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幸福度ランキング世界1位の国フィンランド式、心を落ち着かせる5つの方法

2020年03月28日

フィンランド人が大好きなアイススイミング ©Visit Finland

国際連合による世界幸福度調査で、3年連続で“最も幸福度の高い国”に選ばれたフィンランド。外出や旅行が難しくなっている今の時期に試したい、自宅でできる「フィンランド式の心を落ち着かせる5つの方法」を紹介します。

フィンランドが3年連続で幸福度ランキング世界1位に!

フィンランド人の穏やかで幸福度の高い生活の秘訣とは? ©iStock

2020年3月、国際連合による世界幸福度調査で、フィンランドが3年連続で最も幸福度の高い国に選ばれました。フィンランド人の幸せの秘訣はどこにあるのでしょうか?
フィンランド人を幸せにするもののひとつが、自然です。フィンランドは、国土の約70%を森林が占めています。フィンランド人は森へ出かけ、ゆったりとした時間を過ごして気持ちをリラックスさせることを大切にしてきました。
フィンランドの森林のきれいな空気、静けさと安らぎは格別です。フィンランド人にならい森林へと出かけたいところですが、新型コロナウイルスの影響により、現在は外出や旅行をすることが難しくなっています。そんな今は、自分や家族の健康、ウェルネスに焦点を当てるべき時期かもしれません。Visit Finland(フィンランド政府観光局)が勧める、自宅でできる「フィンランド式の心を落ち着かせる5つの方法」を紹介します。

① 冷たいシャワーで一日をスタート

フィンランドの若者の間では、アイススイミングがちょっとした流行に ©Aku Pöllänen/Visit Finland

フィンランド人はサウナと同じくらい、冬に泳ぐのを好みます。氷水に飛び込む醍醐味は、水から上がった際に体中に沸き起こる感覚にあります。体が乾き、血液やリンパ液の体内循環が活発になり体が温まるにつれ、精神を安定させるホルモンであるセロトニンとドーパミンが多く分泌され、ストレスが解きほぐされるそうです。
自宅でこの感覚を得る簡単な方法は、冷たいシャワーを数分浴びることです。朝、一日の始まりに行えば、リフレッシュしてその日をスタートできるでしょう。冷たいシャワーと暖かいシャワーを交互に浴びてサウナのように寒と暖を体感すれば、体内の循環もさらに高まります。
※この健康法は体の状態、持病などによっては命に関わるリスクとなります。高血圧症、心臓病などの既往症があるなど、少しでも不安を感じる人は医療機関に相談して許可を得てから行いましょう。

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② 読書を通して世界を知る

親子で読書の時間を楽しもう ©Visit Finland

フィンランド人にとって読書は欠かせません。2016年には国連から“最も識字率の高い国”に選ばれました。また、図書館利用率の高い国として知られ、人口550万人の国で、年間6800万冊が貸し出されています。
フィンランドには多くの図書館がありますが、中でも2019年にオープンしたヘルシンキ中央図書館「Oodi」は、“世界の最も優れた公営の図書館”に選ばれています。

ヘルシンキ中央図書館「Oodi」 ©Tuomas Uusiheimo/ Visit Helsinki /Visit Finland

自宅にいる時間が増えている今こそ、読書の時間を増やしてみませんか。本を通して、世界の文化に触れることができます。フィンランドを知る手がかりとして、フィンランド文学の象徴「ムーミン」に関する本を読むのもおすすめです。今やムーミンは、フィンランド人のアイデンティティを語るうえで欠かせない存在となっており、子供から大人まで広く愛されています。

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③ ソファに寝転んで、森の散歩をイメージする

森はフィンランド人のルーツといわれるほど、重要な場所 ©Julia Kivelä/Visit Finland

フィンランド人は常に森とのつながりを大切にしてきました。気持ちを落ち着かせてくれる緑、広葉樹や杉や松のような針葉樹の葉が風に吹かれてサラサラと鳴る音……。フィンランド人にとって森は自分たちを守ってくれる存在であり、リラックスできる場所なのです。
森の中でたった15分間過ごすだけで、脈拍が安定し、体がリラックスするということが、科学的にも証明されています。実際に森に行けないときは、目を瞑ってソファで体を伸ばしてみましょう。そして、フィンランドの森を散歩する自分をイメージしてみましょう。目の前のストレスから解放されるかもしれません。

④ シナモンロールを焼いて、美味しいひととき

フィンランド人にとって重要な「pullakahvit」の時間 ©Harri Tarvainen/Visit Finland

フィンランド語には「パンとコーヒー」を意味する「pullakahvit」という特別な言葉があります。家で手作りをしたり、外食や仕事で同僚と食事する時も使われている、フィンランド人にとって親しみ深い言葉です。フィンランド人にとってpullakahvitは一日の中でとても重要な時間で、大切にしています。
Pullakahvitとして食べられ、フィンランド人に愛されている「コルヴァプースティ」は、シナモンロールをフィンランド風に焼いてカルダモンというハーブをかけた菓子パンのことです。フィンランドのシナモンロール「コルヴァプースティ」を参考に、自宅でシナモンロールを手作りして「pullakahvit」を楽しんでみませんか。家の中がシナモンの香りでいっぱいになり、幸せな気持ちになることでしょう。フィンランドの子供たちをまねして、牛乳と一緒に食べるのもおすすめです。

⑤ オンラインで思いを巡らせよう(美術館に行く代わりに)

自宅のソファでフィンランドの美術館を巡ろう ©Emilia Hoisko/Visit Finland

フィンランドの現代美術は、実験的なアーティストが主導するものから、広告のギャラリー、重要な芸術機関まであらゆるシーンがあり、とても発展しています。フィンランド人と自然との密接な関係は、フィンランド芸術のインスピレーションの源になっており、フィンランド人は心を落ち着かせ、居心地の良い空間にするためにアートを使うといわれています。
フィンランドの美術館やギャラリーに簡単に行くことはできませんが、オンラインでバーチャル・フィンランドアートツアーをするのはいかがでしょうか。有名なフィンランドの芸術家・Akseli Gallen-Kallelaの450点以上の作品を含むコレクションを持つ「アテネウム美術館」のバーチャルツアーや、新世代の2020年のエキシビジョンが見れる「Amos Rex 」美術館のインスタグラムをチェックしましょう。

●ヘルシンキ・アテネウム美術館 バーチャルツアー
https://artsandculture.google.com/partner/ateneum-art-museum


●「Amos Rex」インスタグラム
https://www.instagram.com/amoskonst/?hl=sv

新型コロナウイルスの影響によって外出が難しくなってきている今だからこそ、自宅でできるフィンランド式の心を落ち着かせる5つの方法を試してみませんか。フィンランドが幸福度ランキング世界1位に選ばれ続けている理由を体感できることでしょう。


※当記事は、2020年3月24日現在のものです。

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