の上野東照宮で開催される「第39回 上野東照宮 春のぼたん祭」を紹介します。「第39回 上野東照宮 春のぼたん祭」は、約110種、約600株のぼたんが観賞できる、都内屈指の園芸展です。種類の多さもさることながら、新品種のぼたんを間近に観ることができる園芸展として有名です。色とりどりに咲き誇る艶やかなぼたんを観に、上野東照宮に出かけてみてはいかがでしょうか。
「第39回 上野東照宮 春のぼたん祭」とは!?
東京都台東区にある上野東照宮は、2018年4月11日(水)から5月13日(日)までの期間、敷地内に広がるぼたん苑にて、「第39回 上野東照宮 春のぼたん祭」を開催します。
「第39回 上野東照宮 春のぼたん祭」では、日本産のぼたんをはじめ、中国産、アメリカ産、フランス産など、約110種、約600株以上のぼたんが咲き乱れます。なかには、ぼたん苑の開苑当初から咲き続ける大株や、緑色の花を咲かせる「まりも」など、ほかではなかなか観ることのできない珍しいぼたんが観賞できます。
「第39回 上野東照宮 春のぼたん祭」の見どころ
「第39回 上野東照宮 春のぼたん祭」の見どころは、ぼたんの新品種「ジパング」と「赤銅の輝(しゃくどうのかがやき)」でしょう。それぞれ2015年に開発された新品種です。
「ジパング」は、黄色の千重咲き(花弁の重なりが多い花)のぼたんです。上向きに咲く唯一の品種で、上品な香りが特徴です。「赤銅の輝(しゃくどうのかがやき)」は、薄黄色に桃色がかった花弁が珍しいぼたんです。花弁の一枚いちまいが際立っているのが特徴です。
上野東照宮のぼたん苑とは!?
上野東照宮は、徳川家康を祭る神社で、1627年に創建されました。金色殿と呼ばれる社殿は、上野恩賜公園内に鎮座し、江戸初期の建築物としての重要性から国の重要文化財に指定されています。
上野東照宮の一角に広がるぼたん苑は、1980(昭和55)年、日中友好を記念して開苑されました。現在は、600株以上のぼたんが艶やかに咲き誇ります。また、ぼたんのほかにも、4月中旬からは華鬘草(けまんそう)や石楠花(しゃくなげ)、5月上旬からは芍薬(しゃくやく)が見ごろを迎えます。
会場(上野東照宮)へのアクセス方法
「第39回 上野東照宮 春のぼたん祭」の会場となる上野東照宮へ行くには、公共交通機関を利用すると便利です。上野東照宮の最寄りとなる駅は、JR東北新幹線、京成本線上野駅、または、東京メトロ千代田線根津駅です。上野東照宮は、いずれの駅からも徒歩圏にあります。
自動車で上野東照宮へ行くには、首都高速道路1号上野線・上野出口を利用すると便利です。ただし、上野東照宮には駐車場がありません。上野東照宮周辺の私営駐車場を利用しましょう。
約110種、約600株のぼたんが観賞できる「第39回 上野東照宮 春のぼたん祭」。色とりどりに咲き誇る艶やかなぼたんを観に、上野東照宮に出かけてみてはいかがでしょうか。
筆者
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