ホテル雅叙園東京×有田焼 伝統文化のコラボが実現(東京都・目黒区)

公開日 : 2018年01月06日
最終更新 :

「おいしく食事をいただくには、まずは器から」と言われます。せっかくがんばって作った料理はおいしく食べてもらいたいですよね。特に、和食は器によって見映えががらりと変わるので、どんな器にどんな風に盛り付けるかも料理の腕前のひとつと言えるかもしれません。今回は、料理の盛り付けセンスが磨かれるホテル雅叙園東京の「有田焼スペシャルルーム」をご紹介します。

伝統文化のコラボ「有田焼スペシャルルーム」

伝統文化のコラボ「有田焼スペシャルルーム」
有田焼の器を使った朝食イメージ

株式会社目黒雅叙園が運営するホテル雅叙園東京は、当施設内にて「有田焼スペシャルルーム」を2018年1月10日(水)から2月28日(水)の期間限定で予約受付中です。「有田焼スペシャルルーム」とは、日本有数の伝統工芸品である有田焼とコラボレーションし、客室の調度品や朝食を提供する器を有田焼で揃えた特別な客室です。

今回ご用意した「有田焼スペシャルルーム」の客室はエグゼクティブスイートと呼ばれ、80平方メートルの広さを誇ります。2017年4月にリニューアルして、スタイリッシュな客室に生まれ変わったホテル雅叙園東京自慢の客室です。ワイングラスや茶器をはじめ、花瓶や照明など全7種類の有田焼が客室を彩ります。

「有田焼スペシャルルーム」に宿泊すると、朝食を客室でお召し上がりいただけます。ホテル特製の日本料理をご用意し、有田焼の窯元である「福泉窯」、「やま平窯元」、「福珠窯」からセレクトされた器に盛り付けます。器は、3つの窯元からお好きなタイプを宿泊者自らお選びいただけます。

3つの窯元から用意した朝食の食器

3つの窯元から用意した朝食の食器
福珠窯の食器イメージ

「有田焼スペシャルルーム」に宿泊すると、朝食で使用する器が選べます。選べる器は3つの窯元から厳選して用意しました。「福泉窯」、「やま平窯元」、「福珠窯」の有田焼を代表する3つの窯元です。伝統を守り続ける器ながらも、モダンでスタイリッシュな姿が印象的です。

有田焼の中でも個性的な窯元が揃いました。創始者の福田邦雄が器から幸せが泉のように湧き出ますようと命名した「福泉窯」。そして、現代の生活空間にフィットする新しい有田焼のカタチを目指している「やま平窯元」。最後に、初期伊万里や中国景徳鎮の古染付の伝統を受け継ぐ「福珠窯」。いずれも日本を代表する珠玉の窯元です。

やま平窯元の食器イメージ
やま平窯元の食器イメージ

2017年4月にリニューアルした「ホテル雅叙園東京」

2017年4月にリニューアルした「ホテル雅叙園東京」
ガラスと磁器がひとつになったシャンパングラス

「ホテル雅叙園東京」は、2017年4月に施設名を変更しました。86年ぶりとなる施設名の変更とあわせ、客室をはじめレストランなどのサービス施設のリニューアルを行いました。特に客室は全室70平方メートル以上の空間を確保し、身も心もリラックスして過ごすことができるよう配慮しました。

なお、「ホテル雅叙園東京」でもうひとつ特筆すべきは、Small Luxury Hotels of the Worldの加盟ホテルである点です。通称SLHと呼ばれるSmall Luxury Hotels of the Worldとは、世界80ヵ国、520軒以上の小規模ホテルだけで構成されるグループです。日本国内では、「ホテル雅叙園東京」をはじめ、わずか12軒のみが認定されています。

「ホテル雅叙園東京」への行き方

「ホテル雅叙園東京」への行き方
磁器の素地を彫る陰刻という技法(精華窯・川崎精一)

「ホテル雅叙園東京」へは、電車もしくは車でのアクセスが可能です。電車でお越しの方は、最寄りの駅であるJR山手線、東急目黒線、東京メトロ南北線、都営三田線目黒駅を利用すると便利です。目黒駅の西口から行人坂を下って行くと、目黒川の手前に「ホテル雅叙園東京」があります。

車でお越しの方は、首都高速2号線目黒ランプを利用すると便利です。駐車場が「ホテル雅叙園東京」の地下1、2階にありますが、台数が限られていますのでお早めの来場をおすすめします。

伝統とモダンが見事に調和したホテル雅叙園東京の「有田焼スペシャルルーム」。いつもとは違った朝食をホテル雅叙園東京で楽しんでみてはいかがでしょうか。

筆者

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