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200年以上続く良縁成就のお参り 岐阜県飛騨市で「三寺まいり」を開催

2018年01月14日

岐阜県飛騨市に200年以上も前から続く冬のお祭り「三寺まいり」をご紹介します。お祭りの当日は、たくさんの和ろうそくの火が街を照らし、幻想的な雰囲気が漂う中、円光寺、真宗寺、本光寺の三つの寺を巡る人々でにぎわいます。毎年1月15日に開催され、良縁成就のお参りとしても知られる岐阜県飛騨市の「三寺まいり」に、ぜひお出かけになってみてはいかがでしょうか。

良縁成就のお参り「三寺まいり」とは!?

岐阜県飛騨市に200年以上も前から続く伝統行事

岐阜県飛騨市は、2018年1月15日(月)、飛騨市古川町界隈にて「三寺まいり」を開催します。「三寺まいり」とは、岐阜県飛騨市に200年以上も前から続く伝統行事で、文字通り、円光寺、真宗寺、本光寺の三つのお寺を巡る冬のお祭りです。

「三寺まいり」は、宗祖親鸞聖人の遺徳を偲び、命日である前夜の1月15日に、円光寺、真宗寺、本光寺の三つの寺を巡拝し、読経、説法を厳かに受けたのが始まりだといわれています。

それから長い時を経て、明治、大正時代、糸引きの出稼ぎに行っていた娘たちが正月に帰省し、晴れ着姿で巡拝するようになった「三寺まいり」は、密かに男女の出会いの場にもなっていたそうです。そこから、今では良縁成就のお参りとも呼ばれています。

現在では、「三寺まいり」を盛りあげようと街には和ろうそくが灯され、かつての風習に倣い、華やかな和服に身を包んだ女性たちが、良縁に預かろうとはるばる遠方から訪れます。

200年以上も続く「三寺まいり」の魅力

やさしい灯りに包まれる街並み

毎年1月15日の夜に華やかな和服に着飾った女性たちが、良縁成就を祈りながら、円光寺、真宗寺、本光寺の三つのお寺を巡る「三寺まいり」が飛騨市古川町の冬の風物詩となっています。

「三寺まいり」の魅力は、何と言っても街の灯りです。深々と降り続く雪の中、和服姿で巡拝する女性たちを、街の中に配された和ろうそくの灯りがやさしく包み込みます。「千本ろうそく」と呼ばれるこの祭事は、町内を流れる瀬戸川沿いに設置された長い燭台に、良縁成就を願って和服姿の女性たちが和ろうそくに火を灯していきます。

また、「千本ろうそく」とあわせて「とうろう流し」も行われます。お祭りの当日は、瀬戸川の川面がとうろうで彩られると、「千本ろうそく」の無数の灯りと相まって、飛騨市古川町の街並みがやさしく揺れます。

1日だけのお祭り「三寺まいり」の楽しみ方

特設会場「門前市」にならぶ特産品の屋台

年に1日だけしか開催されない伝統行事「三寺まいり」を楽しむには、やはり和服姿で参加するのがよいでしょう。やわらかな和ろうそくの灯りと共に200年の伝統を感じながら、和服姿で雪の瀬戸川沿いを歩いてみたいとは思いませんか。

1月15日のお祭り当日は、観光案内所が着物レンタルを行っています。着物はもちろんのこと、肌襦袢や足袋、羽織まで和服一式を貸し出しています。しかも、うれしいことに着付けまでしてもらえます。

もうひとつ、取り上げておきたい「三寺まいり」の楽しみがあります。それは、特設会場「門前市」にならぶ特産品の屋台です。郷土食の五平餅をはじめ、飛騨牛コロッケに飛騨牛串焼き、牛もつ煮込み、イワナの塩焼き、鶏ちゃんから揚げなど、飛騨の和グルメが味わえる市場です。なかでもこの日だけしか販売しない酒蒸しまんじゅうは売り切れ必至なので、ぜひお早めに。

会場(飛騨市古川町)へのアクセス方法

最寄りとなる駅はJR高山本線飛騨古川駅

「三寺まいり」が開催される岐阜県飛騨市古川町へ行くには、列車の利用が便利です。会場の最寄りとなる駅は、JR高山本線飛騨古川駅です。飛騨古川駅から「三寺まいり」のメインとなる円光寺、真宗寺、本光寺の三つのお寺へはそれぞれ数百メートルの距離です。

車で行く場合は、JR高山本線飛騨古川駅を目指すとよいでしょう。この時期は積雪していることがあり、また、夜間になると道路が凍結することがあります。チェーンもしくはスタッドレスタイヤを装着していきましょう。飛騨古川駅の横に若宮駐車場(無料)と、円光寺のそばに飛騨市役所駐車場(無料)があります。

200年以上も前から続く岐阜県飛騨市の冬のお祭り「三寺まいり」。今年の冬は良縁を探しに「三寺まいり」に出かけてみてはいかがでしょうか。


■ 三寺まいり(岐阜県飛騨市古川町)
・最寄駅: JR高山本線飛騨古川駅
・開催日: 2018年1月15日(月)
・URL: https://www.hida-kankou.jp/santera/

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