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春のお花畑! 六甲高山植物園で冬季特別開園(兵庫県神戸市)

2019年02月28日

高地に咲くバイカオウレンの花畑

兵庫県神戸市の六甲高山植物園で見ごろを迎えている早春の花々を紹介します。六甲高山植物園では、閉園している冬季期間中に見ごろを迎える花々を観賞してもらおうと「冬季特別開園」(2019年3月2日(土)、3日(日)、9日(土)、10日(日))を実施します。園内では、バイカオウレンをはじめ、セツブンソウ、フクジュソウ、ヘレボルス・チベタヌス、ザゼンソウなどの花々を観ることができます。春を告げる可憐な花々を観に、六甲高山植物園へ出かけてみてはいかがでしょうか。

バイカオウレン(キンポウゲ科)

梅の花に似たバイカオウレン

バイカオウレン(キンポウゲ科)は、林下に生育する高さ4~15センチメートルの多年草です。六甲高山植物園では、早春にもっとも早く開花する花で、梅に似た花容と、冬でも枯れない常緑の葉が特徴です。

白い部分は、花びらのように見えますが、萼(ガク)です。「オウレン」とは、中国からわたってきた漢方薬の黄蓮のことです。地中を這う地下茎が黄色く、黄蓮によく似ています。そのため、梅花黄連(バイカオウレン)と名が付いたといわれています。

セツブンソウ(キンポウゲ科)

日本の特産種セツブンソウ

セツブンソウ(キンポウゲ科)は、まばらな温帯夏緑林の林内やイタドリなどが生える草地に生える小型の多年草です。六甲高山植物園では、2月下旬から3月中旬にかけて見ごろを迎えます。

球状の塊茎を持ち、茎は高さ10~30センチメートルになります。5枚の白色の萼片から覗く黄色い花弁は、よく目立ち、蜜を出して虫を呼び寄せます。本州の関東地方以西に分布する日本の特産種で、石灰地域によく見られます。

六甲高山植物園では、約20,000球のセツブンソウが植栽されており、2019年は約13,000球が開花する見込みだそうです。

フクジュソウ(キンポウゲ科)

おめでたい花フクジュソウ

フクジュソウ(キンポウゲ科)は、山の木陰に生える多年草です。六甲高山植物園では、2月下旬から4月上旬にかけて見ごろを迎えます。

花の咲いている時期は約15センチメートル程度の高さですが、花後は根茎から多数のひげ根を出し、30センチメートル程度に達します。葉は、ニンジンのように濃緑色で無数の切れ込みがあり、金色に咲くその姿からおめでたい花として「福寿草」と記されます。

六甲高山植物園では、約20平方メートルの敷地に植栽されており、見ごろを迎える頃には一面を黄色く覆うフクジュソウの群生を見ることができます。

ヘレボルス・チベタヌス(キンポウゲ科)

うつむき加減に咲くヘレボルス・チベタヌス

ヘレボルス・チベタヌス(キンポウゲ科)は、春に花がうつむいて咲き、初夏に種を落とすと夏には地上部が枯れてしまう、落葉性のクリスマスローズです。六甲高山植物園では、3月中旬から4月上旬にかけて見ごろを迎えます。

中国西部に隔離分布しており、高さは30~50センチメートルほどになります。花は、咲き始めの頃は紅色を帯びていますが、後に緑色に変色します。パンダやハンカチノキを発見したプラントハンターのアルマン・ダヴィッド神父が、1869年に中国の四川省付近で採取しました。当時、その近辺はチベットと呼ばれていたことから、学名に「チベタヌス」と入っているそうです。

六甲高山植物園に咲くヘレボルス・チベタヌスの群生は、日本最大級の植栽数として知られています。自生地に近い環境を再現したロックガーデンでは、約200株の花が咲き誇ります。

ザゼンソウ(サトイモ科)

ユニークな姿のザゼンソウ

ザゼンソウ(サトイモ科)は、北海道、本州の湿地に生える高さ20センチメートルほどの多年草です。六甲高山植物園では、3月上旬から3月下旬にかけて見ごろを迎えます。

雪が溶けると間もなく、濃い茶色の仏炎苞(ぶつえんほう)がむっくりと顔を出します。その姿が、ダルマ大師が座禅を組んでいるようにみえるため、「ザゼンソウ」と和名が付けられ、別名「ダルマソウ」とも呼ばれます。

ミズバショウと同じ仲間で、葉は花が終わるころに伸びてきます。なかなか見ることのない紅色の仏炎苞に驚く人が多く、そのユニークな姿から早春の季節に人気を集めています。

■六甲高山植物園
・住所:〒657-0101 兵庫県神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150
・URL:https://www.rokkosan.com/hana/

いかがでしたか。六甲高山植物園で見ごろを迎えている早春の花々を紹介しました。春と共にやってくる可憐な花々を観に、六甲高山植物園へ出かけてみてはいかがでしょうか。

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