イギリス旅行の起点!ロンドン「セント・パンクラス駅」を使いこなそう

公開日 : 2016年05月31日
最終更新 :
セント・パンクラス駅(右)とキングス・クロス駅(左)
セント・パンクラス駅(右)とキングス・クロス駅(左)

ロンドンの国際ターミナル、セント・パンクラス駅。同駅にはパリやブリュッセルへ向かう国際列車ユーロスターと、主にイギリス中部シェフィールド、レスターなどを繋ぐ国内線が乗り入れています。

セント・パンクラス駅は、イギリスを含めたヨーロッパを周遊しようという人にとって、起点になることが多い場所です。映画『ハリーポッター』でも有名になったレンガ造りの美しい駅舎は、イギリスに行ったことがなくても、知っている人は多いのではないでしょうか。(キングス・クロス駅では9と3/4番線の記念撮影も可能です)

駅構内の行先案内板
駅構内の行先案内板

日本の駅と違い、乗車時間に余裕をもって訪れることが多いヨーロッパでは、駅構内で過ごす時間が日本より長くなりがちです。駅の概要を知っていれば、快適な待ち時間を過ごせます。


たくさんのショップが集まるセント・パンクラス駅

たくさんのショップが集まるセント・パンクラス駅
店が並ぶ駅舎内

セント・パンクラス駅の構内はカフェ、レストラン、回転寿司など食べる場所に困りません。大手小売店マークス&スペンサーもありサンドイッチ、お菓子、水など軽食も購入できます。

雑貨やインテリアを扱う人気ブランド・キャスキッドソンや、百貨店ジョン・ルイス、薬局ブーツ、シャツブランド・ピンクなど、お土産を買い忘れてもイギリスを代表する店舗が一通り揃います。紅茶で有名なフォートナム&メイソンでは、アフタヌーンティーも可能です。

地下鉄への乗り換えもスムーズ
地下鉄への乗り換えもスムーズ

時間に余裕がある場合は1つ上の階へ。ここにあるカフェでは、発着する列車を眺めながらお茶を楽しめます。また忘れてはいけないのが、セント・パンクラス駅は駅舎自体がホテルだということ。値は張りますがここでの宿泊は良い思い出になりますよ。荷物の預り所(コインロッカーではなく有人のもの)も駅構内にあります。



ユーロスターの待合室

ユーロスターの待合室
ユーロスターの待合室

ユーロスターで英仏国境を越える場合、フランスからイギリスに入る際の入国審査は厳しめですが、イギリスからフランスへ行く時は、観光目的の日本人であればフランスの入国審査はそこまで厳しくありません。荷物検査の列以外には、それほど時間をかけず出国後の待合室まで着けるはずです。

目的別に駅を利用して、さらに楽しい旅行にしてみましょう!


筆者

フランス特派員

守隨 亨延

パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。

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