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高原植物の宝庫!室堂駅周辺散策と日本最高所の温泉 (立山黒部アルペンルート)

2020年06月22日

絶景の「みくりが池」 (★)

「立山黒部アルペンルート」縦断の旅、2日目。室堂駅直結の「ホテル立山」で1泊すれば、朝からホテル周辺を散策したり、日本最高所の温泉で日帰り入浴などを楽しむことができます。日本最高所の駅・室堂駅(標高2450m)周辺の見どころなどを紹介します。

室堂駅周辺散策をスタート!

地下水が湧き出る「立山玉殿の湧水」

「ホテル立山」の眼の前に立山連峰の主峰・雄山(おやま)の地下水が湧き出る「立山玉殿(たまどの)の湧水」碑があります。ここから室堂駅周辺散策をスタートとなります。空いたペットボトルに、冷たいおいしい水を汲むのをお忘れなく。

「立山玉殿の湧水」碑から湧き出る水は、立山連峰の主峰・雄山の地下水です。立山トンネルの工事のときに大量に噴出し、工事を難航させたものだといいます。湧水量は1日2万トンと豊富。「全国名水百選」にも選ばれ、冷たくておいしいので飲んでみてください。

美しい山々の光景と高原植物に癒やされて

朝の清々しい風に癒やされて

「立山玉殿の湧水」碑をスタートし、周辺の散策路をまわりましょう。散策路をゆっくり歩いていくと、朝露に濡れた色とりどりに咲く高原植物を見ることができます。さわやかな高原の空気を思いっきり吸い込めば、肺の中が綺麗になるような感覚になるでしょう。

朝露に濡れた高原植物に癒やされて
「血の池地獄」という物騒な名前の池が点在
雷鳥の親子も  ©(公社)とやま観光推進機構

さらに散策路を進むと、赤い色をした水たまりが点在している光景が現れます。この赤い水たまりの正体は「血の池地獄」と呼ばれているものです。水の色が赤いのは、酸化鉄によるものなのだそう。

また、運がよければ雷鳥を見ることができるかもしれません。雷鳥は1955年に国の特別天然記念物に指定され、室堂駅周辺に約280羽(2011年頃)が生息しているのだといいます。

「りんどう池」と地獄谷へ!

噴煙の上がるところも

散策路をさらに進むと「りんどう池(写真手前)」と地獄谷が見えてきます。風向きによっては、卵の腐ったような硫黄の匂いが漂い始めます。これから向かう「地獄谷」からのガスが漂っているのです。

迫力の地獄谷遊歩道

「地獄谷」と呼ばれるエリアの遊歩道を通ると、あちらこちらから湯気が上がっています。また、温泉がボコボコと噴出しているところもあり、遊歩道に温泉の川ができているところも。

日本最高所の温泉、「みくりが池温泉」で日帰り入浴!

白濁の湯で日帰り温泉を楽しんで
男女別の展望内湯が一つずつ (★)

「地獄谷」エリアから、地獄を這い上がるような「心臓破り」の急な階段を登ったところに「みくりが池温泉」があります。2410mの標高に位置する「日本一高所にある温泉」としても知られている名湯です。筆者が訪問したときは、ちょうど昼時。ひと風呂浴びて、ランチにしました。
※2020年7月3日に営業再開予定。

温泉は白く濁った源泉かけ流し100%で、加水・加温を一切していないとのこと。硫黄の匂いがして「温泉に入っているな」と実感できるでしょう。

「みくりが池温泉」は宿泊ができる山小屋ですが、日帰り入浴も可能です。タオルは別売りなので、持参するようにしましょう。

水面に立山を映す水鏡になることも

「みくりが池温泉」でランチをとったら散策を続けましょう。「みくりが池温泉」の眼の前にある「みくりが池」での写真撮影をお忘れなく。筆者が訪問した際は少し風がありましたので、湖面がザワついてしまいましたが……。無風であれば、背後の立山連峰が池の水面に鏡のように映る場面を撮影することもできるかもしれません。絶景のビュースポット、おすすめです。

■みくりが池温泉
・URL: http://www.mikuri.com/index.html

ホテル立山での「連泊」がおすすめ!

本格的な洋食も楽しめる ©Booking.com

室堂駅周辺散策を終え、もう1泊「ホテル立山」に宿泊しました。山の天候は変わりやすく、天候が悪いときの「予備日確保」のために連泊で予約していたのです。

筆者が訪問した際、1日目は雨と曇りで眺望が悪かったのですが、2日目は晴天となりました。「連泊」にしたのが功を奏したといえます。ココまで来て、雨や霧で景色がまったく見えないということもありえますので、できれば余裕を持ったプランニングをしたいところです。2日間とも晴れれば、室堂から立山駅方面に下った「弥陀ヶ原」でハイキングをしてもいいでしょう。こちらも高原植物の宝庫です。2日とも雨なら……、普段の行いが悪かったのだと諦めてください。

「ホテル立山」の客室から富山湾側をのぞむ
富山湾側に夕陽が沈み

「ホテル立山」2泊目のディナーは、洋食をチョイス。沈む夕陽に照らされて、赤く染まる立山連峰などを眺めながらのディナーは格別です。2450mという高地のホテルなのに、本格的な洋食をはじめとした料理を味わうことができるのです。和食では富山湾の新鮮な海の幸なども楽しむことができます。毎日、ヘリコプターで麓から食材を空輸しているからなのだとか。

※2020年7月1日以降の宿泊では、夕食は「和食堂たてやま」のみの提供となる。

レストランの窓からは、夕陽に照らされた立山連峰が見える

夕暮れ時にディナータイムとすれば、立山連峰が夕陽で赤く染まる光景を見ることができるかもしれません。おいしい料理に、美しい景色……。2日目の夜が静かにくれていきました。

なお、「ホテル立山」では「スターウォッチング」と題した星空鑑賞会(開催日は要確認)などのイベントも行われているのだとか。美しい星空を見られるのも宿泊者の特権といえるでしょう。

■ホテル立山
・URL: https://h-tateyama.alpen-route.co.jp/

※ホテル立山は、2020年7月1日宿泊より営業再開予定。レストラン立山や1・2階売店等は6月19日より営業。詳細は、ホテル立山の公式ページ等で確認。
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最新情報を確認してください
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、上記記事内で紹介した施設において、営業時間の変更などの可能性があります。最新情報は、各公式ホームページなどで確認ください。なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の防止を図るため、散策にあたっては、咳エチケットやマスクの着用など、感染拡大防止への取り組みを行いましょう。
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※当記事は、2020年6月21日現在のものです。

※初回掲載: 2018年07月31日

(★)印: 画像提供、立山黒部貫光株式会社

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