人気の夏祭りはどれ?「全国の夏祭りランキングトップ10」Vol.1
夏の楽しみと言えば、海水浴、花火、キャンプ、登山、野外フェス……と挙げれば切りがありませんが、なかでも夏祭りは、たくさんの人が楽しみにしている行事のひとつではないでしょうか。そこで、今回は、阪急交通社が発表した「全国の夏祭りランキングトップ10」を紹介します。昨年度に開催された夏祭り関連ツアーの申込者数の集計結果です。夏旅行を計画する時に役立つ「全国の夏祭りランキングトップ10」をご覧ください。
1位 東北四大夏まつり〈青森県、秋田県、山形県、宮城県〉
巨大なねぶたに圧倒される「青森ねぶた祭」には、毎年延べ2,000,000人以上が訪れるといいます。国の重要無形民俗文化財に指定されている「秋田竿燈まつり」は、総数約10,000個の提灯が使われた竿燈が見どころです。「山形花笠まつり」は、揃いの浴衣を着て、5~6個の花飾りのついた笠を手に持って踊ります。「仙台七夕まつり」は、3,000本を超える大きな笹飾りが圧巻です。
2位 阿波おどり〈徳島県〉
「阿波おどり」は、400年の歴史を持ち、夏になると徳島県内各所で開催されます。なかでも参加連(踊りのグループ)が1,000組を超える「徳島市阿波おどり」には、毎年約1,300,000人の観客が訪れます。「阿波おどり」には、荒々しい男踊りと上品な女踊りがあり、その違いにも注目です。
3位 おわら風の盆〈富山県〉
「おわら風の盆」は、にぎやかさではなく、何と言っても幻想的な雰囲気が魅力でしょう。浴衣やはっぴ姿の男女が編み笠を被り、おわら節に合わせて三日三晩踊り歩きます。坂が多い富山市八尾町の通りを舞台に、無言の踊り手たちが叙情豊かな踊りを披露します。
4位 祇園祭〈京都府〉
「祇園祭」は、京都・八坂神社の祭礼で、その始まりは約1,100年前ともいわれています。1ヵ月間にもおよぶ祭りでは、神輿洗(みこしあらい)、山鉾巡行(やまほこじゅんこう)、神幸祭(しんこうさい)、花傘巡行(はながさじゅんこう)など、さまざまな祭礼行事が行われます。特に、祭りの目玉となる山鉾巡行では、「ホイット、ホイット」と独特な掛け声が祭りを盛りあげます。
5位 よさこい祭り〈高知県〉
「よさこい祭り」は、1954(昭和29)年に開催されたのが始まりです。「よさこい祭り」の踊りには、「よっちょれ、よっちょれ」という掛け声と、正調と呼ばれる基本的な振り付けがありますが、踊り手によってアレンジが許されているのが特徴です。踊り子が個性的な衣装に身を包み、さまざまなジャンルの音楽に合わせて踊る様は、まさに自由を体現する祭りと言えそうです。
いかがでしたか。「全国の夏祭りランキングトップ10」の1~5位を紹介しました。気になる6~10位は、『人気の夏祭りはどれ?「全国の夏祭りランキングトップ10」Vol.2』をご覧ください。
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筆者
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