「全国の花火大会ベスト10」を阪急交通社が発表!1位に選ばれたのはドコの花火大会?Vol.1

公開日 : 2018年06月03日
最終更新 :
海外からも評価の高い日本の花火
海外からも評価の高い日本の花火

初夏を迎え、花火のシーズンがやってきました。日本では数多くの花火大会が開催されていますが、今、人気を集めているのはドコの花火大会なのでしょうか。繊細な色彩美を誇る日本の花火は、海外からも評価が高く、日本の花火大会を訪れる訪日外国人も年々増えているそうです。そこで、今回は、阪急交通社が発表した「全国の花火大会ベスト10」を紹介します。夏の花火大会関連ツアーの昨年度申込者数を集計した結果です。夏のお出かけを計画する時に役立つ「全国の花火大会ベスト10」を紹介します。

1位 大曲の花火(全国花火競技大会)<秋田県大仙市>

1位 大曲の花火(全国花火競技大会)<秋田県大仙市>
日本三大花火大会のひとつ「大曲の花火」

「大曲の花火(全国花火競技大会)」は、秋田県大仙市の大曲(おおまがり)地区で開催される花火大会で、日本三大花火大会のひとつと言われています。全国から一流の花火師たちが集まり日本一を決定する、由緒ある花火競技大会です。「大曲の花火」では、伝統的なまるく咲く花火のほかに、テーマに合わせて自由な発想で作られた創造花火も楽しめます。

また、辺りが暗くなる前に行われる「昼花火」は、色のついた煙を用いて、空に模様を描き出します。「昼花火」は、全国でも大曲のみで開催されている珍しい催しです。その歴史は古く、1910年に「奥羽六県煙火共進会」として開催されたのが初めてだそうです。

「大曲の花火」が開催される会場周辺は、例年非常に混雑します。事前に有料観覧席(桟敷席)を購入しておくのがおすすめです。

2位 ハウステンボスの花火大会<長崎県佐世保市>

2位 ハウステンボスの花火大会<長崎県佐世保市>
九州最大級の規模を誇る「ハウステンボスの花火大会」

「ハウステンボスの花火大会」は、九州最大級の規模を誇る花火大会です。「春の九州一花火大会」「夏一番花火大会」「九州一花火大会」「カウントダウン」の4つの大会からなります。

今夏開催される「夏一番花火大会」では、昨年大好評を博したコシノジュンコ総合プロデュースによる、花火オペラエンターテインメントが再び開催されます。また、プール&ビーチがハウステンボスに新たに誕生しますので、プールで遊びながら花火を楽しむこともできます。

「九州一花火大会」は、西日本最大級の打ち上げ本数22,000発を誇り、2時間以上にわたって行われます。世界花火師競技大会の決勝戦も兼ねており、大玉100連発や5分間に5,000発を打ち上げる大スターマインなど見どころが満載です。

3位 長岡まつり大花火大会<新潟県長岡市>

3位 長岡まつり大花火大会<新潟県長岡市>
70年以上にわたり開催されている「長岡まつり大花火大会」

1945(昭和20)年、長岡空襲の翌年に長岡まつりの起源となる長岡復興祭が開催されました。さらにその翌年に、戦争により中止となっていた「長岡まつり大花火大会」が復活しました。「長岡まつり大花火大会」は、それから70年以上にわたり開催され続け、日本三大花火大会のひとつにも数えられています。

「長岡まつり大花火大会」は、慰霊、復興、平和への祈りを込めて、花火が打ち上げられます。それらの花火のなかには、正三尺玉やミュージック付きスターマイン、ナイアガラ超大型スターマインなどがあり、どれもがビッグスケールで一見の価値があります。

4位 熱海海上花火大会<静岡県熱海市>

4位 熱海海上花火大会<静岡県熱海市>
会場がすり鉢状になっている「熱海海上花火大会」

「熱海海上花火大会」は、一年を通して開催されており、熱海の名物にもなっている花火大会です。なかでも夏の季節は、打ち上げ数がほか季節より多い傾向にあります。「熱海海上花火大会」は、1952(昭和27)年から開催されており、ほかの花火大会同様、60余年の長い歴史を誇ります。

「熱海海上花火大会」は、会場の地形が魅力のひとつです。打ち上げ花火が行われる会場はすり鉢状の地形になっており、ほかの花火大会の会場とは比べものにならないほど、抜群の音響効果があります。日本有数の観光地で打ち上げ花火も楽しめる、ぜいたくなイベントです。

5位 勝毎花火大会<北海道帯広市>

5位 勝毎花火大会<北海道帯広市>
フィナーレの錦冠が人気の「勝毎花火大会」

「勝毎(かちまい)花火大会」は、1929年、北海道で最初の花火大会として、十勝毎日新聞社が主催となり開催されました。最近では、VR(バーチャル・リアリティ、仮想現実)を使った生中継を実施するなど、最先端技術と絡めた花火演出が人気です。

2018年は、「新しい感動と驚きを今年も!」のキャッチフレーズのもと、今までにない斬新な花火大会が開かれるでしょう。フィナーレの錦冠(にしきかむろ、花が開いた後に、下にゆっくり垂れる金色の花火)の連発は、「勝毎花火大会」の代名詞とも言われ、見事な花火絵を夜空に描き出します。

いかがでしたか。「全国の花火大会ベスト10」の1~5位は、「大曲の花火(全国花火競技大会)」「ハウステンボスの花火大会」「長岡まつり大花火大会」「熱海海上花火大会」「勝毎花火大会」でした。気になる6~10位は、『「全国の花火大会ベスト10」を阪急交通社が発表!1位に選ばれたのはドコの花火大会?Vol.2』で発表します。

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筆者

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