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小次郎vs武蔵 錦帯橋でのソフトクリーム対決が熱すぎる(山口・岩国市)

2018年06月05日

本格スイーツ路線の「佐々木屋小次郎商店」

 木造の五連のアーチで知られる錦帯橋(山口県岩国市)。錦帯橋で、小次郎と武蔵?しかも、ソフトクリーム?と思われるかもしれません。諸説ありますが、岩国市は「小次郎」の生誕地。それにちなんだ、ソフトクリーム専門店が名物になったのをきっかけに、後から「武蔵」の名を冠した店も登場。両者、凝りに凝った策を練り、一方が高級スイーツなら、一方は140種を超えるフレーバー。「錦帯橋」を舞台にライバル争いを繰り広げているのです。

本格スイーツ路線で勝負「佐々木屋小次郎商店」

どのフレーバーがよいか迷います…

 バス乗り場がある側から錦帯橋を渡ると、呼び込みの声が聞こえてきます。その主は、2つのソフトクリーム専門店。このうち、先に開店したのが「佐々木屋小次郎商店」です。

 店長の田原将太さんが「味で勝負」と言い切るように、ティラミス味やチーズケーキ味など高級スイーツさながらのフレーバーが並んでいます。田原さんが本物の味を研究し考えたレシピを基に作られているとか。

チーズケーキ味のソフトクリーム

 オススメは「ベリーベリーチーズケーキ味」。ソフトクリームにかかっているゴージャスなソースも手づくり。フランス産ベリーを使っているそうです。見た目も豪華。

 では、いただきま~す!ん?これはソフトクリームではありません。もはや、チーズケーキそのもの。濃厚でありながら、ベリーのソースの酸味とのバランスがとてもいい!後味がさっぱりしていて、今、こうして書いている最中も、味が口の中によみがえってくるほどの美味しさです。本当にびっくりしました。

高級スイーツ店の味!「ベリーベリーチーズケーキ」

 東京の情報やコンビニのスイーツ売場を欠かさずチェックしているそうなので、次はどんなフレーバーが登場するのか楽しみです。

■佐々木屋小次郎商店
・住所:〒741-0081 山口県岩国市横山2丁目5-32

お茶漬け、ハバネロ、カレー…フレーバーは百種以上!「むさし」

とにかく派手な「むさし」

 おじゃました時点で扱っているフレーバーは、なんと140種以上!店頭には数えきれないほどのサンプルが並び圧巻です。

 開発を担当する永田裕介さんが「罰ゲーム感覚で楽しんでほしい」と話す通り、目につくのはソフトクリームでは考えられないフレーバーの数々。

 お茶漬け、ハバネロ、カレー…ご紹介するために何にするか迷いました。すると、店員さんから貴重な証言が!「私はおいしいと思うんですが、2人に1人の割合で返品されるものがありますよ。」返品率5割!チャレンジしようではありませんか!

店頭のサンプルの多さに圧倒されそう
返品率5割!でも大人気のフレーバー、その正体は…

 その正体は「納豆」!バニラのソフトクリームに専用のミキサーで引き割り納豆を混ぜて完成。見た目はごく一般的なソフトクリーム。でも、よく見るとつぶつぶがあります。もちろん、それが納豆です。

意外に合います!おいしい納豆ソフト

 私は、納豆が好きですが…ひと口目は勇気が必要でした。食べないと味が伝えられない…せーの!

 おや?言われないと納豆だとわからない、と思っていたら、後から納豆の味がしっかりと主張をはじめました。ただ、意外や意外、おいしいんです。納豆臭さを感じないので豆乳のようにも感じます。食べ進めていくと、次第に粘りが!まるでトルコアイスのようです。

トルコアイスのようにねば~る!

店員さんがアイディアを出し合って、どんどん新味が登場しています。ぜひチャレンジしてみてください。

■むさし
・住所:〒741-0081 山口県岩国市横山2丁目1-23

地元民・西村オススメ!錦帯橋は「裏側」も美しい

木造の五連のアーチが美しい錦帯橋

 木造のアーチが五つ連なる姿は、実に壮観です。最初のアーチはなだらかですが、次からは全く違います。急こう配で階段があり、まるで神社の境内に登るような感覚です。

 「ミシッ」。踏みしめるごとに響く音は、まさに木の息吹です。最も高い所で水面から約11m。アーチの下には何も支えになるものがありません。人が歩くたびにフワフワっと揺れるのです。背筋がぞわーっとします。

水面からの高さは約11m!

 でも、そこからの眺めは格別。眼下の錦川は清流としても名高く、鮎釣りを楽しむ人の姿も見られます。そして、せせらぎ。私は高所恐怖症ですが、そのことを忘れさせてくれます。手すりも床板も味があるのでじっくり楽しんでください。

 錦帯橋を渡ったら、河原に下りてみましょう。橋の裏側が見られます。両岸とも階段があり降りられますが、特にオススメなのは、バス乗り場がある岩国地区側。
河原が広く、水量が少ない時期は、真ん中のアーチ近くまで歩いて行けるんです。

下から見上げると迫力満点!

 アーチは巨大な石で組まれた「橋台」に支えられています。その大きさに圧倒されながら、どんどん進んでいくと、橋の裏が見える辺りに到着。

 さあ、見上げてください。複雑に木が組まれていることがよくわかります。巨大なアーチを一本一本の木材が支えているのです。斜め下、真下、少し離れたところ…それぞれ表情が違うのがお分かりいただけるでしょうか。

裏側をよく見ると、木材が入り組んでいるのがわかります
真下から見た木組み
木組みに川の反射光が…

 川に反射した日の光に照らされると、また別の趣があって見ごたえありますよ。

■錦帯橋
・住所:山口県岩国市岩国~横山
・URL: http://kintaikyo.iwakuni-city.net/

<渡って、食べて、渡って、見てがオススメ>

 錦帯橋をまず渡りましょう。すると、そこにソフトクリームの2つの店が目に飛び込んできます。どのフレーバーにするのか…迷っても大丈夫。親切な店員さんがアドバイスしてくれますよ。グループで何種類か買えば、より楽しいはず。

 周辺は武家屋敷のほか、ロープウエーで岩国城がある山にも登れます。帰りもやはり錦帯橋を渡って、仕上げは河原に。そこでオススメ、錦帯橋の裏側をぜひご覧ください。先人たちの技術の結晶に感心させられるはずです。

記事:西村正行
※本記事は、「日本の歩き方」内、「おでかけガイド」に2015年10月8日に掲載されたものです。

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