「世界三大○○」シリーズ第2弾 いつかは訪れてみたい「世界三大夜景」

公開日 : 2018年03月04日
最終更新 :
「世界三大夜景」
「世界三大夜景」

巷でよく耳にするのが、「世界三大○○」というフレーズです。世界三大料理といえば、「フランス料理」「中華料理」「トルコ料理」、また、世界三美術館といえば、「メトロポリタン美術館」「ルーヴル美術館」「エルミタージュ美術館」といわれています。では、世界三大夜景といえばドコかご存知でしょうか。海外旅行好きならば、ぜひとも知っておきたいものです。今回は、知っているようで、意外と知らない世界三大夜景を紹介します。

「100万ドルの夜景」と称される香港の夜景

「100万ドルの夜景」と称される香港の夜景
高層ビル群が建ち並ぶ ©iStock

「世界三大夜景」のひとつは、香港の夜景です。香港随一の夜景スポットとして知られるビクトリア・ピークへは、急勾配な斜面をピークトラムに乗って行きます。山頂に着くと、眼下には高層ビル群が建ち並び、その先にはビクトリア湾や九龍島といった大パノラマが広がります。

香港の夜景の見どころと言えば、光と音楽のレーザーショー「シンフォニー・オブ・ライツ」でしょう。毎日20:00より約10分間に渡り、ビクトリア・ハーバー沿いの高層ビル群から放たれたカラフルなサーチライトやレーザービームが、音楽に合わせて香港の夜景を彩ります。

「シンフォニー・オブ・ライツ」 ©iStock
「シンフォニー・オブ・ライツ」 ©iStock
カラフルなサーチライト ©iStock
カラフルなサーチライト ©iStock

光と闇のコントラストが際立つ函館(日本)の夜景

光と闇のコントラストが際立つ函館(日本)の夜景
左側が函館湾で、右側が津軽海峡 ©iStock

「世界三大夜景」のひとつは、函館(日本)の夜景です。函館随一の夜景スポットとして知られる函館山へは、ロープウェイを使って行きます。山頂まではロープウェイでわずか3分という近さで、函館の街が手が届きそうなくらい目の前に見えます。

函館の夜景の見どころと言えば、両側に見える海でしょう。左側が函館湾で、右側が津軽海峡です。海沿いの街路灯が光の縁どりとなって大きな弧を描き、街明かりに艶やかな曲線美をもたらします。街の光と海の闇のコントラストが、函館の夜景を一層引き立てます。

山頂まではロープウェイで3分 ©iStock
山頂まではロープウェイで3分 ©iStock
手が届きそうな函館の街 ©iStock
手が届きそうな函館の街 ©iStock

橙黄色の灯りに包まれるナポリ(イタリア)の夜景

橙黄色の灯りに包まれるナポリ(イタリア)の夜景
旧市街地を走る一直線の通り ©iStock

「世界三大夜景」のひとつは、ナポリ(イタリア)の夜景です。ナポリ随一の夜景スポットして知られるポジリポの丘へは、丘の麓から出ているケーブルカーを使って行きます。展望広場からは、丘の上に広がる高級住宅街、遠景にはヴェスヴィオ火山やサンタルチア地区の古城、卵城(カステロ・デル・オーボ)が見えます

ナポリの夜景の見どころと言えば、橙黄色の灯りでしょう。「スパッカナポリ」と呼ばれる一直線の通りを中心とした旧市街地が、間接照明のようなやわらかな灯りに包まれます。ナポリ湾に目を向けると、ヨットが停泊するおだやかな水面が淡い光に揺らめきます。

やわらかな橙黄色の灯り ©iStock
やわらかな橙黄色の灯り ©iStock
水面に淡い光に揺らめく ©iStock
水面に淡い光に揺らめく ©iStock

<番外編>ゴールドに輝くモンテカルロ(モナコ公国)の夜景

<番外編>ゴールドに輝くモンテカルロ(モナコ公国)の夜景
高級ホテルやカジノ、レストランが建ち並ぶ ©iStock

番外編としておすすめしたいのが、モンテカルロ(モナコ公国)の夜景です。モナコ公国は、地中海のコートダジュールに位置する山と海に囲まれた国です。同国の北東部にあるモンテカルロには、高級ホテルやカジノ、レストランが建ち並び、夜になるとよりより一層華やかさを増します。

輝くハーバービュー ©iStock
輝くハーバービュー ©iStock
山と海に囲まれたモンテカルロ ©iStock
山と海に囲まれたモンテカルロ ©iStock

いかがでしたか。知っているようで、意外と知らない世界三大夜景を紹介しました。次の海外旅行は、世界三大夜景を巡ってみてはいかがでしょうか。

筆者

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