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村全体がひとつのホテルに?山梨県に絶景が魅力のコテージ「崖の家」が開業!

2020年08月05日

崖の家

山梨県の小菅村に、絶景が望める自炊スタイルのコテージが2020年8月7日(金)にオープンします。崖の上に建つ2棟の古民家をリノベーションした「崖の家」。東京から約2時間というアクセスのよい立地に建つ、新たな宿泊スポットを紹介します。

分散型ホテル「崖の家」

暖かみのある室内

山梨県の多摩川源流に位置する小菅村は、人口がピーク時の3分の1の約700人まで減少するなど、深刻な過疎高齢化に直面しています。この美しい自然と村の文化を後世に残していくため、古民家再生による地方創生を手がけるEDGEは、山梨県の小菅村との共同事業を企画。「700人の村がひとつのホテルに。」をコンセプトにした、地域全体をひとつの宿に見立てる分散型ホテル「NIPPONIA 小菅 源流の村」プロジェクトを開始しました。

緑に囲まれた崖の上に建つ2棟のコテージ

プロジェクトの第1期として築150年の古民家ホテル「大家」が2019年8月にオープンしました。その第2期にあたるのが2020年8月7日(金曜日)に開業する「崖の家」。村特有の急峻な崖に建つアイコニックな新棟です。

「崖の家」の3つのコンセプト

大きな窓が気持ちのよいベッドルーム

「崖の家」は2棟の古民家をリノベーションした新たな客室棟。“withコロナ”の時代背景も踏まえ、3つのコンセプトに基づき、独自の体験価値を提供していきます。

崖に建っていることがよくわかるベランダ

1. withコロナ時代に合致した三密回避のマイクロツーリズム
新型コロナウイルス感染拡大により、都市近郊への観光(マイクロツーリズム)のニーズが高まっていますが、小菅村は東京都心部から車で約2時間で行くことができ、まさにマイクロツーリズムに絶好の目的地です。

部屋でのチェックイン、チェックアウト
自社ファームでの農作業体験

同ホテルは客室が分散しているため密になりにくい宿泊形態ですが、新棟ではさらにほかの宿泊者に接することのない「部屋でのチェックイン、チェックアウト」、「部屋での食事」、農作業体験ができる「オープンエアでのアクティビティ」など、三密回避の宿泊・観光体験ができます。

4口のコンロが備わるアイランドキッチン
新鮮な食材の数々

2. 「つながる食卓」をテーマにしたローカルガストロノミー
村でとれた魚、土から取り出したばかりの野菜、とれたてそのままの食材を大切な人と手を取り合って料理し、分かち合う。「崖の家」はそんな自炊スタイルのコテージです。

豊富なキッチンツール
村在住のシェフのレシピで作る料理

自社ファームでの収穫体験や旬の食材セットと充実のキッチンツール、みんなで囲みやすいアイランドキッチン、そして地場の食材を熟知した村在住のシェフによるレシピで、ここにしかない食の喜びを共有する場を提供。気軽に本格的なローカルガストロノミーが楽しめます。

すべての部屋から望むことができるマウントビュー(KONAGATA 1)

3. 東山魁夷の絵画を連想させる唯一無二のマウントビュー
「崖の家」 の2棟は、小菅村の特徴的な地形である急峻な崖に張り出すように立っています。その立地により、すべての部屋から一切の人工物に邪魔されない、唯一無二のマウントビューを望むことができます。

自然を眺める贅沢な時間(KONAGATA 2)

春の新緑、夏の深緑、秋の紅葉、そして冬には一面の雪景色となる四季折々の変化。日本画の大家である東山魁夷の代表作「緑響く」を連想させるとの評もある景観を、存分に堪能できます。

まるで自宅のように家族でくつろげるリビング

■崖の家
・開業: 2020年8月7日(金)
・住所: 山梨県北都留郡小菅村1553-6
・アクセス: 青梅ICより車で約70分、奥多摩湖より車で約20分/JR中央本線「大月」駅よりバスで約1時間、JR青梅線「奥多摩」駅よりバスで1時間
・内容: 1棟貸し、キッチン・トイレ・バスルームあり
・料金(全2棟): 客室名 KONAGATA 1=70平方メートル、大人4名定員(添寝可)1名料金(2名1室利用時)4万6200円〜(日帰り温泉付き、1泊2食/食材のみ提供)
客室名 KONAGATA 2=40平方メートル、大人2名定員(添寝可)1名料金(2名1室利用時)3万3000円〜(日帰り温泉付き、1泊2食/食材のみ提供)
・予約: 公式ウェブサイトにて宿泊予約受付中
・URL: https://nipponia-kosuge.jp/
※料金はプランにより異なりますので、公式ウェブサイトを確認してください

分散型ホテルとは?

小菅村の遠景

このプロジェクトの大枠でもある「分散型ホテル」は、その名のとおり、地域内にホテルの客室を分散させるホテルの形態です。兵庫県篠山市で国家戦略特区制度を適用し、2015年10月にオープンした「篠山城下町ホテルNIPPONIA」が全国の先駆けとなりました。
2018年6月の旅館業法の施行後、国家戦略特区でなくても地域に分散した施設をまとめてひとつのホテルとして営業許可を得られることになったことから、「分散型ホテル」は地方創生の切り札として注目を集め、全国に広がりつつあります。

崖の家

今回紹介した宿泊施設もこの形態を適用し、村内に点在する約100軒の空き家を、順次宿泊施設にリノベーションしていくことで、地域内の飲食店、商店、野外体験施設、温浴施設などを積極的に利用してもらい、地域全体で観光客をもてなすことを目的とした事業モデルです。
2019年8月にオープンした第1期プロジェクト「大家」では、築150年を超える地元名士の邸宅「細川邸」(主屋・長屋門の2棟)を改修し、客室4室および22席のレストランを営業しています。第2期プロジェクト「崖の家」では、1棟貸しタイプの客室2棟が新たに開業し、本事業で合計4棟の古民家が活用されることになります。

小菅村と2019年8月にオープンした大家(「NIPPONIA 小菅 源流の村 GRAND OPEN」より)

山梨の気持ちのよい景色を楽しみながら、夏を過ごしてみませんか。

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最新情報を確認してください
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、上記記事内で紹介した施設において、オープン日時の変更や短縮営業、休館の可能性があります。最新情報は、各公式ウェブサイト(URL)などで確認してください。
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※当記事は、2020年7月31日現在のものです

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