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香嵐渓で見ごろの紅葉を満喫! 迂回ルート情報も満載(愛知県豊田市)

2018年10月28日

遊歩道から待月橋(たいげつきょう)を望む

東海エリアを代表する紅葉スポットといえば、愛知県豊田市足助(あすけ)町にある香嵐渓(こうらんけい)です。四季折々の自然が魅力ですが、特に紅葉が有名で、今では全国屈指の紅葉スポットとして知られるようになりました。とは言え、関東、関西エリアからのアクセス方法はあまり知られていません。そこで今回は、東海エリアの方のみならず、全国の方に訪ねてもらえるよう、香嵐渓の紅葉の見ごろや楽しみ方を紹介します。自動車でアクセスする方必見の迂回ルート情報も満載です。

香嵐渓の歴史と名前の由来

入口近くに「香嵐渓」と赤い字が書かれた大きな石があります

香嵐渓(こうらんけい)のもみじは、香積寺11世の三栄(参栄)和尚が、江戸時代の1634(寛永11)年に植えたのが始まりといわれています。三栄和尚は、美しい自然をより美しくとの願いをこめて、巴川沿いの参道から香積寺にかけて楓、杉などを、般若心経を一巻詠むごとに一本植えていきました。

その後、大正から昭和の始めに住民の手により植え足され、現在に至っています。1930(昭和5)年に、同地を訪れた大阪毎日新聞社社長が「飯盛山からの薫風は、香積寺参道の青楓を透して巴川を渡り、香ぐわしいまでの山気を運んでくる。山気とは、すなわち嵐気也」と言ったことから“香嵐渓”という名が付いたといわれています。

巴川の清流に映える約4,000本のモミジは絶景で、今や全国的にも有名な紅葉スポットになっています。現在、香嵐渓にはイロハカエデやヤマモミジなど11種類のモミジがあり、変化に満ちた色とりどりの鮮やかさは見事です。赤い橋(待月橋)との競演もすばらしく、見る人の心を躍らせます。

なお、2018年の紅葉の見ごろは、11月上旬頃から色づき始め、11月中旬頃から下旬頃と予想されています。紅葉の見ごろは、今後の天候によって変動しますので、最新情報を確認して出かけましょう。

香嵐渓散策で押さえておきたいポイント

駐車場を降りてすぐ目に入る美しいモミジの景色。この時点でもう感動!

香嵐渓の入口の橋(巴橋)から上流約1.2キロメートルに渡って、東海地方随一の紅葉が楽しめる渓谷美が続いています。「香嵐渓はモミジのトンネルが美しい」と多くのガイドブックで紹介されています。香積寺まで続く山道の両脇には、香嵐渓の代名詞であるモミジが茂り、確かにトンネルの中を歩いているかのようです。

香嵐渓は川沿いに上下二段の遊歩道がありますので、行きと帰りはそれぞれ別の遊歩道を歩くのがおすすめです(筆者的には上の段の遊歩道からの景色がおすすめです)。

なお、2018年11月1日(木)から11月30日(金)まで開催される「第63回香嵐渓もみじまつり」の期間は、21:00まで山全体がライトアップされ、夜の幻想的な景色が楽しめます。

ライトアップされた幻想的な香嵐渓

前泊&裏ルートで渋滞なく香嵐渓へ

鳳来寺山のもみじも大変美しいです。画像は東照宮に向かう途中に撮影しました

筆者は、「香嵐渓は凄く混むよ!」といろいろな人から言われていたため、渋滞を避けるために休みを2日取り、しかも木曜日に宿泊施設に前泊をして香嵐渓にチャレンジすることにしました。

宿泊施設として選んだのが、新城市にある「はづ合掌」という合掌造りの宿です。なぜこちらの宿を選んだのかというと、新城市には鳳来寺山という紅葉で有名なスポットがあり、今回は”鳳来寺山の紅葉を楽しんだうえで、さらに香嵐渓で紅葉を楽しむ”という「ダブルもみじ作戦」で臨もうと考えたからです。

ちなみに「はづ合掌」は、1日5組限定の宿です。川のせせらぎに包まれて入る露天風呂、食材の恵みを堪能できる料理、木の温もりあふれる空間の居心地のよさで、日頃の慌ただしさを完全に忘れることができます。また、徳川家康ゆかりの鳳来寺山(東照宮)の紅葉も十二分に堪能することができます。

さて、ここから香嵐渓に向かうのですが、朝8:00過ぎに新城市を出て、国道257号を北上します。約50キロメートルの道のりですが、裏ルートのためまったく渋滞することなく、約1時間で香嵐渓に到着します(天候、交通事情による)。ノーマルなルートではありませんが、こうしたアプローチの仕方もあります。

香嵐渓までの交通アクセス(渋滞対策も紹介)

香嵐渓に一番近い駐車場は既に満車でした

続いて香嵐渓への一般的なアクセス方法について紹介しましょう。

●自動車の場合
【東海方面から】
・東海環状自動車道・豊田勘八インターチェンジ下車、国道153号を飯田方面へ13キロメートルで香嵐渓へ
・猿投グリーンロード力石インターチェンジ下車、国道153号を飯田方面へ9キロメートルで香嵐渓へ

【関東方面から】
東名高速道路・豊田ジャンクションから東海環状自動車道・豊田勘八インターチェンジを下車。国道153号を飯田方面(東)へ約13キロメートルです。もしくは、東海環状自動車道・豊田松平インターチェンジを下車。県道39号を東へ約14キロメートル(ETC付き普通車の場合は、鞍ヶ池スマートインターチェンジ下車、約12キロメートル)です。

【関西方面から】
東名阪自動車道、伊勢湾岸自動車道経由、東海環状自動車道・豊田勘八インターチェンジを下車。国道153号を経由し、県道39号を東へ。もしくは、東海環状自動車道・豊田松平インターチェンジを下車。県道39号を東へ。以降、【関東方面から】と同様です。

水面に映る香嵐渓の紅葉も見逃せない

●公共交通機関(電車・バス)の場合
・名鉄三河線豊田市駅下車、名鉄バス矢並線(足助行) 約45分
・名鉄名古屋本線東岡崎駅下車、名鉄バス岡崎・足助線(足助行) 約70分
※東岡崎駅経由での帰路便は18:00以降ありません。注意してください。
・愛知環状鉄道 八草駅下車、オーワバス“香嵐渓直行バス” 約60分
※2018年11月10日(土)から11月30日(金)まで機関限定で運行

上記の時間は、あくまで平常時です。紅葉シーズンは、到着時間が計算できないほどの渋滞になります。特に早朝の第一便に乗り遅れますと、一本道の国道153号はまったくといってよいほど動かなくなります。それなりの覚悟が必要です。

多くの人でにぎわう秋の香嵐渓

香嵐渓への渋滞を避ける方法としてもっともシンプルな方法は、朝早く出発することです。ただ、スケジュールに余裕がない方もいることでしょう。ちょっとした対策を紹介します。それは渋滞する国道153号を避けて、迂回ルートを使う方法です。

具体的には、稲武方面から香嵐渓に向かう県道11号のルートを使います。かなり遠回りにはなるものの、ほぼ確実といってよいほど国道153号より早く着きます(天候、交通事情による)。ぜひ試してみてください。

■第63回香嵐渓もみじまつり
・住所:〒444-2424 愛知県豊田市足助町飯盛
・開催期間:2018年11月1日(木)~11月30日(金)
・URL:http://asuke.info/event/nov/entry-705.html

いかがでしたか。香嵐渓の紅葉の見ごろや楽しみ方、そして、自動車でアクセスする方必見の迂回ルート情報を紹介しました。全国屈指の紅葉スポット香嵐渓で、秋の休日を過ごしてみませんか。

なお、紅葉の見ごろは、今後の天候によって変動しますので、最新情報を確認して出かけましょう。

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