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【東南アジア】シンガポールからマレー半島を北上しマレーシア、タイへ。多様な歴史と文化に彩られた国々を巡り、感動の連続を体験する『地球の歩き方』らしさにあふれた旅

2021年12月22日

世界中のバックパッカーたちが歩いてきたルートをたどれば旅ロマンが満載

陸上での「国境」を持たない私たち日本人にとって、その言葉からは旅のロマンが感じられます。ヨーロッパ大陸などでは鉄道やバスで国境を越えながらの旅は一般的ですが、アジアにも比較的容易にできる国々があります。マレー半島に連なる、シンガポール、マレーシア、タイです。それぞれが強烈な個性を放ちながら、しかし文化や歴史を共有し、緩やかに繋がっている国々。国境を越えて巡るアジアの旅では、連続する新鮮な発見や驚きを体験できます。各地で生まれた多彩な食文化もまた、旅の大きな楽しみです。記事の最終段落には、このエリアを実際に周遊するツアーのご案内も! どうぞ最後までお楽しみください。

豊かな都市国家シンガポールに息づく民族の系譜

カラフルなプラナカン式ショップハウスが建ち並ぶシンガポールのカトン地区

今や国際競争力ランキングでは常にトップクラスという豊かな国シンガポール。徹底した合理主義のもと驚異的なスピードで国力を高めてきましたが、イギリス植民下で貿易港として繁栄しながらも、その後に連邦を結成したマレーシアから追放され、都市国家として独立せざるをえなかった歴史があります。

真っ先にイメージされるのは林立するモダンな高層ビル群やラッフルズホテルなどのコロニアル史跡ですが、波乱の歴史の中でもこの熱帯の小さな島に根付いてきた民族のるつぼでもあり、それぞれの文化や民俗を残し、伝え、物語る「チャイナタウン」「リトル・インディア」「アラブ・ストリート」などの地区が点在しています。

そしてシンガポールとマレーシアの西海岸で生まれた独自の伝統文化もあります。15世紀後半以降にやってきた中国系移民の男性が現地の女性と結婚し、その子孫が中国、マレー、ヨーロッパの文化を融合して築いた独自の生活スタイル「プラナカン」です。

シンガポールでプラナカン文化を色濃く残し続けているのがカトン地区。建ち並ぶプラナカン建築はネオ・ゴシックやバロックといった西洋の建築様式が取り入れられ、パステルカラーに彩られてフォトジェニック。プラナカンでは女性たちをニョニャと呼び(男性はババ)、刺繍が施された美しいブラウスと腰布の華やかな衣装「サロン・ケバヤ」に身を包みます。シンガポール航空の女性キャビン・アテンダントのユニフォームはこれがモチーフです。色鮮やかなビーズ刺繍や陶器なども有名で、カトンにあるお店ではこれらを手に入れることもできます。

さまざまな民族がモザイクのように共存するマレーシア

マレー文化の礎が生まれた世界遺産マラッカ

多民族国家マレーシアでは、各民族が伝統文化を大切に守り続けながら共存しており、よくモザイク模様に例えられます。マレー系のイスラムの香りを強く漂わせながらも、中国、インド、そしてプラナカンと、多彩なシーンを見られる魅力的な旅先です。
世界遺産マラッカ(ムラカ)は15世紀に興った王国が築いた都であり港湾都市。マレー文化の礎はここで生まれたとされています。東西交通の要衝マラッカ海峡に面し、最初に中国文化が入り、シンガポールと同様、プラナカン文化が花咲きました。その後はポルトガル、オランダ、イギリスと西洋列強に支配されていきます。町の始まりとなった砦から、教会、モスク、中国寺院と、その怒涛の歴史を物語る遺産が数多く残されています。

イギリス統治時代に紅茶文化が醸成されたマレーシアではアフタヌーンティーも食文化のひとつです。マラッカではノスタルジック&モダンの名門ホテル「ザ・マジェスティック・マラッカ」のアフタヌーンティーをお楽しみください。マラッカ海峡に浮かんでいるように見えるマラッカ(ムラッカ)の海峡モスクも、人気のスポットです。マラッカ島と呼ばれる出島にあり、蒼い海、青い空、白亜のモスクのコントラストが幻想的な世界に誘ってくれます。

マラッカからさらに車で2時間ほど北上すれば、マレーシアの首都クアラルンプールです。近未来都市として変貌し続けているクアラルンプールの象徴であるペトロナス・ツインタワーは入場することをおすすめします。41階と42階に架けられたスカイブリッジ、86階の展望台からは、まさに天空からの絶景をお楽しみいただけます。

マレー半島の西海岸に浮かぶペナン島は「東洋の真珠」と呼ばれています。アジアを代表するビーチリゾートとしてかつて一世を風靡しましたが、近年はヒストリカル・スポットとして人気があります。19世紀から20世紀前半にかけてシンガポール、マラッカとともにイギリスの「海峡植民地」だった歴史があり、中心地ジョージタウンはマラッカとともに世界遺産に登録されています。中心部のハーモニー・ストリートには、19世紀に建てられたキリスト教会、中国寺院、イスラム教モスク、ヒンズー教寺院が並んでいます。このようにひとつの通りで異なる宗教が共存する光景はまさに「ハーモニー」であり、ペナン島の魅力そのものです。

過去と未来が交錯する旅人の楽園タイ

美しいアンダマン海に浮かぶリゾート島プーケット

ペナン島から北に向かえば、いよいよ最後の国タイへ。マレー半島の西側、アンダマン海に浮かぶプーケットは世界的なビーチリゾートですが、近年はペナンと同様、歴史の島としても人気があります。16世紀から18世紀にかけ錫の採が掘行われ、ポルトガル、オランダ、中国の福建省などから商人が集まる国際貿易港として繁栄しました。中心地のプーケット・タウンには当時のシノ・ポルトガル様式の建築が残され、ブティック・ホテルやレストラン、カフェ、ショップにリノベーションされています。ノスタルジックでフォトジェニックなことから、若い世代にも「エモい」風景に出会える島として支持を集めています。

旅の終わりはバンコク。東南アジアのイメージをそのまま具現化したような熱帯の熱気とパワーに満ちた大都市は、生粋の多くの旅人たちが旅を始める地、あるいは終わらせる地として、いつの時代にも選ばれてきた、まるで旅の聖地のような町です。ここでも最近のブームは「映えるスポット」。仏陀の生涯を描いた輝く天井画で話題のワットパクナムは、バンコクの新たな名所です。バンコクには何度来ても新しい魅力が見つけられる奥深さがあります。

「地球の歩き方」×「クラブツーリズム」の共同企画ツアー

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※当記事で紹介している内容は必ずしもすべてツアーに含まれているわけではありません。ツアー商品ご検討の際は、必ず行程の詳細をご確認ください

TEXT: 梅原 トシカヅ(アナパ・パシフィック) 
PHOTO: iStock


※当記事は、2021年12月20日現在のものです

〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
2021年12月20日現在、国によってはいまだ観光目的の渡航が難しい状況です。『地球の歩き方 ニュース&レポート』では、近い将来に旅したい場所として世界の観光記事を発信しています。渡航についての最新情報は下記などを参考に必ず各自でご確認ください。
◎外務省海外安全ホームページ
・URL: https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
◎厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
・URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
旅したい場所の情報を入手して準備をととのえ、新型コロナウイルス収束後はぜひお出かけください。安心して旅に出られる日が一日も早く来ることを心より願っています。

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