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【2020年】「蔵王樹氷まつり」ロープウエイで簡単アクセス!樹氷の見頃とライトアップ情報

2020年01月24日

雪原を埋め尽くす樹氷 ©iStock

東京駅から山形新幹線で約2時間45分、山形県の中心地・山形駅から路線バスとロープウエイを乗り継ぐと、一面に広がる圧巻の「樹氷」を見ることができます。例年12月下旬から3月上旬頃に見られる自然現象の「樹氷」は、ここ山形県の蔵王と青森県の八甲田山など限られたところでしか見られない神秘の絶景です。また、例年12月下旬から3月上旬までの期間限定(2月は火曜日を除く毎日実施)で、「樹氷」のライトアップも実施され、多くの観光客が訪れます。フォトジェニックな光景が広がる蔵王の樹氷見学と白濁した効能豊かな温泉が楽しめる蔵王温泉の魅力と蔵王へのアクセス方法などを紹介します。

蔵王ロープウエイでひとっ飛び! 一面の白い世界!

快晴に恵まれると山頂からの眺めが抜群!

JR山形新幹線の山形駅から路線バスで約40分のところに蔵王温泉があります。その温泉街から「蔵王ロープウエイ」が運行されていて、樹氷が見られる山頂の地蔵山頂駅まで簡単にアクセスできます。

風下に向かって雪(氷)がたなびくような樹氷
地蔵山頂駅付近だけの散策なら、特別な雪山装備は不要

ロープウエイの「地蔵山頂駅」前には、雪がへばり付いて白くなった木がたくさんあります。これが蔵王名物の「樹氷」で、通称「アイスモンスター」と呼ばれているものです。

この「樹氷」は、どのようにしてできるのでしょうか。おおよそ、以下のような過程でできるのだとか。

1、冬にシベリアからの北西の季節風が日本海に向かってどんどん吹きつける
2、その寒気が大陸から日本海を渡ってくる時に、海上で多くの水蒸気を含んだ雪雲をつくる
3、その雪雲が蔵王連峰にぶつかって山を駆け上がり、雪を降らせる
4、降り続く雪と斜面に吹き付ける強風で、平均気温マイナス10℃〜マイナス15℃の吹雪となる
5、吹雪の雪や氷が木々に付着し、樹氷をつくる

山頂一面に広がる樹氷の世界!

2m46cmの地蔵がほぼ埋まってしまう雪の世界

地蔵山頂駅周辺の簡易な柵で囲まれた範囲であれば、雪山登山の装備がなくても樹氷を見学することができます。木にへばりついた樹氷をよく見ると、一定方向にたなびいているのが分かるはずです。こうした風景を見れば、どちらから吹雪が吹きつけてくるか一目瞭然です。

地蔵山頂駅前には、ロープウエイの駅名にもなった大きな地蔵があります。安全祈願のために造られた地蔵の高さは2m46cmなのですが、積雪で頭だけが出ている状態となっていました。体が雪に覆われ、いかにも寒そうです。地蔵さまも蔵王の温泉に入りたいだろうな・・・・・、と思わずにはいられない極寒の現場です。

こうした樹氷の光景は、山形県蔵王と青森県八甲田山など限られたところでしか見ることができない珍しいもので、国内外から多くの観光客が訪れます。

蔵王山頂、標高1,661mからの眺めは?

ロープウエイ乗車中の眺めも抜群!

ロープウエイの地蔵山頂駅に隣接する展望台から眼下を眺めると・・・・・・。筆者が訪問した日は快晴に恵まれ、絶景のパノラマが広がっていました。ただし、訪問したのが3月上旬ということもあって、樹氷は終盤の情勢となっていました。できれば、2月下旬までに訪れたいところです。また、山頂から麓まで滑り下りるスキーもできるので、ロープウエイには山頂見学の観光客だけではなく、スキーヤーも乗車していました。

山頂付近は氷点下になるなど気温が極めて低く、風が強いことも多いので、防寒対策は必須です。ただし、山頂にはカフェレストランがあるので、暖を取ることも可能です。

なお、樹氷は吹雪によってできると紹介したように、蔵王山頂付近は天候が変わりやすいのも特徴で、注意が必要です。筆者が訪問した時のような晴天に恵まれないことも多いので、蔵王ロープウエイのホームページなどで天候を確認して行きましょう。

蔵王の樹氷ライトアップもおすすめ!

緑や青の光でライトアップされる樹氷の光景は幻想的

蔵王の樹氷見学は日中だけではなく、夜のライトアップも人気です。ライトアップは、樹氷が最盛期を迎える2月には火曜日を除く毎日開催されます(1月は週末を中心に開催)。日中の白銀の世界とは異なる趣で、まるで幻想的な世界に迷い込んだ雰囲気なのだそうです。また、「ナイトクルーザー」号に乗車し、樹氷を間近で体験することもできるので、事前に蔵王ロープウエイのホームページを確認ください。ロープウエイで簡単に山頂に行けるとはいえ、日中・夜にかかわらず、防寒対策を万全にして出かけましょう。

蔵王温泉と蔵王ロープウエイへのアクセス方法

樹氷ライトアップを見るには、蔵王温泉に宿泊したいところ

樹氷が見られる蔵王ロープウエイと蔵王温泉へのアクセス方法です。JR山形駅東口のバスターミナルの1番乗り場から蔵王温泉行きの路線バスが出ています。1時間に1本程度の本数があり、約40分で蔵王温泉バスターミナルに到着します。

蔵王温泉バスターミナルから蔵王ロープウエイの乗り場、蔵王山麓駅までは徒歩約10分です。ロープウエイは、蔵王山麓駅(855m)と中腹の樹氷高原駅(1331m)までの約7分乗車の山麓線、樹氷高原駅でさらに別のロープウエイに乗換えて地蔵山頂駅(1661m)までの約10分乗車の山頂線の2線からなっています。山麓駅から山頂駅までの往復で大人3,000円です。

なお、ロープウエイの山麓駅がある蔵王温泉は、1900年の歴史を持ちます。白濁した強酸性の硫黄泉で、「美人づくりの湯」といわれるほどの効能の豊かさが自慢です。温泉に来た実感が強く味わえるので、1泊して蔵王を満喫したいところです。また、樹氷のライトアップを見学するにも蔵王温泉での宿泊がおすすめです。

厳しい自然が作り出した神秘の絶景、山形県蔵王の樹氷を見に出かけませんか。

■蔵王ロープウエイ
・URL: http://zaoropeway.co.jp/

■蔵王温泉観光協会
・URL: http://www.zao-spa.or.jp/

※初回掲載: 2018年01月16日
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「蔵王樹氷まつり」の最新情報を確認してください(2020年1月23日現在)
暖冬の影響で、例年に比べ「樹氷の成長」が遅れています。ただし、徐々に積雪が増え、「樹氷の成長」が進んでいるとのこと。山頂付近の樹氷の状態、天候などの最新情報は蔵王ロープウエイのホームページで確認ください。
・URL: http://zaoropeway.co.jp/
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