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冬の山形・山寺(宝珠山 立石寺)へ 見どころ、時間、階段とアクセス方法

2018年01月18日

五大堂からの絶景!

「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」。あまりにも有名な江戸時代の歌人、松尾芭蕉が山形県の山寺を訪問した時に詠んだ一句です。蝉の時期ではありませんが、冬の山寺参拝をレポートします。山寺は、その名の通り、山の上にあります。1000段を超える階段を登ったところには、雪景色の絶景が待っていました。山寺の見どころとアクセス方法などを紹介します。

JR仙山線・山寺駅を降りると、山の上にある「山寺」が!

駅を降りると目の前に山寺が見えます
山寺の高さに圧倒・・・

今回訪問した山寺とは、通称です。正しくは、宝珠山 立石寺といいます。
江戸時代の歌人、松尾芭蕉の「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」の舞台に冬にやってまいりました。
目指す山寺は、JR山寺駅のプラットホームからも見ることができます。「あんな高いところまで・・・」。これから階段で登ることを思うと、少し心配になりますが、気合を入れましょう。なお、荷物が多い方は、駅のコインロッカーに預けることをオススメします。

いざ、山寺を登ろう!

立谷川に架かる宝珠橋からの眺め
山形といえば、さくらんぼ!

趣のある山寺駅舎をあとに、土産物店が並ぶ通りなどを通って、山寺を目指します。しばらく歩くと、駅側と山寺を分ける立谷川に架かる宝珠橋を渡ります。2階建ての建物を超える巨大な石に圧倒されながら歩を進め、右側に曲がるとお土産店などが並ぶ通りになります。そこで、「さくらんぼソフトクリーム」という看板をみつけました。寒いのですが、山形名物のさくらんぼ風味のソフトクリームで、これからの「山登り」のために英気を養いました。

いよいよ、山寺の1000段を越える階段が・・・

山寺の入口の階段。これは、序の口です。

いよいよ山寺の入口につきました。いきなり、階段が出迎えてくれます・・・。これから約1,000段の石段を登りますが、この階段は序章に過ぎません。

ちょっとした上りで1分、立石寺本堂があります。木造の薬師如来像が安置されていますので、この先の安全(無事登れるか!)をお祈りましょう。

松尾芭蕉と「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」

松尾芭蕉の像がありました

本堂を過ぎ、しばらく平坦な道を歩くと本格的な「登山道」となります。その登山道の前に、松尾芭蕉の像が立っています。17世紀、江戸時代の俳人で、知らない人はいないでしょう。ここ山寺は、松尾芭蕉ゆかりの場所なのです。

山門で拝観料を支払いましょう
「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」

本堂から松尾芭蕉の像などを見ながら歩くこと4分ほどで、山門が見えてきます。ここで参拝料を支払い、山門の中に入ると本格的な「登山」となります。
大木が茂る中を石段をひたすら登って行きます。普段の運動不足がたたって、少し息が上がって来ました・・・。歩きやすく、滑りにくい靴で参りましょう。

山門から10分、「蝉塚」に到着します。参道の階段を半分登って、息が切れてきたところにありますので、ちょっと一息つきましょう。この「蝉塚」には、松尾芭蕉が山寺(立石寺)で詠んだ句「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」が刻まれています。この句、日本人で知らない人はいないでしょう。

松尾芭蕉が訪れたのは、蝉が鳴く季節だったようですが、筆者が訪問したのは冬でした。着脱可能な防寒対策で出かけましたが、冬なのにやや汗ばんでいました。大木で直射日光は無いものの、夏の訪問であったら大量に汗をかいたことでしょう。意図したことではありませんでしたが、冬の訪問は正解だったかもしれません。

終盤の「仁王門」に到着!

荘厳な佇まいの仁王門

「蝉塚」で、松尾芭蕉に思いを馳せ、さらに3分程度石段を登ると「仁王門」に到着しました。いよいよ終盤に差し掛かってきました。

仁王門は、1848年に再建された欅の門で、優美な姿をたたえています。ココまで来ると、冬にもかかわらず、汗だくになっていました。くれぐれも着脱しやすい服装で訪問してください。

いよいよグランドフィナーレ 「五大堂」へ!

高いところまで登ってきました。

仁王門をくぐり、高いところまで登って来ました。フォトジェニックな絶景がひろがっています。汗だくで登ってきた甲斐があったというものです。さらに歩を進めると、山寺のハイライトとも言うべき、五大堂です。目の前に、大パノラマが広がります。

いよいよ五大堂へ
額縁越しに見る水墨画のようです。
山寺駅が小さく見えます。

五大堂からの絶景に、しばし見とれてしまいました。松尾芭蕉でなくとも、一句詠みたくなってきます(と、句が浮かばないのが悲しいところです)。先ほど列車を下りた山寺駅が眼下に小さく見えます。1時間に1本程度の列車の音が蝉の泣き声の代わりに聞こえてきました。雪景色の静かな空間にいると、心があらわれるようです。

山寺訪問のベストシーズンは、松尾芭蕉が句を詠まんだ初夏ごろなのだそうですが、冬も静かでオススメです。夏だと、もっと汗だくになって、体力を消耗していたことでしょう。

山寺の参拝時間、アクセス方法は!?

山寺では、階段の上り下りに注意が必要です。

1000段を超える石段を登る山寺の参拝には、駅から山寺「山頂」の「五大堂」との往復で90分程度は見てください。駅から山寺(宝珠山立石寺)の入口まで徒歩で約10分ほどで、入口から「五大堂」まで約30分ほどです。

また、山寺の最寄り駅、JR山寺駅へのアクセス方法は、以下の方法を覚えておくと良いでしょう。

1、JR山形新幹線山形駅から
山形駅と宮城県の仙台駅を結ぶJR仙山線で、山形駅から山寺駅まで約20分

2、JR東北新幹線仙台駅から
仙台駅からJR仙山線で、山寺駅まで約70分(快速列車で約55分)

山寺駅と仙台駅の間には、「仙台の奥座敷」と言われる秋保温泉などもありますので、東京方面から山寺周辺に観光する場合は、往路と復路とで東北・山形新幹線を使い分けても良いかもしれません。

冬の山形・山寺へ、出かけてみませんか。

■宝珠山 立石寺(山寺)
・住所: 〒999-3301 山形県山形市山寺4456-1
・最寄駅: JR仙山線山寺駅
・URL: http://www.rissyakuji.jp/

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