まだまだある、カナダ・ノースウエスト準州でのオーロラの楽しみ方

公開日 : 2021年11月12日
最終更新 :
宿を一歩出れば、空に広がるオーロラ
宿を一歩出れば、空に広がるオーロラ

施設滞在型のオーロラ観測のベースとなる、ウィルダネス・ロッジと観測施設についてご紹介します。オーロラ観測とアクティビティだけが目的という人はロッジ滞在、街歩きも楽しみたいという人はイエローナイフに宿泊してオーロラ観測施設に行くというのがおすすめです。

町中を飛び出し、郊外のロッジへ

町中を飛び出し、郊外のロッジへ
郊外のウィルダネスロッジでオーロラ鑑賞

イエローナイフでのオーロラの観賞方法については、「施設滞在型」と「ハンティング型ツアー」がありますが、「施設滞在型」の究極の形が、ロッジ滞在タイプです。
通常の滞在型では宿泊はイエローナイフのホテルで、夜になると郊外のオーロラ鑑賞施設へと移動します。

ロッジ滞在タイプだと最初から郊外にある小さなロッジに移動し、宿泊します。ロッジがあるのは、大自然のど真ん中! 周囲にはロッジ以外一切の明かりがないので、外に出たらそのままオーロラが観賞できます。
とにかく自然の中でゆっくりと過ごしたいという人にはうってつけです。昼間に楽しむアクティビティもロッジで行っているので、飽きることなく過ごせますよ。

おすすめのロッジ5軒

おすすめのロッジ5軒
トラウト・ロック・ウィルダネス・ロッジ

イエローナイフ近郊には数多くのロッジがあり、その数は大小含めて20軒前後あります。そのなかで今回のおすすめの5軒をご紹介。

水上飛行機でアクセス
水上飛行機でアクセス

■ブラッチフォード・レイク・ロッジ(Blachford Lake Lodge)
イエローナイフの南東約80km、ブラッチフォード湖の湖畔に建つロッジです。イエローナイフからは水上飛行機でアクセスします。小高い丘の上にメインロッジがあり、内部にはかわいい先住民族のクラフトなどが飾られていて居心地は抜群。アウトドアのホットタブやサウナなどの設備も充実しています。
2011年にはイギリスのウィリアム王子とキャサリン妃が滞在したことで世界的に話題になりました。
・URL: https://blachfordlakelodge.com

夏のイエロー・ドッグ・ロッジ
夏のイエロー・ドッグ・ロッジ

■イエロー・ドッグ・ロッジ(Yellow Dog Lodge)
イエローナイフの北に位置しており、ブラッチフォード・レイク・ロッジと同じく水上飛行機でアクセスします。メインロッジのほか1棟建てのプライベートキャビンもあり、ファミリーからハネムーナーまで幅広い人気があります。
キャビンにはオーロラ観測にぴったりのバルコニーがあり、またアウトドアのホットタブからオーロラを観るチャンスも。秋には夜の湖クルーズも催行しています。
・URL: https://yellowdoglodge.ca/ja/home-4/

雪上車に乗ってロッジへ
雪上車に乗ってロッジへ

■トラウト・ロック・ウィルダネス・ロッジ(Trout Rock Wilderness Lodge)
グレート・スレイブ湖に面したロッジです。冬にはイエローナイフから雪上車またはホグランドという雪上戦車を改造した乗り物に乗り約1、5時間でアクセスするというワイルドさがウリです。湖に面したバルコニーがあり、そこからオーロラが観賞できるほかオーロラ・ステーションへのオプショナルツアーも申し込めます。部屋は黄色いメインロッジの中にあり、ややシンプルな造りです。
・URL: https://enodah.com/

■フロンティア・ロッジ(Frontier Lodge)
アクティビティが充実しており、アウトドア派に人気のロッジです。
・URL: https://www.frontierlodge.ca 

■ピーターソンズ・レイク・ロッジ(Peterson’s Lake Lodge)
キャビンとスイート、2種類の客室が用意されたロッジです。
・URL: https://petersonspointlake.com/

ユニークなオーロラ観賞施設

ユニークなオーロラ観賞施設
天から降ってくるようなオーロラブレイクも見てみたい

イエローナイフ滞在型ツアーで訪れるオーロラ鑑賞施設にも、ユニークで個性的なものがたくさんあります。代表的なところは、オーロラ・ビレッジとオーロラ・ステーションの2ヵ所です。

ライトアップされたティーピーがとってもフォトジェニック
ライトアップされたティーピーがとってもフォトジェニック

オーロラ・ビレッジはイエローナイフでは老舗の施設で、湖に面した森の中にティーピーという先住民族のテントがあり、テント内で暖をとることができます。利用者も多いので、オーロラが出ればところどころで歓声があがるためテント内にいてもオーロラが出たことがわかりやすいのもうれしいところ。敷地内にレストランもあり、オーロラ観賞とディナーのパッケージも利用できます。
■オーロラ・ビレッジ
・URL: https://auroravillage.com/

建物の前にはイヌクシュクというイヌイットたちの道標をかたどった像がある
建物の前にはイヌクシュクというイヌイットたちの道標をかたどった像がある

オーロラ・ステーションは、オーロラ観賞のためのロッジで、屋上にオーロラビューのためのテラスがあり、寝そべりながら頭上に出るオーロラを観賞できます。頭上に長い間オーロラが出ると首が疲れたりしますが、これなら心配はありません。
■オーロラ・ステーション
・URL: https://enodah.com/aurora-station/

犬ぞりに乗ってオーロラ観測地へ!
犬ぞりに乗ってオーロラ観測地へ!

また、施設ではありませんが、ベックス・ケンネルではオーロラ鑑賞施設まで移動するのに犬ぞりを利用するツアーもあります。犬たちの息づかいと風を感じながら見るオーロラは何事にも代えがたい経験になります。ただし寒さは非常に厳しいのでしっかりとした準備をしましょう。
■ベックス・ケンネル
・URL: http://www.beckskennels.com/index_Jp.html


■カナダ・ノースウエスト準州の旅行情報:
カナダ・ノースウエスト準州観光局
・URL: https://spectacularnwt.com/japanese 

写真提供:ノースウエスト準州観光局
※当記事は、2021年11月12日現在のものです

■カナダ・ノースウエスト準州の特設ページはこちら
・URL: https://pu.arukikata.co.jp/northwestterritories/
 
■こんな時だから旅を語ろう 特集ページはこちら
・URL: https://pu.arukikata.co.jp/tabiwokataro/

〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
2021年11月12日現在、観光目的の海外渡航は難しい状況です。『地球の歩き方 ニュース&レポート』では、近い将来に旅したい場所として世界の観光記事を発信しています。渡航についての最新情報は下記などを参考に必ず各自でご確認ください。
◎外務省海外安全ホームページ
・URL: https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html

◎厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
・URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
 
旅したい場所の情報を入手して準備をととのえ、新型コロナウイルス収束後はぜひお出かけください。安心して旅に出られる日が一日も早く来ることを心より願っています。

筆者

地球の歩き方書籍編集部

1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』の書籍編集チームです。ガイドブック制作の過程で得た旅の最新情報・お役立ち情報をお届けします。

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