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ハワイのビーチの定番「ワイキキビーチ」を徹底解説!

2020年06月11日

「これぞハワイ」と呼ぶべき美しい景色だ ©iStock

常夏の楽園、ハワイ。世界中の人々が憧れる屈指のリゾートですが、ハワイと聞いてまず何を思い浮かべますか? 太陽の光にキラキラと反射する波、思いおもいの時間を過ごすたくさんの人で埋め尽くされた白い砂浜、美しいブルーの海の向こうにそびえるダイヤモンドヘッド……。そんなTheハワイともいえる光景が広がる、ワイキキビーチではないでしょうか。ひとくちにワイキキビーチといっても、8つビーチの総称でもあり、実は奥が深い場所なのです。そんなハワイで最も有名で、たくさんの人が集まるワイキキビーチを徹底解説します。

【はじめに】2020年6月11日現在、観光目的の海外渡航は難しい状況です。『地球の歩き方ニュース&レポート』では、昨今の世界情勢をふまえ観光地情報の発信を抑制してきました。しかし、2020年5月31日で「期間限定の電子書籍読み放題サービス」が終了したこともあり「近い将来に旅したい場所」として、世界の現地観光記事の発信を2020年6月以降、再開することにいたしました。

世界各地のまだ行ったことのない、あるいは再び訪れたい旅先の詳しい情報を入手して準備をととのえ、新型コロナウイルス禍収束後は、ぜひ旅にお出かけください。安心して旅に出られる日が一日も早く来ることを、心より願っています。

ハワイのビーチといえばワイキキビーチ

ハワイ旅行はまずワイキキビーチからスタートしたい ©iStock

●ワイキキビーチとは
西はヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチ・リゾートがあるデューク・カハナモク・ビーチから、東はビーチサイドレストランのミッシェルズ・アット・コロニーサーフなどがあるアウトリガー カヌー クラブ・ビーチの約3kmにわたって延びるビーチの総称です。名称は厳密に決まっているわけではありませんが、だいたい8つのエリアに分けられています。

●ワイキキビーチの歴史

ワイキキビーチを訪れれば、ハワイに来たことをより強く実感できるだろう ©iStock

そもそもワイキキとは、ハワイ語で“ワイ”=「水」、“キキ”=「湧き出る」という意味。今のワイキキからは想像できませんが、200年ほど前はタロイモ畑や清冽な真水が湧き出る豊かな湿地帯で、王族たちの保養所でもありました。しかし、20世紀初頭にリゾート開発が始まったことにより、湿地帯だった場所は埋め立てられ、カリフォルニアやオアフ島北部のノース・ショアなどから白砂が運ばれ、ワイキキビーチが完成したといわれています。実はワイキキビーチは人工のビーチなのです。

ワイキキビーチを構成する8つのビーチ

ワイキキの中心からはやや離れているがのんびりするには絶好のビーチ

そんなワイキキビーチを構成する、それぞれのビーチをご紹介します。特徴が微妙に異なるので、自分の旅のスタイルにあったビーチを見つけてみましょう。

●デューク・カハナモク・ビーチ
元オリンピック水泳選手でもある「デューク・カハナモク」の名前にちなんだビーチ。ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチリゾート前にあります。波が穏やかで、すぐそばにデューク・カハナモク・ラグーンと呼ばれる子ども連れに人気のスポットもあるので、ファミリー層が多いのが特徴です。

【BEACH DATA】
人の多さ: 多め
シャワー: あり
トイレ: あり

●フォート・デ・ルシー・ビーチパーク

ローカルの若者が比較的多い

米軍保養地フォート・デ・ルシー前にあるビーチ。散策道や広い芝生エリアがあり、日向ぼっこやランニングをするローカルも多く見かけます。木陰になる場所もあるので、ちょっとした休憩に便利。

【BEACH DATA】
人の多さ: 普通
シャワー: あり
トイレ: あり

●グレイズ・ビーチ

小さめのビーチなので人は少なめ

ラグジュアリーホテル、ハレクラニ前にある小さめのビーチ。海の中には、カウェヘウェヘと呼ばれる山からの淡水が湧き出る場所があり、かつて王族がここで体を癒したといわれる治癒のパワースポットとしても知られています。

【BEACH DATA】
人の多さ: 少なめ
シャワー: なし
トイレ: なし

●カハロア&ウルコウ・ビーチ

これぞハワイといった写真を撮るならここで

ピンク・パレスと呼ばれるロイヤル・ハワイアン・ラグジュアリー ・コレクション・リゾートからモアナ サーフライダー ウェスティン リゾート&スパ前あたりを指します。カタマラン船などが多く停泊し、サーフレッスンも多く行われるビーチ。実はここからプリンス・クヒオ・ビーチあたりまでのビーチを一般的な「ワイキキビーチ」を呼ぶことが多いです。

【BEACH DATA】
人の多さ: 多め
シャワー: なし
トイレ: なし

●プリンス・クヒオ・ビーチ

遠浅なので子供でも安心のビーチ

「庶民の王子」と呼ばれたプリンス・クヒオが所有する土地だったことから名づけられたビーチ。ワイキキのほぼ中心に位置し、どこからでもアクセスがいいうえ、防波堤に囲まれていて波がほとんどないので家族連れにおすすめです。火・木・土曜の18:30〜19:30に無料のサンセットフラショーが開催されていて、ハワイらしい雰囲気を堪能することができます。

【BEACH DATA】
人の多さ: 多め
シャワー: あり
トイレ: あり

●クイーンズ・サーフ・ビーチ

木陰があり、日除けにぴったりな場所も多い

カピオラニ公園前にあるビーチで、ワイキキ水族館前までを指します(別名カピオラニ・ビーチパーク)。適度に大きめの波が立つため、ボディボードのスポットとして人気。ビーチヨガやランニング、ビーチバレーを楽しむロコの姿も多く見かけるビーチです。

【BEACH DATA】
人の多さ: 普通
シャワー: あり
トイレ: あり

●サン・スーシ・ビーチ

ニューオータニ・ホテルの前なのでホテルゲストがほとんど ©iStock

カイマナ・ビーチとも呼ばれるビーチ。ニューオータニ・カイマナ・ビーチ・ホテルの前に広がり、ワイキキ中心部から少し離れているため人が少なく、のんびりしたい人におすすめです。また、LGBTの人たちを多く見かけるビーチとしても有名。

【BEACH DATA】
人の多さ: 少なめ
シャワー: あり
トイレ: あり

●アウトリガー カヌー クラブ・ビーチ
ミッシェルズ・アット・コロニーサーフなどがあるアウトリガー カヌー クラブ・ビーチ前に広がる小さなビーチ。波が穏やかで、ワイキキの景色を一望することができます。ワイキキの中心部から20〜30分ほどかかるため、初めてのハワイで訪れる場合は避けた方が無難かもしれません。

【BEACH DATA】
人の多さ: 少なめ
シャワー: なし
トイレ: なし

混雑する時期・エリアや穴場スポット

混雑する場所は砂浜が人で埋め尽くされるほど ©iStock

●混雑する時期
年間を通すと、基本的にはオンシーズンといわれる5〜10月が混み合います。特に、ゴールデンウイークや夏休みのある7〜9月が最もにぎわっているといえるでしょう。1日のなかで言えば、お昼前の9〜11時、午後の14〜16時が比較的人が集中する時間帯です。

●混雑するエリア
前述の通り、いわゆるワイキキビーチと呼ばれるカハロア&ウルコウ・ビーチ〜プリンス・クヒオ・ビーチ間が最もアクセスがよいため、特ににぎわいます。混雑するビーチは、初めての海外という場合、人がたくさんいるという点では安心感がありますが、同時に置き引きも多発するため、十分に注意が必要です。

●比較的人の少ないスポット
ワイキキビーチ全体だと、比較的東側のエリアの方が人は少なめ。ホテルが密集している場所から少し離れていることもあり、クイーンズ・サーフ・ビーチは広い割に人が少ないので、のんびり読書やおさんぽをするのにおすすめです。

ビーチでの注意点

ハワイの日差しは強烈。パラソルなどがあると安心だ ©iStock

●パラソルなどのレンタル事情
ビーチでは、タオルやゴザなどを引いて寝そべるだけでも気持ちがよいですが、パラソルやベンチなどがあると日陰ができ、より快適に過ごせます。しかし基本的にはレンタルで有料なので注意が必要です。ただしレンタルは誰でも可能で、その場でお金と必要数を伝えれば陽気なスタッフが設営もしてくれるので簡単。レンタル会社は後述するお店を参考にしてください。また、オンザビーチのホテルによってはパラソルが無料サービスとしてセットになっている場合もあるのでホテルのサイトなどで確認してみてくださいね。

●置き引きやスリに注意
ハワイ旅行のトラブルで最も多いのが、ビーチでの置き引き。特に日本人はよく狙われてしまうので注意が必要です。対策としては、ビーチへ貴重品を持っていくのを避けることが一番。普段使いのお財布は持っていかず、必要最低限の現金やカードを小さめの小物入れに入れるなどして分けるといいでしょう。
また、泳ぐ時は必ずひとりは残って荷物番を。顔をタオルなどで隠して日光浴をする人も多く見かけますが、こちらも盗難に合う可能性があるので、なるべく避けましょう。荷物に紐をつけるなどして対策を。

●ビーチでの禁止事項
ハワイでは、パブリックのビーチや公園での飲酒や喫煙が禁じられています。また、飲食をした際のゴミなどの投げ捨てはもってのほか。近年、プラスチックゴミなどが原因で一部の海洋生物が絶滅の危機に瀕しており、汚染も進み深刻な状況になっています。
これを受け、ハワイでは2021年からサンゴ礁を劣化させる有害な化学物質を含む日焼け止めの販売を禁止する法律が成立するなど、環境の保全に力を入れています。ハワイの自然からパワーをもらう私たち旅行者こそ、美しいハワイの海を守るために上記のマナーを守るよう心がけたいですね。

ビーチでレンタルを利用する

ビーチレンタルを利用すれば楽しみ方のバリエーションが広がる ©iStock

●ワイキキ・ビーチ・アクティビティズ
大型のビーチパラソル、ビーチチェア、ブギーボードやカヤックをはじめビーチレンタル用具が一式揃います。レンタル用具以外にも、スタンドアップパドルボートやサーフィンのレッスンも行っており、日本語がわかるスタッフがいるので安心。ビーチチェア$18.80、パラソルは$34.80など。
・URL: https://www.waikikibeachactivities.com/index.html

●コア・ビーチ・サービス
軍事用施設のハレ・コア・ホテル近くに位置するビーチレンタルショップ。こちらもパラソルやビーチチェア、カヤックやサーフボードが気軽にレンタルできます。浮き輪やスノーケルセットなどもレンタルできるので、子供連れのファミリーなど海遊びを充実させたい旅行者におすすめです。ビーチチェア1時間/$6、カヤック1時間/$15など。ホームページから事前予約もできます。
・URL: https://koabeachservice.com


おすすめのアクティビティ

ハワイでサーフィンデビューする人はじつは多いのだとか ©iStock

●サーフィン
実はハワイが発祥の地とされているサーフィン。かつては王族だけが許された遊びだったそうです。現在のハワイでは、各地のビーチでサーフィンを楽しむ人々を眺めることができますが、ワイキキビーチももちろん例外ではありません。
ただし、初心者であるならば、必ずレッスンを受けることをオススメします。ワイキキビーチは人が多いため、衝突事故もその分多く発生してしまうからです。レッスンでは、サーフィンならではのマナーやルールも教えてくれ、万が一何かあったときも先生がついてくれるので安心。波に乗れた時の爽快感は、一度味わってしまったらやみつきになってしまうかも。

●SUP(スタンドアップパドルボード)

サーフィンに自信がない人は、スタンドアップパドルボードから始めるのがいいだろう

最近若者を中心に人気なのが、ボードの上に立ってパドルを漕いで進むスタンドアップパドルボード。安定感のあるボードの上は体幹やバランス感覚を鍛えられることから、ヘルスコンシャスなロコにも人気があります。サーフィンと違って、数回練習すれば初心者でもすぐに乗れるようになるので簡単に楽しめるのがポイント。ワイキキビーチではビーチレンタルで借りることができます。

●ビーチヨガ

ビーチヨガは早朝のビーチで行うことが多い

早朝のワイキキビーチで行う、波の音を聞きながらのヨガ。波打ち際でポーズをとったり、砂浜に寝転がったりと、ビーチならではのヨガが楽しめるのが魅力です。ハワイのパワースポットでもあるビーチを感じながらのヨガは、心も体もリフレッシュできる特別な時間になること間違いなし! ヨガの催行会社などから予約をして申込可能。

ワイキキで外せないグルメたち

エッグスンシングスは日本に上陸済みだが、やはり本場の味も堪能したい

●「エッグスンシングス」のパンケーキ
言わずと知れた、パンケーキブームの火付け役。ほんのりバターが香る生地に、たっぷりのフルーツと盛りに盛ったタワーのようなホイップクリーム! 絵に描いたような美しいパンケーキは、ハワイ滞在中一度は味わってほしいマストグルメです。「エッグスンシングス」はパンケーキ以外にも、ロコモコやオムレツなど朝食の定番メニューはどれも絶品なのでぜひオーダーしてみてください。
・URL: https://eggsnthings.com

●「ステーキシャック」のプレートランチ

一流ステーキハウスに引けを取らないクオリティと話題の店

フォート・デ・ルシー・ビーチパークのすぐそばにあるステーキプレートランチの専門店。オンザビーチにあり、ビーチで遊んでいる途中やビーチ帰りにぴったりです。テイクアウト専門ですが、お店のすぐそばにベンチとテーブルがあるので、ワイキキビーチを眺めなら食事をすることができます。またオーダーを受けてから焼くステーキはビーフ、ポーク、チキンの3種でかなり本格的。ガッツリ食べたい時にオススメです。
・URL: https://steakshackhi.com

金曜日の夜は花火が見られる

ローカルにとっては週末の訪れを知らせる合図でもある ©iStock

ワイキキビーチでは毎週金曜日に、花火が上がるのをご存知でしょうか? これは「ロッキン・ハワイアン・レインボー・レビュー」というヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチ・リゾート内で行われるダンスショーのクライマックスで打ち上がるもの。近くにいなくても、ワイキキ内にいれば一度は目にしたことがある人も少なくないと思います。
花火は、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチ・リゾート内にあるデューク・カハナモク・ラグーンのすぐそばから打ち上がります。時期によって変動はありますが、だいたい19:45〜20:00に打ち上がるので、30分くらい前にスタンバイしておくといいでしょう。近くで見るならデューク・カハナモク・ラグーンやアラワイ・ボート・ハーバー付近、遠くから全景を眺めたいならプリンス・クヒオ・ビーチとクイーンズ・サーフ・ビーチのちょうど境からビーチへ向かって延びるワイキキウオールという防波堤がオススメの観賞場所です。

まとめ

ワイキキビーチは早朝、夕方の景色も美しい ©iStock

アクティビティを楽しんだり、砂浜でボーッと寝転んだり、読書をしたり……。さまざまな楽しみ方ができるワイキキビーチ。初めて訪れる人はもちろん、ハワイを知り尽くした人でさえ、最終的にワイキキビーチが一番という人もいるそうです。
それは、ハワイのリゾートを印象づけた象徴的な場所であると同時に、かつての王族たちが体を休めていたという真のパワースポットとして、訪れる人すべてに癒しを与えてくれる、唯一無二の場所だからではないでしょうか。

TEXT: オフィス・オハナ
PHOTO: オフィス・オハナ、iStock

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※本記事の観光情報は2020年5月15日現在のものです

〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
2020年6月11日現在、ハワイへの日本からの観光目的の渡航はできません。渡航についての最新情報、情報の詳細は下記などを参考に必ず各自でご確認ください。
◎外務省海外安全ホームページ
・URL:  https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
◎厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
・URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

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