人気の夏祭りはどれ？「全国の夏祭りランキングトップ10」Vol.2

「相馬野馬追（そうまのまおい）」は、約1,000年以上前より続く祭りです。500騎以上の騎馬武者が、戦国時代の甲冑に身を包み、戦場に見立てた雲雀ヶ原を一気に駆け抜けます。祭りの目玉は、打ち上げられた御神旗を、300騎以上の騎馬武者が奪い合う御神旗争奪戦です。「相馬野馬追」は、国の重要無形民俗文化財にも指定されており、戦国時代にいるかのような雰囲気が味わえます。

「五山送り火」は、毎年8月16日、京都の5つの山で行われるかがり火です。東山如意ケ嶽の「大文字」をはじめ、金閣寺大北山の「左大文字」、松ヶ崎西山・東山の「妙法」、西賀茂船山の「船形」、嵯峨曼荼羅山の「鳥居形」が、20:00から順に点火されます。なお、前日には、奈良の春日大社で約3,000基の燈籠すべてに火が入れられる「春日大社中元万燈籠（ちゅうげんまんとうろう）」を観ることができます。

秋田県には、有名な盆踊りがいくつもあります。「西馬音内（にしもない）盆踊り」は、編み笠や彦三頭巾で顔を隠しながら踊ります。ほかにも、絢爛豪華な屋台が囃子と共に練り歩く「花輪ばやし」や、手拭いで頬被りをしながら踊る「毛馬内（けまない）盆踊り」が有名です。これらの盆踊りの後、山形県では、約260年の歴史がある「新庄まつり」が開催されます。

「あおもり10市（とし）大祭典」は、青森市をはじめ、引前市、黒石市など、青森県の10市の祭りや郷土芸能、物産、食などが一堂に会するイベントです。弘前ねぷたまつりや八戸三社大祭など、全国的に有名な祭りを一度に観ることができます。毎年、開催場所が変わりますが、2018年は青森市で開催される予定です。

「岸和田だんじり祭り」は、だんじり（山車）が街中を豪快に駆け巡る祭りです。曲がり角を猛スピードのまま曲がっていく「やりまわし」や、だんじりの屋根に立ち、うちわを持って踊りながら方向の指示を出す大工方（だいくがた）に注目が集まります。「そりゃ、そりゃ」と威勢のよい掛け声と共に、高さ4メートル、重さ4トンもあるだんじりが、猛スピードで交差点を直角に駆け抜けます。

いかがでしたか。「全国の夏祭りランキングトップ10」の6～10位を紹介しました。夏のお出かけを計画する時の参考にしてみてください。

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